301 / 398
改めて慰労会(3)
「そこも塗ってあげてね…」
ハルトが言った。
「もう濡れてるけどー」
言いながらサエゾウは、僕のモノの濡れた先にも、筆を這わせてきた。
「ああーっ…あっ…」
そして今度はハルトの筆が、僕の乳首を塗り始めた。
「はぁ…あ…んあっ…」
その刺激は…まさに、前衛画家の絵のように、僕の身体中の快感を、グチャグチャの模様を描くように掻き回していくのだった。
両手の自由を奪われた僕は…ただただ…身を任せて震え続けながら、顔を歪めた。
「はぁ…はぁ…」
カメラを回していた、ショウヤの息が…段々と上がってきてしまった。
「あっ…」
と、急にショウヤが声を上げた。
「いいよ、そのままで…」
立っていたショウヤの、すぐ傍に座ったカイが…ショウヤの腰元に自分の腕を回していた。
「カ、カイさん…」
「ショウヤも労わないとね…」
言いながらカイは、
ショウヤのズボンを脱がせていった。
「はあっ…あっ…」
カメラを構えながら、膝を折りそうになる彼の身体をしっかりと押さえ付けながら…カイは、ショウヤのモノを右手に握った。
ショウヤさんが…カイさんに触られてる…
その視覚的刺激は…僕の中にグルグルに渦巻く快感を、更に押し上げた。
「すんごいピクピクしてるー」
言いながら、サエゾウは…既にトロトロに濡れた僕のモノの尖を…筆でチロチロと塗り続けた。
「はあっ…あ…ああっ…」
ビクビクと震えながら、
僕は再び愛液を吐き出してしまった。
「また出ちゃったー」
サエゾウは、それを拭き取ると…今度は僕の両足を、膝を曲げさせて、椅子の上に乗せた。
彼の目の前に…今イったばかりのモノと、僕の秘部が、露わになった。
「…ん…はぁ…はぁ…」
息を上げながら…僕は更なる嗜虐的状況に、身体を熱くさせていった。
「…はあ…あ…サエさん…」
カイに愛撫されながら、ショウヤが絞り出すように言った。
「そこも…塗ってあげて…ください…」
「ここー?」
そう言ってサエゾウは、僕の秘部に筆をあてた。
「…んんっ…」
「はぁ…あっ…すっごく…可愛くなります…よ…」
大人しくヤられてればいいものを…
何でそんな余計な事言うかな…
思いながらも…僕は、そのサエゾウが秘部を刺激する筆の感触に…再び湧き立たずにはいられなかった。
「ああ…あっ…」
「ショウヤ…挿れたい?」
カイが、ショウヤの耳元で囁くように言った。
「…はい…あっ…挿れてください…」
それを聞いたカイは、彼のモノから手を離すと…自分のズボンをずり下ろした。
そしてまた、ショウヤの腰元をしっかりと押さえると…自分の太腿の上に座らせた。
「はああっ…ああーっ」
カイのモノが、挿入されたであろう、ショウヤの派手な喘ぎ声が響いた。
それさえ、僕の快感を更に荒立てた。
「ショウヤ…カイに挿れられちゃったねー」
ずっと僕の乳首を塗り続けていたハルトが、僕の耳元で、いやらしそうに囁いた。
「カオルも挿れられたいでしょ?」
「…んんっ…はぁっ…」
そんな風に言われて…僕は反射的に首を横に振ってしまった。
「いいんだ…じゃあもっと焦らしていいみたいだよ、サエ…」
「わかったー」
「…んんんっ…」
言われたサエは、まさに焦らすように…僕の秘部を、筆で軽ーくなぞるように、愛撫し続けた。
「はっ…あっ…ああ…」
カイに挿れられ…モノを握られたまま、激しく揺らされるショウヤが…ビクビクと大きく震えながら、愛液を吐き出した。
ほぼ同時に、カイも吐精したようだった。
「はぁ…はぁ…」
「…はぁ…あ…カイさんの…あったかい…」
「…っ」
それを聞いた僕の中に…
うっかりカイの感触が、甦ってきてしまった。
それは、2人に責められ焦らされる僕の身体を…更にじわじわと疼かせた。
「…んっ…んん…ん…」
僕は息を上げながら、顔を歪めた。
「カイのが欲しくなっちゃった?」
ハルトがまた、いやらしく囁いた。
「…んんんっ…」
僕はまた、力無く首を横に振った。
「ちゃんと言わないと…もらえないよ…」
言いながら、ハルトは筆を置くと…後ろから手を回して、僕の両方の乳首に指をあてた。
「あっ…はあっ…」
僕はまた、大きく震えた。
「ホントにすごく可愛くなったー」
サエゾウが、色付いた僕の秘部を…今度は指でなぞりながら言った。
「ふふっ…でしょ」
「俺も勃っちゃったー」
言いながらサエゾウは、自分のズボンを脱ぎ捨てると…いきり勃った自分のモノを、僕にチラつかせるように見せた。
「…っ」
「食べ頃だね…サエのあれ、挿れたら…すっごく気持ちいいだろうね…」
「…ん…んんっ…」
おかしくなりそうなくらい、どうにもたまらなくなった僕は、声を振り絞って…言った。
「サ…サエさんの…ください」
「えーどうしよっかなー」
サエゾウは、とても意地悪そうに笑いながら言った。
「もっと必死にお願いしないと…」
ハルトがまた囁いた。
「…サエさん…ください…」
「何をー?」
あーもう…
ホントにこの人たちは…
朦朧とした頭で、半ば呆れたように思いながらも…
僕は諦めたように、夢中で言った。
「サエさんの…そのいきり勃ったモノを…僕の中にギュウギュウに挿れて…イかせてください…」
「…っ」
一瞬、サエゾウの顔色が変わった。
おそらく、彼の胸にも…
心地良く寒気が走り抜けたに違いなかった。
ともだちにシェアしよう!