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第144話 R18

ぽたぽたと白濁した液体が垂れ、太ももを伝って流れていく。 「は……は……んぁ……」 「ほら……また元気になってきた」 「イヤ……もうそこ……」 フェラした後、しっかり抱えられ、霧緒の熱くて硬いモノが俺の中に挿入されてしまった。 「ここ……擦られるの、詩好きだろ」 向かい合う霧緒の胸に縋るけど、もう気持ちはいっぱいいっぱいで限界だった。 さっき一度イっただけだから霧緒はまだ元気で…… 「ん…」 くちゅりと舌が絡みあえば、歯がかちり当たるくらいひたすら味わう。 「うあぁ……ん…だから触りすぎ……ぁん」 俺の陰茎を指で撫で、亀頭をくにくにと弄る。 もうしつこいくらい触られ、何回も射精していた。 「綺麗にしてやる。ほら好きに動いて?気持ちイイから」 「ん……イヤ……よくわかんない……はぁ」 「大丈夫、そのまま腰動かして……ってエロ」 腰を動かすたびに、いやらしい音がして恥ずかしい。 それに自分のイイとこがわからなくて、モドカシイ…… 「何かわっかんない……はぁ……恥ずかしいから……見んな……」 「詩かわー!腰振って自分のイイとこ見つからない?」 「………う、うん」 「ここ……だよ」 「あ!そこっ……イイ……」 自分では見つけられなかった箇所を擦り付けられて、身体がヒクつく。 自分の身体なのに、霧緒の方が詳しくて翻弄されてしまう。 急に大きな衝撃が全身を貫く。 「ひっ!」 お座り体制から仰向けに寝かされ、両脚を上に持ち上げられる。 思い切り奥まで貫かれ、一瞬目の前が真っ白になった。 「うぁ!んヤバい……っ!霧緒の……おっきいんっ!」 「こら、キュってするな……って」 霧緒の陰茎が中で膨らみ、限界に達しようとしていた。 「んぁ……!」 なかを突かれてしまい、深い絶頂が襲う。 でももう何もでてこない。 気持ちイイのか苦しいのかわからないけど、身体が震える。 しかし気持ちは満たされていた。 「……っん」 ドクドクとした熱い感覚が中から伝わってくる。 眉を寄せた霧緒の表情がカッコよくて胸が苦しい。 馬鹿ぁ……見惚れるじゃないか。 無駄にカッコいいんだから。 思わず顔に手を当て、霧緒の頬に触れていた……キスが降ってくる。 瞼や頬や唇に沢山…… 「あーもう!外も中もちゃんと綺麗にしてよ」 言ってから急に恥ずかしくて霧緒の顔が見れない。 「あはは……喜んで」 嬉しそうな返事が返ってくる。 それから綺麗に洗われ、やっと俺はバスルームから解放された。 手の平の皮膚がふやけていた。 しわしわですよ……

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