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第58話*
霧緒
本当に今日一日中、詩のことを考えてた。
昨日のセックスが気持ち良すぎて…
好きな人に…あんなに男前なことを言われたら顔には出さないけどさ…浮かれるでしょ。
俺一度フラれてるし?
恋人の柔らかでしなやかな身体や感じた時に零れる声。
そんなこと考えてたら学校終わってたし?
目の前に好きな人がいたらとまらない。
マジ…全然足りない。
こんなに夢中になるものか…。
笑っちゃうくらい脳内は詩のことばかりでうける。
だから詩の部屋に入るなり…
え?え?って言う間にベッドに座らせてキスをしながらシャツのボタンを外していった。
もう触りたくて仕方がない。
シャツがはだけて現れるぺたんこの胸は紛れもなく男だ。
胸の突起に触れても感度は微妙。
だた舐められる行為が恥ずかしくて慌てる詩だど、続けていくうちにそこは赤く染まり刺激に敏感になるように変化していった。
少しずつ身体が反応し始めることに満足する。
キスをして口内を掻きまわせば感度はさらに増す。
真っ赤な顔して声が出るのを我慢する詩が可愛い。
息がかかるくらいの距離で詩の顔を見詰めるのが好き。揺らいだり真っ直ぐ俺を見る瞳に興奮する。
唇が濡れてエロいな。
そうしてると詩の下半身が変化してるのがわかる。
素直に反応してまじ可愛い。
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