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第233話 R18

かぷ…… ん…… やっとというか、待ってました!っていうキスがご褒美みたいに嬉しくて喉が鳴る。 ちゅ…… 唇に触れる熱い舌がたまらなくて、ついつい自分の口を開けて、催促するように舌を絡ませてしまう。 酸素が脳に行かなくなるくらい、もっともっと深くして欲しい。 霧緒にしがみつき、サラサラの髪や背中の吸い付くような筋肉の感触を堪能すると、愛おしくて胸が切ない。 「……マジ……エロ顔」 「んぁ……はぁ……」 下唇と上唇をベロリと舐められ、やっと離れる。 エロにエロと言われたくないと思いつつも、興奮が抑えられない。 やっぱりキスは好きだと思った。 はぁはぁと肩で息をするくらい身体にも心にも余裕がなくて、ぶるりと身体が震える。 「……やっぱり寒いか……ほら」 Tシャツを着せられ、何故か枕も渡されそれをぎゅっと抱きしめた。 「……そのエロ顔に押し付けとけ」 「んな……」 ニヤリと笑って霧緒の顔が視界から消えた。 !!!!! ひゃ!! 余裕のない脳みそに雷が落ちたような強烈な刺激が走り、とっさに抱きしめていた枕に顔を埋める。 先走りで濡れまくっていた俺の陰茎を、霧緒の口が根本まで咥えていた。 うねるように舌が絡みつき、ぶっ飛ぶような快感が襲ってくる。 「……っ!!!」 やっぱりそこも舐めるんですね!! って無駄なツッコミを心の中で叫び、愛撫に耐える。 すでに今日二回イってるわけで、刺激に敏感で両脚が強張ってしまう。 あ、やべ……足の裏攣りそうだよ…! 「うあ……あ……っぁ……!んーっ!!」 睾丸を揉まれ、ぞぶりとしゃぶられ根元から上下に舌が這い、亀頭を舌先でちろりと舐められる。 はひ……もうここまでされたら恥ずかしさより快楽が勝ってしまい、腰がヒクつく。 怖いくらい気持ちよくて、早く…… 早くイかせて欲しい…… そう期待していたのに、最後までシテくれず、行為がスローダウンしていく。 あれ…… な、なんで…… 「あーあ、顔が枕でぺったんこだぞ。酷い顔」 ぎゅうっと抱きしめていた枕を外されると、無機質な瞳と視線が絡む。 ……お、 「お前の……せいだ……」 「……はは……いい顔してるし、いい眺め……」 ちゅっと軽くキスされ… 「苦しい?口でシテあげてもいいんだけど……」 「!」 腰を両手で掴み持ち上げられ、とんでもないところが丸出しになる。 !!!!! べろりと後ろの密部を舐められた。

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