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第66話 R18*

霧緒 「!!」 反応を確認する前に唇にキス。 角度を変えて何度も口づけを繰り返す。 詩がぼーっとしてきて口が半開きになったのを確認してから舌を滑り込ませ、思い切り詩の舌に絡ませ吸い上げる。 唾液が絡めばくちゅくちゅと嫌らしい音が浴室に響く。 「あ…ふ…んっ」 歯列をなぞり唇をペロリと舐め、下を見れば詩の下半身がすでに反応しているのがわかる。 そこを包み込むように揉めば、詩の身体が反り返る。 「詩はキスが好きだよね…すぐにここが反応しちゃうんだから」 「んんっ…!はぁ…」 浴槽の栓を外すとこぽこぽ溜まっていた湯が少しずつ抜けて行く。 湯が減り始め…詩の胸が腹が水面から出ると火照りを帯びた身体が肩で息をしてなんともやらしく見える。 逃げられない雰囲気完成~。 男二人が入れば狭い浴槽で、俺は詩に覆い被さり、胸の突起に吸い付く。 「はふ…ん…!」 その間も詩の下半身を優しく触り続ける… あくまでも優しく、物足りなさを感じるように… 「あう…はぁう…うん」 「は、すっごい…ねぇ…詩のここ…もうすっごく腫れてる…気持ちいい?」 「…う…う…ん」 「乳首もたってるよ…やらしいね…」 下半身から手を離し両手の親指で胸の先を弄れば、苦しそうに身を捩る。 「詩は俺の触っていいよ」 「!…せんぱっ…んんっ!」 「…」 すでに勃っている自分のモノを詩に触らせ、再び濃厚な呼吸ができないくらいの口づけを繰り返す。 「んっ!!はあ!…はあ!はぁ…はう」 「詩…腰動かしたりして…お行儀悪いんじゃない?」 「!!!だ、だって…」 「…だって…何?」 詩の唇を人差し指の背でなぞる。 詩が目を離せなくなるような視線を送ると、すでに瞳からは涙がこぼれていた。 そんな流れる涙を見て、もったいないと思った俺はヤバいかな。 「さ、…触って…ほし…」 「どこを?…詩…ちゃんと言って」 「!!」 「ちゃんとお願いしてみ…ウ タ く ン」 「せんぱ!い、いじわ…るっ……!!」 「…せんぱいは…ダメ」 ご希望の個所は避け、その下の蕾に指を強引に押し込む。 「ああ!!!…んっ!」 「は、…この中熱い」 ねじ込むようにぐにぐに指を侵入させていくけど、まだここだけで詩はイクことができないんだよね。 「…そこ…じゃ、な…い…はぁん……」 「…」 「…ああ…」 「…」 「…はぁ……オ…」 「…」 「……リ………ォ…もっと俺の…ここ…触って…」 詩が、俺の陰茎を触っている手にきゅっと力をこめた…やば…それだけで気持ちいい… 「…ほらもっと…ちゃんと言って…」 「…キ…リオ!!!…ここっ!…触って!!」 泣きながら叫んだ! やっと言った…あはは可愛い。 既に二本目を入れていた指をそのままにもう片方で詩のそこを扱いてやる。 急に襲ってきた強い刺激の波にヤラシイ身体が痙攣する。 「あああ!キリ…オっ!んんんっ…!!」 「詩…好き」 既に限界ぎりぎりだったそこを上下に動かしてやると、すぐに飛沫を放った。

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