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改めて慰労会のあと(1)
色々と疲れたいたせいもあってか…僕はそのまま、朝までぐっすり眠ってしまった。
「…う…ん」
ようやく目が覚めて、隣を見ると…シルクもぐっすり眠っていた。
それを見て…何とも言えない安心感に包まれた僕は…思わずそっと…彼の顔に触れた。
「…ん…」
シルクが、モゾモゾと動いた。
ゆっくり目を開けた彼は…僕を見ると、すぐに両手を伸ばして、僕の身体を自分の方へ引き寄せた。
僕も、両手をシルクの背中に回した。
そして、しっかりと抱き合ったまま…僕らはまた、ウトウトと眠ってしまった。
しっかり二度寝した後に、僕らが再び目を覚ましたときには、もう既に陽が高くなっていた。
僕は、寝ぼけ眼で…シルクの顔に頬をすり寄せては、何度も何度も…口付けた。
「…そんなに好きなの?」
彼は穏やかに微笑みながら、そう言って…僕の髪に指を絡ませた。
「うん…」
躊躇う事なく、僕は答えた。
それを聞いたシルクは…身体を起こして、僕の身体の上に覆いかぶさった。
「…ヤりまーす…」
「ぶっ…あはははっ…」
サエゾウの真似をして、力無く宣言した彼は…僕の胸元に顔を埋めると、片方の乳首を口に咥えた。
「…んんっ…」
味わうように、そこを舐めながら…シルクは、もう片方の乳首にも指をあてた。
「は…あっ…」
空いている方の手で…僕の手首を掴んで、布団に押し付けながら…彼はいつまでも、僕の両方の乳首を愛撫し続けた。
「…んん…あっ…は…あ…」
ビクビクと震え、しっかり反応していく僕のモノに…シルクの、ズボン越しのモノが触れていた。
その感触は…乳首を責められ、既に波立ち、押し上げられた僕の快感に、トドメを刺そうとしていた。
「…出…ちゃうよ…」
「いーよ」
「…だって…シルクの…ズボンにかかっちゃう…」
「いーよ、かけてよ」
言いながら、彼は…ワザと自分のモノを、更に僕のモノに擦り付けてきた。
「ん…あっ…はあっ…」
ビクビクッと震えて…僕は、まんまとシルクのズボン目掛けて、愛液を吐き出してしまった。
「はぁ…はぁ…」
ニヤッと笑った彼は…いったん起き上がって、自分のズボンを脱いだ。
そしてそれを、洗濯機に入れに行った。
ピーッ
洗濯機が稼働する音が響いた。
ほどなく戻ってきたシルクは、僕の隣に仰向けになりながら言った。
「そっち向いて上乗って…」
「…っ」
それって…
あれか…あの体勢か…
僕は、少し恥ずかしがりながら身体を起こすと…シルクの足の方を向いて、彼の首の辺りに跨った。
「あっ…」
彼はすぐに僕の太腿を押さえながら、目の前にきた僕のモノを握って、口に咥えた。
「…んんっ…」
その感触にビクビクと震えながら…僕は急いで、彼の股間に顔を落とすとシルクのモノを握って口に入れた。
「…ん…んん…」
僕らは上下から、お互いのモノを舐め合った。
それはとても恥ずかしく…
そして、とても気持ち良い行為だった。
「…んっ…!」
舐めながらシルクが…こないだカイにやられたように、僕の秘部に、指を差し込んできた。
「…んんっ…ん…」
僕は、大きく震え…身悶えた。
その体勢で、更にそこを刺激される事で…ただでさえグルグルに渦巻いていた僕の中の快感は、更に激しく荒波立った。
「ん…んん…んっ…」
それは、確実に僕の身体中の力を奪っていき…ほどなく僕を静かに極点へと突き上げた。
「…んんんっ…はぁ…ぁ…」
僕は、シルクのモノを愛撫する事すら覚束なくなり…それを咥えた口元からは、無意識のうちに唾液が滴り流れた。
そんな僕の様子を察知した彼は…スルッと指を抜き、僕のモノから手を離すと…ゆっくり身体を起こした。
自然と僕の口から、彼のモノが離れた。
シルクは、そのままうつ伏せに落ちた僕の身体を、仰向けにひっくり返した。
「あーあー何でそんなになっちゃったの…」
ビチョビチョになった僕のくちびるを、指でなぞりながら彼は言った。
「エロいなーもう…」
「…っ」
あなたの…せいです…
言い返す間もなく…シルクは、そのビチョビチョを、自分のくちびるで拭い取るかのように口付けてきた。
「…ん…んん…」
そんな、いやらしい行為に…僕の身体は、再び熱さを増していった。
口を離れた彼は、身体を起こすと…
僕の両足を大きく広げた。
僕は、入ってくるであろう彼のモノを受け入れる感覚に、身体を震わせながら目を閉じた。
「…」
「…?」
あれ…?
そっと目を開けると…
シルクは、ニヤッと笑っていた。
「…」
「俺にも強請って」
「…っ」
「ちゃーんと、わかるように言って」
「……」
全くもうー
どんだけエロ親父なんだ、この人は…
「わかるように言ってくれないと出来なーい」
「……」
何なの…
今日はサエさんなの?
呆れながらも、僕は、彼の期待に応えるべく…
精一杯の言葉を選んで…強請った。
「…僕の…口で…ビチョビチョになった、シルクの…それ…僕の中に挿れて欲しい…」
「…」
「奥まで…挿れて…中もビチョビチョにして…」
「……っ」
「おかしくなるまで…イかせ…あっ…」
僕の最後の言葉を待たずして…シルクのモノが、勢いよく僕の中に押し込まれた。
「…は…あっ…」
取り憑かれたように…まるで野獣のように…
彼は激しく息を荒げながら、何度も奥へ突いた。
「はぁっ…あ…ああっ…」
それはまさに、僕の中をビチョビチョにして…
おかしくなるほどに、何度も僕をイかせた。
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