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番外編 トモの日常 トモ1

 僕がハルさんと付き合い出してからほぼ一か月が経った。 ハルさんが住んでいるマンションが僕の実家と大学の中間地点にあったので、ついつい帰宅前に寄ってしまう。で、そのままお泊りしちゃう事もしばしば・・・ だってハルさん、普段はゼリー飲料とコンビニで売ってるサラダチキンやゆで卵ぐらいしか食べないんだよっ?! 僕と一緒なら色んなお店に行ったりするし、買い出しをして冷蔵庫に入れておけばある程度は食べるから、来ないわけにはいかないよね?!  今日はミハ姉が焼いたパンをいっぱい持って来て、それでサンドイッチを作ったんだ。 ミハ姉は数年前からパン作りにハマっていて、今ではそれが高じて天然酵母の自然派パンなんかをネットで売りまくっているセミプロだ。本職は栄養士なので食品衛生法的にも問題ないらしい。 「うっま~!!マジで美味い。ミハルさんのパンはもとより、トモが作ってくれたBLTサンドもたまごサンドもカツサンドもめちゃくちゃ美味いっ!!!」 「え~っと、カツは買って来たやつだけどね?」 「いやいや、このソースとマスタードの配分も最高だよ?いやぁ、トモの手料理が食べられるなんて夢みたいだなぁ。ありがとうトモ。大好きだよ、愛してる。」 !!!僕は真っ赤になってうつむいてしまう。ハルさんはすぐに「大好き」とか「愛してる」とか言ってくれるんだけど、僕はその半分も口に出来ないでいる・・・だって恥ずかしいよねっ?? そして最近、僕の体はおかしい。ハルさんと二人っきりでいると、体が熱くなって疼くんだ・・・どうしよう、エッチな事ばっかり考えてるヤラシイ子だってハルさんに嫌われたら・・・ 「どうしたの?トモ?」 「いえいえ、何にもないです。さっ、食べちゃいましょう!」 ハルさんはびっくりするほどいっぱい食べてくれて僕も大満足だ。食べ終えた後、洗い物をしていると背後からハルさんに抱きしめられる。 「ハ、ハルさん?洗い物してるからダメですよ?」 嘘だ。僕の体はさっきから発情しまくっている。 「後でオレが洗うから大丈夫。そのまま置いておいて?それよりオレはデザートが食べたいなぁ・・・この赤くて可愛い小さな果実とか・・・あれ?トモ、もう乳首勃たせてるの?なぁんだ。トモも期待してくれてたんだね?嬉しい・・・」 そう言って背後からまわされた手がTシャツの中に入り、僕の乳首をキュッと摘んだ。 「ひうっ!!やぁぁぁっ!!!」 泡だらけの手がお皿を落としそうになる。 「トモ、じゃあそのお皿だけ泡を濯いじゃおうか?ほら、頑張って。」 そう言いながらハルさんの指は、僕の乳首を根元からコリコリと扱き始める。最近、乳首がめちゃくちゃ感じすぎてすぐに足腰が立たなくなっちゃうのに・・・ 「しっかり立って濯がないとお皿落としちゃうよ?」 ううっ、ハルさんが意地悪だ・・・けど、どうしようもないくらい興奮してしまう。 なんとかそのお皿の泡を濯ぎ終え、自分の手の泡も洗って落とし、僕はビショビショの手のままTシャツを脱いだ。 「ハルさん・・・僕、ハルさんと二人っきりになると体が疼いて熱くなっちゃうんです・・・」 ハルさんに向き合い、正直な気持ちを話す。だって困ってるんだもん!!エッチな事ばっかり考えてるのも事実だもん!!この体の火照りを解消してくれるのはハルさんだけだし、今はハルさんから求めてくれてるんだから・・・ 「・・・トモ、煽ってるの?なら、そろそろ優しくしなくてもいいよね??オレ、正直めちゃくちゃ手加減してるんだ。なのにそんな事言われたら・・・もう遠慮しないよ?」 そう言うとハルさんは・・・何と言うか、ギラギラとした目で僕を見つめ・・・すごく雄じみた顔で体中からフェロモンのような何かをダダ漏れ状態にして・・・僕を押し倒したんだ。

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