303 / 398

改めて慰労会のあと(1)

色々と疲れたいたせいもあってか…僕はそのまま、朝までぐっすり眠ってしまった。 「…う…ん」 ようやく目が覚めて、隣を見ると…シルクもぐっすり眠っていた。 それを見て…何とも言えない安心感に包まれた僕は…思わずそっと…彼の顔に触れた。 「…ん…」 シルクが、モゾモゾと動いた。 ゆっくり目を開けた彼は…僕を見ると、すぐに両手を伸ばして、僕の身体を自分の方へ引き寄せた。 僕も、両手をシルクの背中に回した。 そして、しっかりと抱き合ったまま…僕らはまた、ウトウトと眠ってしまった。 しっかり二度寝した後に、僕らが再び目を覚ましたときには、もう既に陽が高くなっていた。 僕は、寝ぼけ眼で…シルクの顔に頬をすり寄せては、何度も何度も…口付けた。 「…そんなに好きなの?」 彼は穏やかに微笑みながら、そう言って…僕の髪に指を絡ませた。 「うん…」 躊躇う事なく、僕は答えた。 それを聞いたシルクは…身体を起こして、僕の身体の上に覆いかぶさった。 「…ヤりまーす…」 「ぶっ…あはははっ…」 サエゾウの真似をして、力無く宣言した彼は…僕の胸元に顔を埋めると、片方の乳首を口に咥えた。 「…んんっ…」 味わうように、そこを舐めながら…シルクは、もう片方の乳首にも指をあてた。 「は…あっ…」 空いている方の手で…僕の手首を掴んで、布団に押し付けながら…彼はいつまでも、僕の両方の乳首を愛撫し続けた。 「…んん…あっ…は…あ…」 ビクビクと震え、しっかり反応していく僕のモノに…シルクの、ズボン越しのモノが触れていた。 その感触は…乳首を責められ、既に波立ち、押し上げられた僕の快感に、トドメを刺そうとしていた。 「…出…ちゃうよ…」 「いーよ」 「…だって…シルクの…ズボンにかかっちゃう…」 「いーよ、かけてよ」 言いながら、彼は…ワザと自分のモノを、更に僕のモノに擦り付けてきた。 「ん…あっ…はあっ…」 ビクビクッと震えて…僕は、まんまとシルクのズボン目掛けて、愛液を吐き出してしまった。 「はぁ…はぁ…」 ニヤッと笑った彼は…いったん起き上がって、自分のズボンを脱いだ。 そしてそれを、洗濯機に入れに行った。 ピーッ 洗濯機が稼働する音が響いた。 ほどなく戻ってきたシルクは、僕の隣に仰向けになりながら言った。 「そっち向いて上乗って…」 「…っ」 それって… あれか…あの体勢か… 僕は、少し恥ずかしがりながら身体を起こすと…シルクの足の方を向いて、彼の首の辺りに跨った。 「あっ…」 彼はすぐに僕の太腿を押さえながら、目の前にきた僕のモノを握って、口に咥えた。 「…んんっ…」 その感触にビクビクと震えながら…僕は急いで、彼の股間に顔を落とすとシルクのモノを握って口に入れた。 「…ん…んん…」 僕らは上下から、お互いのモノを舐め合った。 それはとても恥ずかしく… そして、とても気持ち良い行為だった。 「…んっ…!」 舐めながらシルクが…こないだカイにやられたように、僕の秘部に、指を差し込んできた。 「…んんっ…ん…」 僕は、大きく震え…身悶えた。 その体勢で、更にそこを刺激される事で…ただでさえグルグルに渦巻いていた僕の中の快感は、更に激しく荒波立った。 「ん…んん…んっ…」 それは、確実に僕の身体中の力を奪っていき…ほどなく僕を静かに極点へと突き上げた。 「…んんんっ…はぁ…ぁ…」 僕は、シルクのモノを愛撫する事すら覚束なくなり…それを咥えた口元からは、無意識のうちに唾液が滴り流れた。 そんな僕の様子を察知した彼は…スルッと指を抜き、僕のモノから手を離すと…ゆっくり身体を起こした。 自然と僕の口から、彼のモノが離れた。 シルクは、そのままうつ伏せに落ちた僕の身体を、仰向けにひっくり返した。 「あーあー何でそんなになっちゃったの…」 ビチョビチョになった僕のくちびるを、指でなぞりながら彼は言った。 「エロいなーもう…」 「…っ」 あなたの…せいです… 言い返す間もなく…シルクは、そのビチョビチョを、自分のくちびるで拭い取るかのように口付けてきた。 「…ん…んん…」 そんな、いやらしい行為に…僕の身体は、再び熱さを増していった。 口を離れた彼は、身体を起こすと… 僕の両足を大きく広げた。 僕は、入ってくるであろう彼のモノを受け入れる感覚に、身体を震わせながら目を閉じた。 「…」 「…?」 あれ…? そっと目を開けると… シルクは、ニヤッと笑っていた。 「…」 「俺にも強請って」 「…っ」 「ちゃーんと、わかるように言って」 「……」 全くもうー どんだけエロ親父なんだ、この人は… 「わかるように言ってくれないと出来なーい」 「……」 何なの… 今日はサエさんなの? 呆れながらも、僕は、彼の期待に応えるべく… 精一杯の言葉を選んで…強請った。 「…僕の…口で…ビチョビチョになった、シルクの…それ…僕の中に挿れて欲しい…」 「…」 「奥まで…挿れて…中もビチョビチョにして…」 「……っ」 「おかしくなるまで…イかせ…あっ…」 僕の最後の言葉を待たずして…シルクのモノが、勢いよく僕の中に押し込まれた。 「…は…あっ…」 取り憑かれたように…まるで野獣のように… 彼は激しく息を荒げながら、何度も奥へ突いた。 「はぁっ…あ…ああっ…」 それはまさに、僕の中をビチョビチョにして… おかしくなるほどに、何度も僕をイかせた。

ともだちにシェアしよう!