霧緒 身をよじり離れはじめた彼を腕の中に引き戻す。 ん？ 足に触れるこの違和感。 「…」 あー さっきのキス…気持ちよかったのかな？ 感じちゃった？ 朝だしキツいよね。 すぐもとには戻らないし、苦しいのは俺も男なのでよくわかる。 「…責任とるね」 「ちょ！ちょっと先輩いい！いいからっ！！」 するりと手を萩生の下着の中に滑り込ませる。 熱を帯びた彼のを包み込む。 「あ……っ」 下着とパジャマを膝まで脱がす。 あまり開拓されていない綺麗な半身だ。 「く…はぁ……」 は…漏れてくる声が予想外に…いい。 興奮する。 … 俺のも勃ってるし。 んー後でトイレで処理しよう。 「や…んっ…んん！」 ちょっと扱いてやると、先端はあっけなく飛沫をあげ俺の手にふりかかる。 胸に赤い顔を押し付けスウェットを握りしめている姿は何とも言えない。 癖のある決して美味しくない言えないえぐい味。 「濃いな…普段あんまり抜いてない？」 「ややっいや！！先輩早く手洗ってっ！！」 顔を赤く青く半泣き状態で騒ぐ萩生はやっぱり可愛くて… おでこにキスした。