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第53話

玲二から荷物を受け取り、具合が悪いことにして早退させてもらった。 「俺、保護者~」 宮ノ内先輩と並んで学校を後にする。 学校から家までは歩いて20分位。 「…先輩まで早退しなくても良かったのに」 「え、なんで?このまま詩も俺んちいくんだよ?」 「え!」 「さっきの続き…するから」 「!!」 先輩はにっこり笑顔で答える。 さ、さっきの続き…ですか…。 「詩ばかり気持ちよくなってずるい」 「ぶっ!!」 ちょっと鼻水でちゃった!!! 「ほんと酷いよね。この辛い気持ち…男ならわかるよね?」 じろりと睨まれる。 もももしかしてさっき…先輩のあそこも反応してたのかな? もしそうなら苦しいはず…で、でも俺相手に…反応するの? 俺は…気がついたら…先輩のキスが気持ちよくて反応してしまったわけで… ああ…今考えても恥ずかしい… 久しぶりの先輩の家。 … なんか二人無言… 二階の先輩の部屋に上がるまで…緊張していてどう歩いたか覚えてなかった。 部屋に着くなり宮ノ内先輩に後ろからきつく抱きしめられる。 !! 「もう…我慢の限界…」 耳元に先輩の熱い吐息がかかりざわざわする。 「せ、先輩…」 「…どうする?突き飛ばす?足蹴りして逃げる?」 …あー前に突き飛ばしたのやっぱり根に持ってますね? 「…逃げない…けど!あのー俺…こういうのはじめてで…よくわからないからどうすれば…っていうか…やっぱり俺抱かれる方?…なんだよね?」 「……俺のこと抱きたいの?」 口元が笑っているのがわかる… だから耳元で囁くのやめて… 「…いや…」 「俺は抱きたい…詩のこと」 「…は、はい。お、お手柔らかに…おおお願いします」 先輩は笑って俺と向き合うと顎を指で上に向けさせ唇を重ねてきた。 薄く開いていた唇の隙間に舌を這わされる。 そのままヌルリと口内にそれが侵入してくると、舌先同士が軽く触れ…生々しい感触に思わず身体が反応する。 いつの間にかベッドに仰向けに寝かされ先輩が俺に覆い被さっていた。 指の背で軽く頬を撫でつけると右手で顎を固定され更に深く口づけをされる。 口内深く侵入した舌は歯列の裏側なぞり俺の舌に絡みつく。 「!んっ…!」 だ、だからっ! 息が…できないっ!! てんで素人の俺はまたもや窒息死しそうだ! そんな様子に気づいたのか、 「…だから…詩…鼻で息して…」 先輩の目元は赤らみ熱を帯びていていつもと違って余裕がなさそう。 俺の下腹部に押しつけている塊…先輩の下肢が反応している。 俺に先輩が欲情していると思うと胸が高鳴る。 ネクタイやシャツやズボンはどんどん剥ぎ取られあっという間に丸裸にされてしまった。 は、恥ずかしすぎる!! 上から下まで舐めるような先輩の視線を感じる。 うわー!見ないでっ!!!きっと俺は耳まで真っ赤なはず。 「詩…可愛い」 妖艶な微笑みがぞくりとさせる。 自分のネクタイを強引に外しにワイシャツを脱ぐ先輩がむっちゃカッコよくて見とれてしまった。 うわわわわカッコいい!!!エロカッコいい!!! しかし先輩の下着から出てきた自分と同じモノが視界に入るとリアルな現実に引き戻される。 …ちょっと待って…あれ俺と同じモノ? 大きさも色もなんか違う先輩の陰茎に脳内真っ白になっていると、 先輩がニヤついて俺の手を取りそこに触れさせる。 !!! 「…初めてキスした時からずっと我慢してた…責任とってね」 おでことおでこをこすりつけながらそう囁く。 目の前にある先輩は瞳は妖艶でギラギラしてて獣と同じ目をしていた。

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