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トモ2*

 噛み付くようなキスをされる。 肉食獣が獲物を喰らい尽くすように、これでもかというほど口腔内を舌で蹂躙される。 僕、食べられちゃうのかな? でも、ハルさんになら捕食されてもいいや・・・ そう思いつつ懸命に舌を絡ませ応戦する。拙いながらも深く深く全身全霊をささげるように・・・ハルさんの舌を味わいながら迎え入れる。 流し込まれた唾液を喉を鳴らして飲み込むが、それでも溢れるそれは僕の頬を伝い床に落ちた。 ハルさんの指が僕の頬の唾液を拭い、重なり合ったままの唇の端から侵入し、舌とともに僕の口腔内を掻き混ぜる・・・しばらく口腔内を凌辱していた指が抜かれ、唾液に塗れたまま僕の乳首にのびた。 グリっと音がするほど強く押され、ピンと尖り芯を持った僕のそれは、ピョコンと指から逃れてますます尖る。 「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 あまりの快感から背を仰け反らせて逃れようとする僕を、ハルさんは抱きしめて逃がさない。 「すっかり乳首で感じるようになったね。ホント可愛い・・・このまま乳首だけでイケるんじゃない?」 そう言って僕の乳首を指先で弾くハルさん・・・ 「やっ、やっ、やぁぁぁぁぁぁぁっ!!無理、無理だよぉ・・・ひぁっっ?!!」 片方の乳首を弾かれたまま、もう片方に軽く歯を立てられる。 あぁ、後ろの穴がキュンキュンする・・・ いつも中のいい所と同時に乳首も弄られるから、快感が連動してしまうのかな・・・?体が覚えてるってやつ?? 「うわぁ、トモ、尻穴がヒクヒクしてるよ?ヤラシイなぁ・・・そんなに犯して欲しいの?」 ハルさんは切羽詰まった口調でそう言うと、ローションを僕の穴と自分の指にかけ、いきなり二本の指を挿入して来た。 「はぅんっ!!」 「・・・ちょっと待って?!トモ、自分で準備した??」 そう。ちょっと久々に(て言っても五日ぶりとかなんだけど)会うから、中まで洗って来たんだよね・・・うう、ヤル気満々で引かれるかな・・・ 「久々だし・・・僕、本当に最近変なんです。ハルさんが欲しくて・・・こんなヤラシイ僕は嫌いですか・・・?」 一瞬ものすごくポカンとした表情になったハルさん。けど、次の瞬間ニヤリと笑い、女の子ならその顔だけで妊娠するんじゃないかってくらいの色気を噴出させて・・・ 「嫌いなわけねぇだろっ?!最高かよウチの天使は・・・あぁ、お望み通り生チンコで犯しまくってやる。で?どうやって挿れて欲しい?もう準備万端みたいだから一気に挿れてやるよ。」 グニグニと容赦なく中を掻き混ぜ、しこりを指で挟みながらそんな事を聞かれる。 「えっ?!はっあぁぁっん!!ヤダ、それ無理ぃ!ひぃっん!!んあっ・・・」 「ほら、ここをオレのチンコでゴリゴリ擦られたいんだろ?早く言いなよ。前から?背後から?それとも上に乗る?」 いつもの優しいハルさんじゃない、強い雄そのもののオーラにあてられて・・・僕は頭の芯が痺れたようになったしまったんだ。 ・・・この雄に従い征服されたい・・・ 「・・あっ、あの、ギュッて抱きつきたいから最初は前から・・・けど・・背後からも犯された・・・ぐっ?!はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 いつの間にか指が抜かれ、前から一気に奥まで貫かれた。しばらく激しい抽挿が続く。 ハルさんが息を荒げて僕に欲望の全てをぶつけてくれているのが嬉しい。 パンパンと肉と肉が激しくぶつかり合う音と、ズチャッズチャッっと粘膜が擦れる湿った音を聞きながら、僕はギュッとハルさんにしがみつき、中を擦られ突かれる快感に酔いしれる。 前を全然触られていないにもかかわらず、密着した二人の間で擦られた僕のモノは・・・しこりと奥を激しく突かれまくっているうちに、いつの間にか吐精していた。 けど、イッたはずなのに中のうねりは増すばかりで・・・ 「あっ、あっ、ハルさん、好き・・・ひぁっ?!それ以上大きくなっちゃ無理ぃぃぃっ!!!ひぃんんっ!や、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!あぁ、またイッちゃう・・・やだ、やだ、止まんないぃぃ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」 僕は盛大に中イキをした。

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