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第59話 R18*
霧緒
ズボンを脱がしてみたら、うっすら下着が濡れていて…詩の顔は恥ずかしさで顔を赤く染めていた。
下着の上からでもそれが熱を持っているのがわかる。
すーっと指で撫でれば、
「…!…んっ!」
手で顔を隠そうとする…それは駄目…手首を掴み阻止する。
「詩、顔隠さないで…顔見たい。こっち見て」
「わー!駄目!無理っ!…ぁ…ん!」
下着の中は先から溢れた液体で湿っていた。
「思ったより胸感じちゃった?詩…可愛い!」
胸の突起を舌で吸い、下着を下げ飛び出した陰茎を指でつーっとなでるだけで身体が反応する。
「う…んっ!!はぁ…」
感じてくれば湿り気は増して濡れてる先を親指でくちゅくちゅと音を立てながら弄る。
「いやらしい音…」
「う…先輩が…ぁ…ん」
半泣きになった詩が腕を伸ばしてキスをねだる。
可愛い…沢山感じてほしくて舌を口内へ入れ詩の舌を唾液を絡ませ、俺の背中に回る詩の手がまじ愛おしい。
あー可愛い!
もう限界が近い…かな…
亀頭をさらにくにくにして上下に扱いてやればそこは今にも破裂しそうで詩の身体がびくんと震える。
「ああっ……!先輩だ…めっ…でるっ……んっ!!」
その瞬間手にあたたかさを感じる。
それから下着を脱がし、脚を開かせ硬く閉じているそこに指を侵入させる。
「…うああ…」
詩から出た液をローションがわりにし、指をねちねち奥まで入れる。
昨日の今日だけどキツイ。
「まぁ昨日よりは感度がいいみたい…?」
耳元で囁いたら詩の身体がびくっと反応して興奮する。
指をさらに増やし…詩のいいところを擦れば詩の声に艶が生まれる。
昨日と少し違う恋人の変化が嬉しくてヤバい早く入れたい。
片手で自分のベルトを外しすべて脱ぎ捨て、指でほぐされたそこにあてがう。
「んんん!!…んっうあぁ!」
「はっ…はっ…ヤバい…詩…大好き」
詩の陰茎を指で包みいいように動かしてやる。
「!!!あっ!せんぱ…ぃ!ああんっ!」
ゆっくりとしてやらないと詩がきついのはわかっているっ…けど!
なんせ気持ちが良すぎてついつい腰が動いてしまう。
セックスってこんなに気持ちよかったっけ?
舌を絡めて口内を貪るようにかき回す。
余裕がない自分がマジ恥ずかしいしこんな自分…詩には気づかれたくない。
ドキドキ俺を興奮させる愛しい人と今繋がっていると思うともう限界で。
意識は大きな波の中に飲み込まれていった。
俺がイって詩も果てた。
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