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第172話 R18
玲二
「やっぱり屋内の目好きだな」
僕に覆いかぶさる菊池先輩は、僕の前髪を撫で瞼にキスを落とす。
シャツのボタンが外され、キスは胸に落ち先輩の舌が胸の突起を舐め始める。
手が脇や腹をなぞるたびにくすぐったくて恥ずかしくて…どうしたらいいのかわからなくなる。
男の胸なんか舐めてもって思うんだけど……
「あ、それ……なんか…」
「どこ?」
「あの胸……です」
「これかな?」
きゅっと乳首を摘ままれた。
「んっ……」
ピクっと刺激が身体に走る。
「これいい?」
「……い、いいのかよくわからないけど……ピクってする」
「はーい、じゃ続けるね」
先輩は楽しそうに僕の乳首を舐めたり触ったりする。
刺激でピンと膨らみ敏感になってきた乳首は赤みを帯びて唾液で光っていた。
何か……ゾワゾワする。
「屋内の乳首可愛い……」
「あ……」
「ほら、こっちも反応してる……触ってみ」
先輩に手を握られ自分の下半身に触れてみる……!!
自分の下半身にあるものが硬くなってきているのが恥ずかしくて仕方がなかった。
「やっ!」
「全然やじゃなーい!……よかったちゃんと感じてくれてて。屋内がちゃんと気持ちよくなってる証拠だから大丈夫だよ」
「でも」
「でもじゃないよ、俺のだって同じだからね……もっと興奮して」
「先輩……」
「はーい、おいで。脱がせてあげるから」
ベッドの上に胡坐をかいた先輩は両手を広げる。
言われるがままに先輩に抱き着いた。
立膝をして、先輩の肩に両腕をまわす。
「下を脱がすからそのままでいてね」
「う、うん」
先輩が僕のベルトをカチャカチャ外しズボンと下着を脱がしていく。
あああああ………
僕の下半身を先輩に見られてると思うと、恥ずかしくてたまらない……
「屋内は俺のことちゃんと見て」
「う……でも恥ずかし……」
目の前にはいつもの人懐っこい優しい笑顔。
「大丈夫全然恥ずかしくなんてないよ」
唇が重なる。
背中をさすってくれる手があったかい。
それと同時に、下半身に先輩のもう片方の手が触れたのがわかって、身体がびくりと反応してしまった。
「腰ひかないの」
「あ……あの」
先輩が僕の勃ってるモノに触り、ゆっくり刺激をあたえていく。
優しく上下されるだけで、ゾワゾワした快感が襲ってきてどうにもならない。
「や!あの……先輩っ」
「ほらーちゃんとこっち見てて?俺の目を見てればいいから」
「あ……あ……」
ど、どうしよう!
こんな気持ち初めてで身体が痺れてくる。
先輩が僕の顔をずっと見ていて……
どうしたらいいのか……
「あ、目をつぶったらルール違反ね」
「ルール……って……あん!」
「……気持ちイイ?」
「う、うん……」
「だよね。屋内のちんちん熱いし、濡れてる」
「!」
「可愛い」
くちゅくちゅと下から嫌な音が聞こえてきて、もう顔から火が出そう。
玉を揉まれて陰茎の先を指で刺激されると、ゾクゾクとした波が襲ってくる。
「は…は……センパ……」
「……」
先輩がじっと僕を見つめていて、目が離せなかった。
目を離しちゃいけない気がして、一生懸命視線を絡ませる。
あ、あ……
先輩が見てるのに………
「あぁ!!」
急に強引に扱かれ、そのまま快楽の刺激に耐えられずイってしまった。
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