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第257話 R18

……や…… 「……ほら……これも感じてる……」 「んっ……あぅ……そこっ……!」 「ここ……?」 「あ!!……っ!」 うつ伏せになり、後ろから突かれるたびにベッドがギシギシと軋む。 霧緒の両手で腰をがっちり固定され、色々と試すように微妙に角度を変えられ、突かれたら気持ち良くて堪らない。 もうすでに2回ほどイカされていて、前は精液でぐしょぐしょになっていた。 俺にもゴムつければいいのに……って言ったけど、それは駄目らしい。 後ろから突かれるの……好きじゃなかったはずなのに、以前とは違う甘い刺激が身体に走るようになった。 心がどろどろと溶かされているような感覚になる。 ……はぁ……本当は俺って……エッチィのかな。 全身で霧緒からの刺激を感じたくて、意識を触れられている個所に集中させる。 内部を突き、擦れるように出入りする陰茎は、俺のとは違っておっきくて……えーん!ムカつく。 腰に触れている手が……指が……少しでも動くと、ゾワリと鳥肌が立ってしまう。 実はこれが擽ったくて地味にヤバーい! 知ってか知らずか、わき腹を擽るように長い指が撫でるたびに、背中が震えるようにぞくぞくする。 意識が悦楽に引き摺られ、転がり落ちていくようだ。 「はぁ……ん……それっ……ダメ……」 「……ここ……弱いよな!」 「!!ひゃぅ……っ!あ!」 「……!ほんっと……わかりやす……っ!」 !!! 霧緒の動きが明らかに吐精を意識した激しいものへと変わった。 意識が遠のくほどの刺激の波に、全身が熱く震え、頭の中が真っ白になりもう何も考えられなくなり二人達した。 お互いの荒い息遣いが響き、後ろからがっしりと抱きしめられる。 「は……は……本当……ヤバ……」 「ヤバって……何がヤバなんだ……はぅぁ……」 「ここがキュゥって離してくれないくて、エロくて……最高にヤバかった」 そう言いながら尻を撫でられた。

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