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【番外編】TALKING DOLL 新曲歌詞集
Under the Moonlight (作詞作曲 カオル)
冷たい頬にかかる汚れた金色の髪が
見開いた大きな眼を美しく引き立てる
Under the Moonlight 暗闇に紛れ抱きしめた
Into the fire 無償の愛を捧げよう
震える指で閉じられた朱い唇をなぞる
蹲るボクもやがて冷たい人形になる
Under the Moonlight 瓦礫に埋もれ朽ちてく
Into the fire 魂は浄化されてく
Under the Moonlight 2つの影が重なり合う
Into the fire 灼熱の炎に焼かれて
流れてく キミの身体が溶けてく
溢れてく ボクの身体に滲みてく
囚われた キミの心が羽ばたいて
僕の中 二度とは離れないように
流れてく Under the Moonlight
横たわるキミの身体を抱きしめて
僕のぬくもりをキミに分けてあげる
Under the Moonlight 時は止まり奇跡起こす
Into the fire この愛が昇華されていく
Under the Moonlight
流れてく キミの身体が溶けてく
溢れてく ボクの身体に滲みてく
契れない 魂が結ばれて
昇ってく 永遠の楽園へと
流れてく どこまでも Under the Moonlight
螺旋(作詞カオル 作曲シルク)
君が差し出した細いナイフの光が
果たせない誓い 罪深さを照らしてた
硝子を染める赤い血の色は
流した涙で薄めて
このまま走り出した 終わりない螺旋の中
ずっと前に来た道を歩いてた
咽せ返る香り いつの間にか立ち込めて
差し込む光は流れる血の色になって
真夏の空を引き裂く光は
2度目の罪を責めるから
このまま走り出した 終わりない螺旋の中
ずっと前に来た道を歩いてた
あのときあの場所まで 辿り着けてたなら
もう少しそばに生まれ落ちてたかも
Masquerade(作詞カオル 作曲カイ)
過去と未来を操る
見えない運命の糸は僕のこの手の中に
儚いプレパラートの上
虚に蠢く魂が流されてく
その胸は張り裂けて 大地は凍りつき
灰色の石畳に 雷鳴は轟き誘う 今宵の宴は
悲しみのMasquerade
揺らめく蝋燭の火
映し出すMasquerade
邪悪な陽炎
マジェンダの唇から
零れる嗚咽は甘い罠 麝香の香り
祭壇に跪き 蜃気楼の彼方へ
悲しみの涙を隠して
さあ 歌い踊る 今宵の宴は
華やかにMasquerade
虚偽で飾り立てた
旋律はMasquerade
アスタロトの調べ
踊り出すMasquerade
取り憑かれた心
売り渡すMasquerade
快楽に溺れて
And It's so moonlight minuet
Dancing alone in your first minuet
This is the dance of the doll
And it's song for you
Lilly's in the night moon chateau
Knockin' on the door calling you
You take my hands Hear the music
Now but the dance of the doll has bigan
悲しみをMasquerade
仮面で隠したら
鮮やかにMasquerade
僕の箱の中で
踊り出すMasquerade
流れるレクイエム
終わらないMasquerade
この火が消えるまで
無題(作詞カオル 作曲サエゾウ)
白々と空嘯くキミ
猫のように 風のように
透視されたこの胸の内
誘われて 交わされて
容赦なく逃げ傷を負わす
非情な目が突き刺さる
生心をひと捻りする
底心見透かして
無邪気な瞳で
哀願を演じる
かりそめの笑顔で
したたかに泳ぐ
がんじがらめ囚われの身は
夢のような 苦痛のような
キミの背中 翼の色は
白なのか 黒なのか
浮遊する身体
跪く僕は 救われるのだろうか?
銀色の月影に照らされ舞い上がる
静けさと裏腹に宴は煌めいて
涙色 透き通る瞳に惑わされ
きっとボクもキミを飾る光の一粒になる
浄火に晒され燃え尽きた
空に昇る? それとも地の底へ?
魂はキミの手の中に
そうそれでいい それが僕の願い
銀色の月影に照らされ舞い上がる
静けさと裏腹に宴は煌めいて
涙色 透き通る瞳に惑わされ
きっとボクもキミを飾る光の一粒になる
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