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それぞれの時間(1)

「…脱がせてー」 「…」 シルクは起き上がって毛布をめくると… サエゾウの身体の上に馬乗りになった。 そして…彼のシャツに手をかけた… が、ちょっと考えて… 服の上から、彼の胸ら辺を弄った。 「…んっ…何で脱がせてくれないのー」 シルクは、サエゾウの… まだ柔らかい乳首を手探りながら、言った。 「ちょっと焦らしてやろうと思って…」 「…んんっ…ん…」 シルクの指が、その中心部を捉え… そこばかりを転がしているうちに、 サエゾウの乳首は、だんだんと… その形をハッキリさせるように硬くなった。 それを確認したシルクは、 囁くように彼に言った。 「…口開けて…」 サエゾウが、言われるままに口を開けると… シルクは、その口に…自分の舌を深く突っ込んだ。 「…んんんっ…」 サエゾウの身体が、ビクビクっと震えた。 愛撫され続ける乳首は、ますます硬くなった。 「…なーんか、シルク…ヤラしくなったー」 息を上げながら、サエゾウが呟くように言った。 「お前に言われたくないな…」 言いながらシルクは、サエゾウのズボンを脱がせた。 そして、彼のモノをそっと握ると… その尖に、口を付けた。 「はっ…ああっ…」 サエゾウは、身体を捩った。  シルクはまた、その尖を…いつまでも舐め続けた。 「…んっ…ああっ…シルクも…脱いでー」 言われるがまま…シルクはサエゾウから手を離して、 自分のズボンを脱ぎ捨てた。 「…こっち…向いてー」 そう言ってサエゾウは… シルクの足を、自分の顔の方に引っ張った。 そして下から…シルクのモノを握り… 自分の口がそこに命中するように、仰向けになった。 「俺も舐めるー」 言いながらサエゾウは… 下からシルクのモノを咥えた。 「お前のヤラしいには負けるわ…」 そう言ってシルクは、上から… サエゾウのモノを口に挿れた。 「んんっ…ん…」 「…っ…んっ…」 お互いの口に深く抽挿し合いながら… 2人は息を荒げていった。 「…挿れてー」 すっかりいきり勃ったサエゾウが… 同じくいきり勃った、シルクのモノに… 恍惚の表情で、舌を這わせながら言った。 「…ん…」 シルクは、サエゾウのモノから口を離し… 身体を起こして向きを変えた。 そして、サエゾウの両足を、大きく開いた。 「…シルくんのが、欲しい…」 「ふっ…お前はカオルか…」 冗談めいて言いながら、シルクは… 自分のモノを、サエゾウの中に押し入れた。 「んっ…あっ…ああっ…」 サエゾウは、ビクビクと身悶えた。 それが奥まで到達すると… シルクは、サエゾウのシャツをゆっくり捲り上げた。 「ああっ…あああっ…」 そこへ来ての、乳首が露わになっていく感覚に… サエゾウは、歓喜の声を漏らした。 そしてシルクは… 彼の露わになった両乳首に、指を這わせながら… ゆっくり自分の腰を動かした。 「うあっ…はっ…あああっ…」 サエゾウは、その気持ち良さに… 大きく声を上げた。 シルクはそのまま…何度も何度も、 サエゾウの中を、奥まで突いた。 「…はっ…あっ…あっ…」 その度に、ビクビクと声を漏らす彼を見下ろして… シルクは息を上げながら、言った。 「…そっか…中だけじゃイけないんだったな…」 「…んっ…あっ…あ…」 サエゾウは震えながら…言った。 「…イけそうなくらい…気持ち…いいー」 シルクは、片手を乳首から離し… その手で彼のモノをそっと握った。 「ああっ…は…あっ…」 パンパンにいきり勃ったそれは… シルクの手の中で、ビクビクと脈を打った。 「あっ…あああーっ…」 と、サエゾウの身体がブルブルと硬直し… その尖から…愛液が吐き出された。 「…はっ…あっ…はぁ…」 それを確認したシルクは… そのまま激しく腰を動かし… ほどなく自分も、ビクビクと…彼の中に噴出させた。 身体を拭いて… シルクはそのままバタッと…再び布団に倒れ込んだ。 「…マジで…ヤラしくなったー」 サエゾウは、シルクのサラサラな髪に触りながら… 呟くように言った 「それもカオル効果なんかなー」 「…そうなの?」 「だってさー」 サエゾウは、身体をシルクの方に向けて、続けた。 「カオルの…あの顔見てると、次どーやってもっと気持ち良くさせてやろうかって、めっちゃ考えちゃわないー?」 「…自覚なかったけど…そうなのかもな…」 「結果、どんどん自分がエロ親父んなってくー」 「あははは…」 (そっか…サエも、そんな風に思ってんだ…) そして…サエゾウは、 いつもの悪戯っぽい顔で言った。 「いっつもこんなにヤラしくヤってんだー」 「…っ」 サエゾウは、ニヤニヤしながら続けた。 「だからカオル…シルくんに餌付けされちゃってんだなー」 「…」

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