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改めて慰労会(3)

「そこも塗ってあげてね…」 ハルトが言った。 「もう濡れてるけどー」 言いながらサエゾウは、僕のモノの濡れた先にも、筆を這わせてきた。 「ああーっ…あっ…」 そして今度はハルトの筆が、僕の乳首を塗り始めた。 「はぁ…あ…んあっ…」 その刺激は…まさに、前衛画家の絵のように、僕の身体中の快感を、グチャグチャの模様を描くように掻き回していくのだった。 両手の自由を奪われた僕は…ただただ…身を任せて震え続けながら、顔を歪めた。 「はぁ…はぁ…」 カメラを回していた、ショウヤの息が…段々と上がってきてしまった。 「あっ…」 と、急にショウヤが声を上げた。 「いいよ、そのままで…」 立っていたショウヤの、すぐ傍に座ったカイが…ショウヤの腰元に自分の腕を回していた。 「カ、カイさん…」 「ショウヤも労わないとね…」 言いながらカイは、 ショウヤのズボンを脱がせていった。 「はあっ…あっ…」 カメラを構えながら、膝を折りそうになる彼の身体をしっかりと押さえ付けながら…カイは、ショウヤのモノを右手に握った。 ショウヤさんが…カイさんに触られてる… その視覚的刺激は…僕の中にグルグルに渦巻く快感を、更に押し上げた。 「すんごいピクピクしてるー」 言いながら、サエゾウは…既にトロトロに濡れた僕のモノの尖を…筆でチロチロと塗り続けた。 「はあっ…あ…ああっ…」 ビクビクと震えながら、 僕は再び愛液を吐き出してしまった。 「また出ちゃったー」 サエゾウは、それを拭き取ると…今度は僕の両足を、膝を曲げさせて、椅子の上に乗せた。 彼の目の前に…今イったばかりのモノと、僕の秘部が、露わになった。 「…ん…はぁ…はぁ…」 息を上げながら…僕は更なる嗜虐的状況に、身体を熱くさせていった。 「…はあ…あ…サエさん…」 カイに愛撫されながら、ショウヤが絞り出すように言った。 「そこも…塗ってあげて…ください…」 「ここー?」 そう言ってサエゾウは、僕の秘部に筆をあてた。 「…んんっ…」 「はぁ…あっ…すっごく…可愛くなります…よ…」 大人しくヤられてればいいものを… 何でそんな余計な事言うかな… 思いながらも…僕は、そのサエゾウが秘部を刺激する筆の感触に…再び湧き立たずにはいられなかった。 「ああ…あっ…」 「ショウヤ…挿れたい?」 カイが、ショウヤの耳元で囁くように言った。 「…はい…あっ…挿れてください…」 それを聞いたカイは、彼のモノから手を離すと…自分のズボンをずり下ろした。 そしてまた、ショウヤの腰元をしっかりと押さえると…自分の太腿の上に座らせた。 「はああっ…ああーっ」 カイのモノが、挿入されたであろう、ショウヤの派手な喘ぎ声が響いた。 それさえ、僕の快感を更に荒立てた。 「ショウヤ…カイに挿れられちゃったねー」 ずっと僕の乳首を塗り続けていたハルトが、僕の耳元で、いやらしそうに囁いた。 「カオルも挿れられたいでしょ?」 「…んんっ…はぁっ…」 そんな風に言われて…僕は反射的に首を横に振ってしまった。 「いいんだ…じゃあもっと焦らしていいみたいだよ、サエ…」 「わかったー」 「…んんんっ…」 言われたサエは、まさに焦らすように…僕の秘部を、筆で軽ーくなぞるように、愛撫し続けた。 「はっ…あっ…ああ…」 カイに挿れられ…モノを握られたまま、激しく揺らされるショウヤが…ビクビクと大きく震えながら、愛液を吐き出した。 ほぼ同時に、カイも吐精したようだった。 「はぁ…はぁ…」 「…はぁ…あ…カイさんの…あったかい…」 「…っ」 それを聞いた僕の中に… うっかりカイの感触が、甦ってきてしまった。 それは、2人に責められ焦らされる僕の身体を…更にじわじわと疼かせた。 「…んっ…んん…ん…」 僕は息を上げながら、顔を歪めた。 「カイのが欲しくなっちゃった?」 ハルトがまた、いやらしく囁いた。 「…んんんっ…」 僕はまた、力無く首を横に振った。 「ちゃんと言わないと…もらえないよ…」 言いながら、ハルトは筆を置くと…後ろから手を回して、僕の両方の乳首に指をあてた。 「あっ…はあっ…」 僕はまた、大きく震えた。 「ホントにすごく可愛くなったー」 サエゾウが、色付いた僕の秘部を…今度は指でなぞりながら言った。 「ふふっ…でしょ」 「俺も勃っちゃったー」 言いながらサエゾウは、自分のズボンを脱ぎ捨てると…いきり勃った自分のモノを、僕にチラつかせるように見せた。 「…っ」 「食べ頃だね…サエのあれ、挿れたら…すっごく気持ちいいだろうね…」 「…ん…んんっ…」 おかしくなりそうなくらい、どうにもたまらなくなった僕は、声を振り絞って…言った。 「サ…サエさんの…ください」 「えーどうしよっかなー」 サエゾウは、とても意地悪そうに笑いながら言った。 「もっと必死にお願いしないと…」 ハルトがまた囁いた。 「…サエさん…ください…」 「何をー?」 あーもう… ホントにこの人たちは… 朦朧とした頭で、半ば呆れたように思いながらも… 僕は諦めたように、夢中で言った。 「サエさんの…そのいきり勃ったモノを…僕の中にギュウギュウに挿れて…イかせてください…」 「…っ」 一瞬、サエゾウの顔色が変わった。 おそらく、彼の胸にも… 心地良く寒気が走り抜けたに違いなかった。

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