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第504話
顔が……っ!
その官能的な顔は俺の脳内を抹殺する!それくらいのエロ顔だ!エロ顔はうざいように素早くTシャツを脱ぎ捨てるけどそんな姿も無駄にカッコいい。
乱れた前髪の隙間から除く無機質な瞳はギラギラとしていて、長い睫毛がまた色っぽいし、すっとした鼻筋と形の良い唇は少し薄めでそこから覗く赤い舌が……
「エロ~~い!っあ!……っあん!!」
「だから声……気をつけろって」
「……す、すみません……」
霧緒か腰をグリって動かすから思わず大きな声を上げてしまった!焦ってしまった。
慌てて口を両手で塞ぐと、それを見た霧緒が鼻で優しく笑い、再び動き始めた。ゆっくりとした腰の動きは少しずつ腹の奥を突き始める。
腰の動きが少しずつ大きくなると、内蔵が圧迫されて苦しい。刺激によって一気に体温が上がっていくのが分かった。
……っ!!!
あ!どうしようっ!
超気持ちがいい!内側のいいところに当たる度にエッチな声が出てしまいそうになる。
それを押し殺しながら快楽を受け入れいると身体が溶けてしまいそうだ。
身体が熱く汗が出てそのままトロトロになってしまいそうなほどで翻弄される。
「あ……っあんっ!……っ!……っ!ふぐぁ」
急に乳首をきゅっと摘ままれて小声だけど変な声が出ちゃったじゃないか!
もうっ!
指先でクニクニされると、腰がズクンと抜けそうに感度が増してしまう。
「そんなことされたら……っまた……ひぁ……っ……!!」
「……っ!く……っ」
ギリギリまで引いた霧緒のモノが一気に奥まで挿入され背中が弓なり反り返る。奥まで挿れたまま腰を押し当て、中を掻き回すように動かすのが堪らなく感じる。
「スッゲー……詩の中がしまった。これ……ヤバい……」
「ん!んん!……っ!!」
ヤバいのはこっちもだ!!って心の中で叫んだ。叫んだらばあちゃん起きるかもだし、今叫ぶと恥ずかしい喘ぎ声しか出ない気がする。だから必死に耐えた。だけど奥に当たる度に気持ち良くて胸がいっぱいになる。
うあああ……
今霧緒とエッチしてる。
もう超幸せ……このままずっと一緒にいたいよ。離れたくないよ~。
また離れちゃうかもって思うと苦しいし寂しい。離れたくない。離れたくないけど霧緒のためなら頑張れる。
これからこの先も俺は霧緒と一緒に生きていきたい。支えていきたいなって思う。
だから大丈夫。寂しくても大丈夫。
ああぁ……
こんなにも大好きな人がいるっていうのは幸せなことだぁ。ってなんかさ、絶賛エッチ中だけどそう思ってしまった。
叫ぶ代わりにぎゅっと霧緒に抱きついた。
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