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第503話

「……って俺も早く詩の中に挿れたい」 ぺろりと下唇を舐めながら囁く霧緒の吐息は熱い。 素早く下に穿いていたスウェットと下着を脱ぎ、さっき押し当てていたモノが飛び出す。 思わずそれに触れた。 熱い……それに硬いし…… わかってはいるけど俺のよりおっきい…… これが俺の尻に入るのかって思うと不安になるけど……入るんだから不思議だ。 「……舐めていい?」 「はは……いいよ……」 布団に腰を下ろし両足を開く霧緒に四つん這いで近づき、それに触れキスをした。 何度もキスをしてぺろりと舐めそれを増やしていく。 唾液で湿っていくと滑りがよくなるから舐めやすくなるし口内で愛撫しやすい。 ヒクヒクして霧緒が官能的な溜息をつく……俺のお口で感じてくれてるのがわかると嬉しい。 頭をよしよしと撫でてくれると忠実ワンコになったみたいな気になる。 「……っ……詩……もういいぞ」 「……」 「これ以上はヤバいから……ほら」 「ん………」 四つん這いの俺を起き上がらせ、仰向けになる。 用意していたローションを手にし、トロトロの液体を指に絡ませて俺の尻に塗り込んでいく。ほぐしてあるから霧緒の指は難なく密部へと滑り込んでいった。 「………ふぁ………」 「うん……柔らかくなってる………」 「………ん」 「俺以外にここ使ってない?大丈夫か?」 そう言いながら挿入された二本の指が内側からスリスリと刺激してきて身体がビクってなる。 「え!……ひゃんっ!ば、馬鹿っ!なんだよそれっ!」 「なんて冗談だよ。浮気なんてありえないものな……」 「馬鹿っ!そんなこと冗談言ってないで早く……っ」 「……ん?」 「早く……挿れて」                                      「ッ!……せっかちだな。エロ詩。言われなくても挿れるし」 素早くゴムをつけ、密部に熱い陰茎が押し当てられる。 それだけで興奮しドキドキしてしまう自分がいる。だって早く欲しいんだもの! エロ詩って言われたの初めてだけど、そんなの言われたって何とも思わないもんね!久しぶりの圧迫感はちょっと苦しいけど心は幸せでいっぱいだ。 「……っ!あぁ……っ!」 「……くっ……せっま……大丈夫か?」 「ん!うん……大丈夫……ひあぁ……」 苦しいけど、興奮マックスで霧緒に抱き着いた。お腹の中に霧緒のが入ってて……ちょっとした刺激でも気持ちよく思えてしまって息が荒くなる。 「……うぁ……スッゲー気持ちいい……動いていい?これ直ぐイク……」 「わあぁ……霧緒だってエロい顔してる……その顔ヤバい」 「……へぇ……どうヤバい?」 「………超………キュンキュンする~~」

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