188 / 398

神様の2人(2)

「はあっ…あっ…ああ…」 スイッチの入ったカイは… そりゃーもう、容赦なく、 指と舌を屈指して、激しく僕を責め立てた。 上半身と乳首を、執拗に愛撫され… 僕のモノは、ズンズンといきり勃ってしまった。 やがて僕は、耐えられなくなって…懇願した。 「…んっ…脱がせて…ください…」 「…イきそうなの?」 「…」 僕は、震えながら頷いた。 カイはそれを見ると、ニヤッと笑って ゆっくり僕のズボンを脱がせた。 そして、いやらしく…囁くように言った。 「ホントだ…濡れてる…」 「…っ」 それから彼は、 露わになった僕の両足を…ゆっくり開いた。 「…んんっ…」 両手を拘束されて…脱がされて… 足を広げられて、 いきり勃ったモノを見られてる… そんな嗜虐的な状況に… 僕の胸は…寒気に似たような感覚に襲われた。 それは決して不快な感覚では無かった。 それどころか、それはむしろ僕の快感の波を… それ以上に逆巻かせた。 見られているだけなのに… 僕の身体はビクビクと震え… 僕のモノは、更にいきり勃った。 カイは… 僕の秘部に、そっと指を差し込んできた。 「んんあっ…ああっ…」 「…ここ、いじっててイっちゃうところ、見た事ないからな…」 そんな事を言いながら… カイは、何度もゆっくり…指を出し入れしていった。 「…ふぁっ…はっ…あっ…」 散々責められて、 既に熱く昇り詰めた僕の身体に… その指の刺激は…トドメとなる快感を沸き立たせた。 「ああっ…あああっ…」 僕は、大きく身体を震わせた。 敢えなく、僕のモノから…愛液が吐き出された。 「…はぁっ…あ…はぁ…」 それを見下ろすカイは、満足そうに… 液にまみれた僕のモノを、そっと握った。 「お前…ホントに感度良いね…」 言いながらカイは、それにそっと口を寄せた。 ペロペロと舌を這わせながら、 彼の口は、僕の液を拭いながら… また、新たな快感のさざ波を起こしていった。 「…んっ…んんっ…」 「お前も、スイッチいっぱい…あり過ぎだよな…」 言いながらカイは、 また片方の手を、僕の乳首に伸ばしてきた。 「ここも…ここもだろ?」 「はぁっ…ああっ…」 僕はまた、ビクビクと震え出した。 さざ波はいつしか…また大きく波立っていった。 愛撫の手を休める事なく、 カイはいやらしく笑いながら言った。 「俺の…欲しくなったら…ちゃんと言えよ」 その台詞は、 僕の快感を…より一層逆撫でた。 「…んっ…あっ…あ…」 気持ち良く、朦朧としながら… ほどなく僕は、そう言うしか無くなってしまった。 「カイさんの…欲しい…です…」 「どうしたらいい?」 カイは、意地悪く切り返した。 「…カイさんのを…挿れて…ください」 「…優しくして欲しい?」 僕は震えながら… 小さく首を横に振った。 「…いつもの…カイさんが…欲しいです…」 「…」 それを聞いたカイは… とても勢いよく、自分のズボンを脱ぎ捨てた。 そしてまた、僕の両足をグイッと持ち上げると… 自分の両肩にかけた。 とても分かりやすく、スイッチが増強されたと思われる彼のいきり勃ったモノが… その間にも、僕のあちこちに触れていた。 その仄かな感触さえも、 僕の快感の波に追い討ちをかけた。 ほどなく、既に網羅と快感に飲まれていた僕の… いちばん気持ち良い所に… 硬く膨張したモノが、容赦なく突き刺さってきた。 「はあっ…あああっ…」 それはすぐに…何度も何度も、激しく抽挿された。 「あっ…あっ…ああっ…」 奥へ突かれる度に… 僕の口から喘ぎが漏れた。 両手を自由に出来ないまま… 僕はカイに侵食されながら、 再び極点へと昇り詰めていってしまった。 「んんあっ…はぁっ…」 ビクビクッと大きく震えて… また僕は、愛液を吹き出した。 そんな僕を見下ろしながら… カイは息を荒立てながら、激しく腰を動かした。 そしてその、膨張して脈打つモノは… 止めどなく僕の絶頂ポイントを、何度も責め立てた。 「…はぁっ…っ…ぁ…」 僕は、声を出すのもままならなくなり… 痙攣するように、ただただ身体を震わせ続けた。 「約束通り…お前を、失神させてやる…」 「…っ…」 そんな台詞にトドメを刺され… 何度も寄せ返す快感の渦に、 その度、飲み込まれ続ける僕は… カイの吐精の感触を待つ事なく… やはり、何も分からなくなってしまった。 「…はぁっ…はっ…あっ…」 予想通り… 僕が失神してもなお、全くお構いなく… カイは自分の悦いように、激しく腰を揺らし続けた。 「…んっ…んんんっ…」 奥へ突いた状態で、大きく身体を硬直させると… 彼はようやく、僕の中に吐き出した。 「…はぁ…はぁ…」 息を荒げながら…動かなくなった僕を見下ろして… カイは小さく呟いた。 「…うん…カオル人形…確かにヤバいな…」 ホントにもうー どいつもこいつも… 絶対、あなた達の方がヤバいと思うんですけど…

ともだちにシェアしよう!