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第466話

「……シタくなっただろ?」 「……うぅ……」 そんな色っぽい瞳で見つめられて、そんなことありませんなんて言うわけないだろ。 悪い笑みを浮かべつつ、俺のパンツを脱がしていく手際の良さに俺に拒否権がないことを思い知る。だけど悔しいかな、それが求められてる感じがして嬉しい…… 「そんなにしたい?」 「……したいよ」 「……うへへ……嬉しい……」 「……」 「怒らせちゃったって思ってたし。霧緒に捨てられちゃうかとか、ちょっと考えてみたりしたから……良かったぁ」 ぼそぼそ呟いてる間も、霧緒の手が指が俺の身体を撫でてくるから、体温がどんどん上がっていくのがわかる。 太ももの内側にキスをされると、キュッとお尻が敏感に反応した。 「そんなこと、考えたのか」 「うん、考えたよ。だから早く謝ろうと思って……あ……あん……っ」 「気持ちイイだろ」 霧緒の手が、俺の下着の上から下半身を包み込み、優しく擦ったり揉んだり……見る見る熱がそこへ集まり、余裕がなくなってしまうし、霧緒のモノが欲しくて、後ろがキュンと疼いてくる。 「あ、あ……はう……気持ちイ……霧緒の……あれ欲しい……」 「………おっきいの?それともちいさいの?」 そう言いながら、カチャカチャベルトを外して、ボロンと硬くなったモノを目の前に晒した。 ……えーと、これが小さかったら俺のはなんでしょうか?それと別にね、ちんこが小さいって言った訳じゃないんですよ。 そう思いながら、ベッドの上に四つん這いになり、霧緒の熱く硬くなったそれに鼻先を寄せて匂いをくんくんと嗅ぐ。 嫌悪感のない、寧ろ好ましい香りを確認してから、それを口に含みペロペロ舐めて味わっていく。 すっごく熱い……こんなに俺に興奮してくれてるんだよな。 霧緒が帰ってくるまでの間、友子さんが教えてくれた。 霧緒が後輩の篠島に、凄く嫉妬したんだろうって。 俺は篠島のことをそんな対象で見たことがなかったから信じられないし、そもそも嫉妬なんてしなくていいのに、「あの子にとってはやっぱり面白くないのよ」だって…… そうなのかな……霧緒はモテるから俺はいつも不安に駆られるけど…… バレンタインの時とかも、霧緒に近づいてきた女は思い切り牽制しちゃったけど、それと同じ感じなのかな?だってあいつらは明らかな下心があるんだぞ? 今回は俺だけど?篠島が俺を狙っているようには思えないですよ。 でも、でももしそうだったら……嫉妬してくれたなら…… 「…………はぁ……はむ……んン……」 ……スゲー嬉しいなぁ。

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