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第157話 R18
冷たい眼差しが凍るようで、身体がゾクリと震えた。
ああ……俺ってめっちゃ愛されてるんじゃ。
そして俺も、今更ながらこいつに溺れてることに気がつくわけで。
「も、もったいぶらないで、脱がせろよ……」
「もったいない。けど、脱がせたい」
そういいつつ下着だけ脱がされ、ポイされてしまった。
下がふわふわすーすーして落ち着かないんですけど。
ニーハイを履いたままの足先にキスをし、スルスル脱がせていく動作は、華麗で本当に執事みたいに優雅で見とれてしまう。
エロ執事だな、うん。
膝を曲ながらいくつものキスをし、視線をこちらに向けてニヤリと笑う。
「もう、ここからの眺めが最高エロなんだけど」
「…!!」
霧緒からスカートの中が丸見えになっていることに気がつき、ぶっ飛ぶほど恥ずかしいことに気がついた!
恐らくちょっと勃ってるー!!
おおおおお思い切り足蹴りしてやりたいっ!!
「ばばば馬鹿!見んな!!」
「ちゃんと楽しめてるみたいでホッとした。詩最高可愛い」
「そんなにいやらしく舐められたら……そうなるんだよ!あっ……!」
両手で腰を掴まれズリと引っ張られると両脚を広げられた。
急に冷たい感触が下半身に走り何かと思ったら、ヌルリとしたものが固く閉じた蕾にたっぷりと塗りこめられていた。
ずるりと難なく指が挿入される。
「はっぅ!……ちょ……ん……」
「最初はやっぱり狭いな、でも……柔らかい」
「い、いきなりっ!……ん」
急に襲ってくる違和感に気持ちがついていかずに涙目になってしまった。
ローションを塗ったおかげで痛みもなく長い指が内部を侵す。
徐々に身体にも熱がこもり身がよじれはじめ気持ちが呼吸が乱れ始めてくる。
う、自分の身体が意志とは反して快感を求め勝手に動き出すのが恥ずかしい。
引きずり込まれないようにしないと、あっという間だ……
でも……気持ちイイ。
両脚を広げているけれど俺からはスカートのフリルが邪魔して全く見えない。
でも霧緒からは全部丸見えで、思わず両手で顔を覆ってしまう。
「うぁ……」
小さく聞こえる水音が卑猥だ……
「詩のここ……めっちゃイヤらしく咥えてる。挿れてもいい?」
返事を待たずに聞こえる、ベルトをカチャカチャと外す音が聞こえる。
「うん、うん……」
気持ちがおかしくなりそうで返事をするのに精いっぱいだった。
これから襲い来るだろう大きな期待が胸を高鳴らせる。
熱くて硬いものが押し当てられた。
「んっ!あぁ……は……っ」
全身に力がはいり、向かい入れたそれは大きくて密部はいつも通り侵入を拒む。
しかし何度も挿入しているせいか、迎え入れてしまえば難なく飲み込み、刺激を催促するように絡みつく。
めっちゃやらしい……俺の身体……
ゾクゾクして、何故か涙が出てくる。
「本当……エロ」
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