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第174話 R18

玲二 「あ、あの……」 「んー?」 「……汚くないのかな」 さっきからねちねちと水音が耳に入ってきて、気持ちとしては不安でいっぱいだ。 枕を背もたれの代わりにして、脚を大きく開いている。 僕の後ろの密部に先輩の指が入り、内側から広げるように蠢いているのがわかった。 本当にここに先輩のアレが入るのか心配だし、違和感しかなくて全然気持ちよくない。 僕のちんちんはほとんど萎えている。 「全然汚くないよ。柔らかくてあったかい」 「先輩の……おっきいから入るか心配……んぁ!」 先輩の挿入している指が二本になった。 「こら屋内……そういうこというなら黙ってて」 「は、はい……」 「あんまりそういうこと言うとペナルティあるからね?」 「……」 よくわからないけど、コクコク頷いておく。 二本にしてからすぐにある部分に当たると、反射的に僕の身体が跳ねた。 「あっ!……ん」 「ここかな」 その部分を先輩が攻め始めると、どうにも湧き上がる快感が止まらない。 自然と涙が出てくる。 「せんぱっ!そこ…変…あ、ああ……」 「全然変じゃないっぽいよ。身体は正直だな……濡れてきてる」 悶えながら視線を送ると、さっきまで萎えていた自分のモノが元気になり、先から蜜を零していた。 いいところをじっくり刺激されれば、切なくて恥ずかしくて余裕もなく喘ぐことしかできなくなる。 どうしようこんな気持ち……想像してなくて頭が真っ白。 聞くのと体験するのって全然違う。 一瞬、親友の顔が脳裏によぎる。 あの時……色々を話して…アドバイスももらったのに…… …あ…アドバイス…… 「は、…あの…ソウタ…さん」

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