耳、首筋から胸腹部まで宮ノ内先輩の舌が這いまわる。 ところどころきつく吸われると何とも言えないじいんとした痛みが残った。 先ほど一度達している俺のはすでに先端から先走りが垂れ赤く腫れあがっている。 先輩のキスが気持ちよくて意識が溶けていく。 「はう………んんっ、んっ」 先輩の手が俺の陰茎をなぞると身体が反応してしまう。 「…！あ…んっ！！」 …自分の口から洩れる声が女みたいで…嫌だ… 手で口をふさごうとすると先輩の手に邪魔される。 「はっ！…！！ちょっ…！！」 「ダメ。詩の喘ぐ声…すごい興奮するから…」 とか言いながらまた唇を重ねられれば喘ぐこともできないですよっ！ 強引なキスに反して俺のあそこを包む手は焦らすように優しくて…身体が溶けてしまいそうだ。 いやらしく自然と腰が動く。 あぁ… もう気がどうにかなりそうなんだけどっ！！！ 半分泣きそうになりながら先輩の腕にしがみつく。 そう思ったのもつかの間…今度は強烈な刺激が襲う。 「わ！ああっ！…んっ！」 急に先輩の手は俺の幹を上下させ亀頭をぐにぐに刺激し始め全身に押し寄せる波は一点に集中する。 「あ…あっ…！ふ…んんん…！！！！」 くちゅくちゅ卑猥な音が脳裏に響く。 敏感になっているそこはあっけなく飛沫を飛ばして先輩の手と自分の腹を汚してしまった。 「はぁ…はぁ…ん」 「詩…可愛い…」 チュッとキス。 その声はとてもエロくて…ドキドキする。 「はぁ…せんぱ…エロ…い……」 息が荒いくてちゃんと喋れない。 先輩は愛おしそうに俺の少し腫れた左頬に口づけする。