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第317話 クリスマス編16 R18

「わ!」 思い切り捲られた勢いで、バランスを崩し、尻餅をついた。 スカートの中が丸見えになる。 「あーあ……っとに誘うならもっと色っぽくしろよ……でもさっきのはまぁまぁだったかな」 ため息をつきながら、霧緒の長い指が俺の投げ出された足首に触れ……唇を近づけた。 チュッ ! 片足を持ち上げられて、そのままキスをする姿は、トナカイなんだけど、やっぱり霧緒は霧緒でエロい。 「はぅ……」 愛しいキスは足首から徐々に上に…… 内側の太ももに唇が這うと、チュッと吸われピクンと身体が反応する。 「うぁ……あ、あの……!ちょっと……」 「今夜…いっぱい詩のこと抱きたい……」 「……」 「誘惑されたし?断る理由ねぇし、もうブレーキかけないからな?……詩…」 あ、この人スイッチ入った。 どうしよう……胸がドキドキと高鳴りだす。 そんな事言われたら、めちゃくちゃ期待してしまうスケベな自分に、若干突っ込みを入れたくなってしまう。 「……ブ、ブレーキかけないで、先に突っ走ったの俺だし。つかそこ……うぁ……くすぐったいから……」 太ももの柔らかい部分を指先で優しく撫でられると、くすぐったくてソワソワしてくる。 「本当……この下着エロくてそそられるな。エロサンタ」 トナカイの被り物を外し、着ていたシャツを脱ぎ捨てた霧緒はニヤリと笑って、俺の後ろに回り後ろから抱きしめた。 ! 腰にごりごりと硬いモノが当てられると身体が熱くなって来てしまう。 耳たぶを甘噛みされ、舌がツプリと耳の中を這い回る熱い吐息が腰にくる。 「は……あぅ……ン……」 力が抜けてしまい、どうしても後ろの霧緒に寄りかかってしまう。 エナメル質の黒いベルトが外されると、するりと胸を撫でられ……キュっと突起を摘ままれた。 既に可愛いサンタの衣装は、エロアイテムへと変わり、着けている紐パンはえらく卑猥に見える。 レースなので勿論中が少し透けて見え……って透けて見えなくても感じまくってる俺の下半身は、既に大きさを変えはじめ、苦しそうにしていた。 「詩のちんちんやらし過ぎー」 「ん……はぁ……苦し……早く脱ぎたい……駄目?」 「駄目……でも触ってやる」 そう言いながら、卑猥なレースの上から包み込むように陰茎を握られ、全体を揉まれ長い中指が後ろの密部を刺激してくる。 あああぁ……気持ち……いい…… 一気に気持ちが高揚してきてしまう! 「だ!ヤバいそれ……気持ちいいから。だ…駄目……っ!すぐイっちゃいそう……」 「そう駄目なの?……凄く……ここ良さそうにしてるけど。それに俺はそんな詩くんに興奮する……」 「や……ぁ……!」 レース越しに硬くなった陰茎を指先でなぞり、鈴口を小さな丸を描くようにくるくると刺激されたら堪らないっ! しかも耳元で吐息混じりの声で囁かれ脳内を直撃。身体がじわじわと甘い刺激に侵されるようだった。

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