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第232話 R18

「そこ……駄目だって……」 「……すげーここ可愛い」 わき腹や背中もキスをされ、上半身ふにゃふにゃになるくらい愛されている。現在進行形…… 定期的に乳首をやらしく舐められるから、もう本当にこの時点で息が上がってる自分がいる。 ちなみに、気がついたら全部脱がされてしまった。 うう…… 楽しんでる本人の衣服が一つも乱れてないのが、本当不満なんだけどっ! 「あの……なんで俺だけ脱がされてるの?おかしくね?」 「……何で俺が脱がないといけないの?主役はお前」 「……主役って……じゃ、俺も舐めたいって言ったら脱ぐ?」 「んーそれはまた今度な」 こ、断るのか!!!! 「んあ……ん……」 膝をやんわり折り曲げられ、足の親指にキスをされた。 あう……薄暗いとはいえ、目も暗闇には慣れてくるし、そこから俺の下半身は丸見えだろう。 当然霧緒の視界にも入っていて、愛撫の快感に耐えられるはずもなく、そこはとても元気で、だらしなく先から蜜を溢れさせ、下っ腹を濡らしているのが、見なくてもよくわかった。 口にはキスしてくれないし、股間にも触らない放置プレイ。 ある意味拷問だぞ。 もう口からでる喘ぎを抑えられなくて、両手で押さえ、甘い刺激から耐えるしかなかった。 が、頑張れ俺ー! 太ももの柔らかい部分をベロリと舐められ、びくりとする。 「んっ……!」 「は、スゴ……今尻の穴がキュってしまった」 「っ!!!」 んなハズい事言ってんじゃねー! もう限界だと頭にきて、起き上がり霧緒を押し倒そうとしたら、思いのほか身体がぐにょぐにょで力が入らず、さらりとよけられてしまった。 「ぬあ」 「馬鹿……おとなしくしてろって。家族に気がつかれるだろ」 「だ、だって!こんな俺ばかり、恥ずかしくいじゃん!」 「恥ずかしくなんかねぇって。……俺も脱げばいい?」 「うん!脱げ脱げ」 バ!っと潔くTシャツを脱ぐ姿にみとれてしまい、怒りを忘れてキュンとしてしまった。 「しぃ……ずかに……な」 立てた人差し指が、俺の唇に当てられる。 そうここは俺の実家の客間であり、めちゃ怖い姉ちゃん達が寝ている。 本来はここで、こんなことしちゃ駄目なんだ。 「家に帰ったら、思う存分いっぱいしような」 「……ん」 「って今もするけど」 「」 霧緒がTシャツ脱いだけど、イマイチ納得できないまま、再び羞恥プレイが再開された。

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