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因縁のLIVE(3)

全力投球のLIVEが終わり… 僕はいつものように、ハルトとショウヤに支えられて 楽屋に運ばれた。 「あーあー大丈夫?…また上で休む?」 そこには、アヤメが待ち構えていた。 「…」 ショウヤは黙っていたが… ハルトがしれっと言った。 「…お願いしていいですか?」 アヤメが、ニヤッと笑った。 「わかった…」 そう言って彼は、僕の身体を2人から受け取ると、 致し方なさそうに、楽屋を出ていった。 「…やっぱり…ちょっと悔しいです…」 またステージに戻りながら、 ショウヤが小さく呟いた。 「ふん…トドメを刺されたらいい」 ハルトは冷ややかに、とても怖い顔で言った。 「…」 ショウヤは、その表情を見て… 少しドキッとしてしまった。 アヤメは、また僕を上の部屋に連れていった。 そして僕の身体をソファーに横たえた。 「はぁ…はぁ…」 毎度のことながら… 僕は息を上げながら、ブルブルと震えていた。 「…スゴかったね…お前たち」 「…」 「俺、マジで勃っちゃった…」 言いながら彼は、僕の髪を撫でた。 「今日はゆっくりヤろうと思ったのに…俺が我慢できなさそう…」 言いながらアヤメは、 ゆっくりと…僕に口付けてきた。 「…んっ…」 ああ… チューされちゃった… 僕は朦朧としながら、思ったものの… 彼の舌の感触に、一層身体を震わせてしまった。 そっと口を離すと… アヤメは僕の衣装を捲り上げ… 僕のズボンを脱がせた。 「…んんんっ…」 露になった僕の両乳首を… 彼は、その感触を愉しむように指で弄んだ。 「はっ…ああっ…」 「お前ってさ…いつもメンバーのやつらにヤられてんの?」 「…んっ…ん…」 僕はビクビクしながらも、小さく頷いた。 「やっぱそうなんだ…だからあんな風にできるんだな…」 「…」 言いながらアヤメは、僕の片方の乳首に吸い付くと、 チロチロとそれを舌先で転がした。 「…んんんっ…あっ…あ…」 そのとき、朦朧とした僕の頭の中に… サエゾウとハルトの言葉が浮かび上がってきた。  そっちでもしっかり本番してきてー  まずは本番で見せつける…その後、  カオルが更に思い知らせてやったらいい そうだった… 僕のミッションは、まだ終わってないんだった… 僕はビクビクと震えながらも、 必死に身体を起こすと… ソファーから下りて、アヤメの腰元に跪いた。 「…えっ…?!」 驚いた表情の…彼のズボンを、 僕は覚束ない手つきで脱がせた。 そしていきり勃ったアヤメのモノを、 両手でそっと握り、その尖に口付けた。 「…んんっ…」 彼はビクッと、身を捩った。 僕は…身体を震わせながら… アヤメの顔を見上げて…言った。 「…僕の歌で…こんなに…なったんですか?」 「…っ」 彼のモノが、更にビクビクっと固くなった。 僕はそれを… 少しずつ口に含ませていった。 「…はぁっ…あっ…」 アヤメは更にビクビクと、身体を震わせた。 恍惚の表情で…僕は何度もそれを抽挿させた。 僕の口の中で、ほどなくそれは、 はち切れそうに大きくなっていった。 僕はそっと口を離した。 そしてまた、彼を見上げて…囁くように言った。 「アヤメさんの…これ…挿れてください…」 「…っ」 それを聞いたアヤメは、 ガバッと再び、僕をソファーに押し倒すと、 勢いよく、僕の両足を開いた。 「はぁっ…あああっ…」 彼のその、パンパンにいきり勃ったモノが… 僕の中にグリグリとねじ込まれてきた。 僕はビクビクと身悶えながら… 呟くように喘いだ。 「…あっ…ああ…アヤメさんの…キツくて…すごく気持ちいい…」 「…はぁっ…あっ…」 アヤメは、もうすっかり冷静さを失った感じで、 息を荒げながら、激しく腰を動かした。 「…あっ…あっ…はぁっ…」 彼に奥を突かれる度に、 僕の快感も、大きく波立ち、 僕はすぐに、極点へと昇り詰めていった。 「…あああっ…んんっ…」 僕はビクビクと震えながら… 敢えなく愛液を吐き出してしまった。 「んんんっ…あっ…あ…」 アヤメもほぼ同時に…僕の中に吐き出した。 「はぁ…はぁ…」 「…んっ…んん…」 息を上げながら僕を見下ろす彼の下で… 僕の震えは、収まらなかった。 僕の中で、余韻にピクピクと脈打つ彼のモノに… またも、気持ちいい場所が刺激されてしまったのだ。 「…あ…ああ…」 僕はいつまでも…ビクビクと震え続けた。 そんな僕の様子を見下ろしながら… アヤメは、目を大きく見開き、 背中をゾクゾクと震わせていた。 「…はぁっ…ぁ…」 渦巻く快感に飲み込まれ続けながら… 僕は必死に彼に向かって手を伸ばした。 「…ぁ…アヤメ…さ…ん…」 パタっと僕のその手が、下に落ちた。 僕はまた… そのまま、意識を失ってしまった。

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