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第10話*

「せ、せんせ……お願い……もうムリぃ……っ!」 「あれ、もうダメ? せっかく身体は柔らかくなったのに、体力はまだまだだなあ」 「だ、から……先生みたいな、体力馬鹿と一緒にしない……で……っ!」 「んー……ま、それでも最初の頃と比べるとだいぶタフになってきたか。進歩、進歩」  一人で勝手に納得し、市川は夏樹と繋がったままひょいと身体を抱え上げた。 「あ、あっ……何……?」  慌てて市川にしがみつく。どこに行くのかと思ったら、彼が向かったのはプール脇にあるシャワーブースだった。  そしてシャワーが並んでいる壁に夏樹を押し付け、縛っていた紐を解いてくれる。 「よし、ここなら思いっきり出しても簡単に洗い流せるな。というわけで夏樹、好きなだけ出していいぞ」 「あぅっ……!」  市川が下から強く突き上げてくる。  床に足がつかない不安定な格好のまま、ひたすら中を擦り続けられ、夏樹は何度も気を失いかけた。ゆさゆさと身体を揺すられるのもたまらなくいい。太くて硬いものが常にいいところに当たって、与えられる法悦にめまいがした。 「……そろそろかな。夏樹、こういう時は何て言えばいいんだ?」  これも市川から教え込まれたことだ。初めてレイプされた時から、ずっと身体に刻み込まれてきた。  夏樹はきゅうっと尻に力を込め、市川を締め付けながら呟いた。 「せんせ……のを、中に、いっぱい……くださ、い……」  途端、市川がぐぅっと一回り大きくなった。  そのまま二、三度大きく腰を叩き付けられ、身体の奥に大量の熱を注ぎ込まれた。 「はああぁ……っ!」  同時に、自分の視界も真っ白に灼ける。凄まじい解放感と甘い痺れが全身を満たし、太ももが細かく痙攣して止まらなくなった。 「あ……あ……っ」  背中を壁に押し付けられながら、ずるずると体位が下がっていく。床に尻がついたところで、ようやく市川は己を引き抜いた。緩んだ後孔から市川の残滓が溢れそうになり、慌てて入口を閉めた。 「おっ、抜いても漏らさなくなったな。偉いぞ、夏樹。やっぱりお前は優秀だ」  変なところを褒められてしまったが、それにツッコミを入れる余裕はなかった。  失神しかけている夏樹に、市川がご褒美のキスをくれる。夏樹もぼんやりしたまま、それに応えた。

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