6 / 11

第6話*

「うんうん、偉いぞ。お前のそういう努力家なところ、俺は好きだ」 「…………」 「じゃ、そろそろ入ってみるか」  言われた通り、夏樹は足からゆっくり水に入った。ちょうどいい水温が夏の日差しを打ち消してくれて、かなり気持ちよかった。 「で、お前どこまで泳げるんだっけ?」 「は?」 「いや、だからプールさ。クロールで二十五メートル一本は泳げるの?」 「…………」  泳げるわけがない。水の中で目も開けられないのに。 「……カナヅチですけど何か?」  口を尖らせて答えたら、市川に「マジか」とちょっと苦笑された。  猛然と腹が立って来て、夏樹は彼にバシャッと水を引っ掛けた。 「もう! だから嫌なんですよ! 運動苦手なことを馬鹿にしないでください!」 「してないって。運動苦手でもプールは大丈夫ってヤツも多いから……」 「悪かったですねっ、プールもダメで! もういいですっ!」  勢いよくプールから上がりかけたのだが、市川に足首を掴まれ、プールの淵でもがく羽目になる。 「離してくださいよ、変態!」 「何言ってるんだ。これはあくまで補習だぞ? プールから逃げたら意味ないだろ」 「だって……!」 「というかさ……」  何を言い出すのかと思ったら、市川はあろうことか乱れたスカートをめくって、こんなことを口にした。 「この縞パン可愛いなあ。こんなに堂々とパンツ見たの初めてかもしんない」 「なっ……!」 「やっぱセーラー水着いいな~! パンチラ最高!」  やいなや、縞パンの上からぐりぐりと後孔をつつかれてしまう。昨日たっぷり可愛がられた場所をまたもや刺激され、反射的に腰が揺れた。はずみでバシャッと水が跳ねた。 「ちょっ、先生やめて……!」 「とか言ってるけど、お前意外とこういうの好きだろ?」 「好きって何が……?」 「女性用の衣装着るのがさ。すげー嫌がってたけど、実はビキニ着られて興奮してるよな」 「そ……っ、そんなわけないでしょ! 人聞きの悪いこと言わないでください!」 「そうかあ? でもほら、これ」  尻を弄っていた手を前に回され、縞パンごと中心をぎゅっと握られてしまう。

ともだちにシェアしよう!