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神様の宴(4)

そこから先は地獄だった… あ、いや… 実際にはそうでもなかったんだけど… その、動画の中の生贄的には、地獄の時間だった。 ハルトとサエ姫が、祭壇に寝かされた僕の腕を、 両側からしっかりと押さえ付けた。 「いっぱい…嫌がって、絶望してくださいね…」 スイッチ入ったと思われる二次元カメラマンから、 異常な指示が飛んだ。 「…んんっ…」 僕は、言われるがまま… 怯えた表情で首を横に振った。 近付いてきたシルクは、 持っていたワインの瓶を高く掲げると… 僕の身体に、ボタボタと垂らしていった。 「はあっ…あ…」 カイは、手に持っていた鎖を、僕の足に絡めながら… もう片方の手で、下半身を撫で回していった。 サエ姫は、顔を背けた僕の顎をグイッと掴むと… 僕の口に舌を入れてきた。 「…んん…んっ…」 そしてハルトは… 僕のシャツの襟元を掴んだかと思うと… 思い切り、左右に引きちぎった。 「…すごく…悦いです…」 ショウヤは、持っていたカメラをその辺に置くと… どこからか、ウサギのぬいぐるみを持ってきて、 露わになった、僕の胸の上に置いた。 「…???」 そして彼は、ニヤッと笑いながら… そのぬいぐるみに、ナイフを突き立てた。 「…!!」 そして、そのウサギの耳を持って、持ち上げた。 「カオルさんは、そうじゃないヤり方で刺されてくださいね…」 ヤバい… 二次元ショウヤ…ヤバ過ぎる… 僕は、そんなショウヤの言動に…本気で震えた。 そのうちに、下半身を弄っていたカイの手が… 僕のズボンを脱がせた。 「…はぁっ…やめ…て…」 ビクビクと震え怯えた僕からは、 自然と、そんな台詞が口をついて出てしまった。 「いいねーもっと嫌がってー」 言いながらサエ姫は、 また、僕のくちびるに舌を這わせながら 僕の片方の乳首を弄った。 ハルトがもう片方の乳首を、舌で転がした。 「…あ…はぁっ…やめて…ください…」 僕は震える声で哀願した。 カイが、ゆっくりと祭壇に上った。 そして自分のズボンを下ろすと、僕の両足を開いた。 「…んんっ…やっ…いや…」 僕は首を横に振って、身体を捩った。 彼は、そんな僕の足をガッチリ押さえた。 「刺していいんだろ?」 言いながらカイは、グイグイと…自分のモノを… まさに僕の中に刺し込んできた。 「はっ…あっ…ああーっ」 僕は泣き叫んだ。 またも、いつの間にカメラを構えたショウヤが、 そんな僕の顔を、アップで撮影していた。 カイは、いつものごとく… 息を荒げながら激しく僕を責め立て、 ほどなく僕の中に吐き出した。 「…はぁ…あ…いや…」 僕は顔を歪めて…泣き喘ぎ続けた。 続いてハルトが祭壇に上った。 ハルトは僕をうつ伏せにすると、 両手を後ろ手に縛り付けた。 それを見たサエ姫も、祭壇に上がってきた。 「俺はこっちにするー」 そう言いながら彼は、ズボンを下ろすと… 僕の頭を持ち上げて、自分の股間に押し付けた。 「お前の口をドロドロにするー」 サエ姫はそう言って、僕の口をこじ開けると… 自分のモノを咥えさせた。 そうこうしているうちに、 後ろからハルトのモノが、僕に突き刺さってきた。 「…んんんっ…んっ…ん」 両方の口を塞がれた僕は… 声にならない喘ぎを漏らしながら、 湧き上がる快感に、ビクビクと震えた。 2人に押さえられ、挿れられる僕の身体の… シルクは、下から手を入れて… そっと両方の…尖った乳首に触れてきた。 「んんっ…んっ…んんんっ…」 その刺激は…渦巻く快感を、更に激しく押し上げた。 敢えなく、僕のモノから、 ビクビクっと愛液が、吹き出してしまった… そして更に、 後ろから何度も何度も… 奥に突かれるハルトのモノの刺激は… 口を責められる刺激と相まって、 またも僕を、いくらでも突き上げていった。 「…あっ…あああーっ」 エロい声を上げながら、サエ姫が絶頂に達した。 彼のドロドロが、僕の口いっぱいに溢れて、 ボトボトと溢れ落ちた。 そしてハルトも…本日2度めの… 僕の中で、吐精した。 彼らは、自分のモノを引き抜くと… ドロドロのまま…僕を祭壇の上に放置した。 そこへシルクが上がってきた。 彼は、半ば放心状態の僕の顎を掴んで…訊いた。 「まだ…足りない?」 僕は泣きそうな顔で、必死に首を横に振った。 「足りないですよね…」 言いながら、ショウヤはカメラをハルトに手渡すと。 自分のズボンを脱いで、祭壇に上がってきた。 そして彼は、僕の上に馬乗りになった。 「僕のも…かけてあげます…」 息を荒げたショウヤは、いきり勃った自分のモノを、 僕の乳首に押し付けながら、自分で扱いた。 「はあ…あ…カオルさん…」 一層、取り憑かれた感じの二次元ショウヤは… 大きく声を上げながら… ほどなく、僕の胸から首元を目掛けて… 愛液を勢いよく吐き出した。 僕は、ただただ、彼のなすがまま… 嗜虐に身体を震わせ続けていた。 そして祭壇には、シルクが残った。 彼は、ぼろぼろでドロドロな僕を見下ろして… ニヤッと笑いながら、再び訊いた。 「…まだ…足りない?」 「…」 ちょうど曲が… 最後のサビに差し掛かっていた。 僕は、力無く…でも、しっかりと… シルクの顔に向かって、手を伸ばした。 そして答えた。 「…足りない…」

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