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第501話 *
霧緒
「うぁ……っ……」
「はは……これだけで感じてる?」
「……そこ……そこばっかり……触んな……よ」
「……他も触って欲しい?どこがいい?」
とかとか言いながら尖った乳首をぺろりと舐めると、面白いくらい身体が跳ね上がる。
舌の先を使って丁寧に舐め、片方の乳首は指で摘まんで可愛がってやると甘い吐息がこぼれ始めた。
「は……はひ……あん……っ」
感じてしまいたまらず身体をくねらせる仕草が色っぽい。
色っぽさの欠片もなかったこいつだけど今は明らかに色気がある。
普段は見ることはできないから他人は知ることはない艶のある姿だ。
……色気がなくてもいいと思ったけれど、恋人がこうエロく変化してくれるのは正直言って嬉しいものだし、俺の手によって変えられていると思うとたまらない気持ちになる。
乳首だけでハヒハヒ言ってるし、下半身のあれもすでに勃っているのが分かって可愛くて仕方がない。
……この姿見てるだけでスッゲー興奮する。
そう思えば思うほど愛おしくて身体にキスしたいし舐めたい。
……そうそう俺って舐めるの好きだよな……詩の身体は今まで結構舐めてるものな……
過去の色々な経験を思い返しても、こんな行為は詩以外にしたことがない。
だからこんな性癖が自分にあったのかと当時新発見したのを覚えている。
首筋から鎖骨に舌を這わせ被りつきチュッと吸い付いていく。
互いの掌を重ね合わせ、ぎゅっと握りしめた。
「……詩……俺スッゲーしたい」
「……う、うん……」
「だから声……気をつけろよ?」
「ふぇ……っ!うわ!………っ!」
詩のパジャマのズボンと下着を一緒に脱がして全て脱がしてやる。
詩の手を取り指先にキスをして唇を這わせ、腹の柔らかな部分に触れていく。
下腹部から太ももを撫でて熱く硬くなっているモノに触れた。
「あ……」
「詩……可愛い……こんなに濡れてる。まだ何もしてないのに」
「う……だって……触ってもらうの久々だから……」
「そうだな」
勃っている陰茎をやんわりと握って上下にしごいてやる。
くちゅくちゅ……とやらしい音がしてきて興奮してしまう。
「あ……ぁ……あ…………ん」
「ヤバ……凄い先から濡れてきて詩気持ちいい?」
「……ン……気持ち……い……って聞かない……で……あ……ぁ……っやだ……」
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