「交代だね…」 「どうする？」 「また、カイに激しくトドメ刺してもらったらいい」 シルクが言った。 また…そういう… 無責任な事を…しれっと言う… 朦朧とした頭で…僕は思った。 「じゃあ…遠慮なく」 カイは、僕の上に馬乗りになると… ニヤッと笑いながら続けた。 「激しく…トドメを刺してあげるね…」 「…っ」 いやらしくそう言った彼は…既にボロボロの衣装の胸元を掴むと…力づくで、思い切りそれを、剥ぎ取るようにビリビリッと破いた。 「…ん…あっ…」 裂かれた合間から…僕の胸元が曝け出された。 それは…朦朧としていた僕の身体に、更に激しく追い討ちをかけていった。 「うおー…激しエロいー」 カシャカシャッ… スッキリしたショウヤは… 既にちゃっかり自分のカメラを構えていた。 カイは…露わになった僕の両方の乳首に両手を這わせると…その尖を転がすように愛撫した。 「…はぁ…あああっ…」 その刺激は…さっきまでショウヤに何度も突かれ、未だ疼いて止まない僕の快感の火種に直結した。 既に身体の自由は…完全に利かなかった… 再び波立つ快感に襲われながら…僕は、手足を動かす事もままならず…痙攣するように、力無く震え続けた。 ハルトが、自分のズボンを脱いだ。 彼は、僕の頭の横に座ると… 僕の顔を、自分の方に向けさせた。 「俺のも舐めて…」 言いながらハルトは、僕の口を強引に開かせると…横から自分のモノを、突っ込んできた。 「…んん…んっ…」 乳首を責められながら、口を塞がれる事で…直結した僕の快感は、容赦なくグルグルと押し上げられ…同時に僕のモノも、再び勝手にいきり勃った。 「ん…んっ…」 「また出ちゃいそうー」 そんなサエゾウの声を聞いて…カイは僕の乳首から手を離すと、自分のズボンを脱ぎ捨てた。 そして僕の両膝を押さえながら…痛いくらいに、足をグイッと両側に開いた。 「ホントだ…漏れてる…」 囁くように言いながら… カイは、僕のモノの濡れた尖をそっと撫でた。 「…っ…んっ…」 更なる快感の波を荒立てられて… 僕の身体は、僕の意志ではどうにもならないくらいに、小刻みに震え続けていた。 それからカイは、自分のモノを… 僕の秘部に、まるで焦らすように…擦り付けてきた。 「…んんんっ…んん…」 「早く挿れて…ってさ」 声を出せない僕の代わりに、シルクが言った。 「…んんっ…んっ…」 しかし、挿れるより先に… 僕のモノは、愛液を吐き出してしまった。 「焦らされてもイっちゃうんだな…」 ふふっと鼻で笑いながら…カイは、ようやく、自分のモノを、僕の中に押し入れてきた。 「…っ……っ…」 カイのモノが、激しく脈を打ちながら…僕の中に、一層の快感を突き上げた。 「……」 絶え間なく、怒涛のように何度も押し寄せる快感の嵐に…僕はもう…声を上げる事すら覚束なくなっていた。 上下を塞がれ、突き上げられ… 目の前がチカチカとして、完全におかしくなってしまった僕の意識は…そのまま、だんだんと遠のいていった。 薄れる意識の中で…両方の口に生温かい感触が広がるのを感じた… それが…最後だった… 「裂かれて犯されて…ズタボロのカオルさん…この上なくエロいですね…」 動かなくなった僕にカメラを向けながら…ショウヤは、再びハァハァと息を上げながら呟いた。 「何ならコレで抜けるー」 同じくハァハァしながら… サエゾウも自分のスマホをしっかり僕に向けていた。 「ふふっ…それもまた一興なんじゃない？」 余韻に息を上げながら…ハルトは、動かない僕の手を取って、サエゾウを見上げた。 「ハルトってさー…やらしいよねー」 言いながらサエゾウは、自分のズボンを下ろすと…僕の隣に膝を折って座った。 「サエに言われたく無いけど？」 そしてサエゾウは、ハルトから僕の手を受け取って…その手に自分のモノに添えると…自分の悦いように、それを上下に扱いていった。 「ショウヤも、こっちの手使えば？」 「…っ」 ハルトに言われて… ショウヤも、ズボンを下ろして僕の側に座った。 「カオルさん人形の…手ですね…」 「あーなるほど…」 とっくに飲食テーブルに戻っていたシルクが…それを聞いて、腑に落ちたように呟いた。 それから、ショウヤも同じように…動かない僕の手を使いながら、自分のモノを扱き始めた。 ２人は、たまに僕の身体を触ったりしながら…ほどなく、両側から、ズタボロで動かない僕の胸元目掛けて吐精させた。 「何が、なるほどなんだ？」 カイがシルクに訊いた。 「いやさ…あの…Ｕnder the moon lightの…マネキン人形好きの主人公は…実際にはこんな風にヤってたのかなって…」 「あはははっ…かもな…」 「でも…マネキンの手って相当硬いんじゃない？」 ハルトが突っ込んだ。 「専用のドールだったのかもよー」 「ああ…カオルさん型の専用ドールとか…」 「絶対ポチだなー」 「ずっと愛で続けたいです…引きこもります…」 向こうで余韻に浸る２人は、ズタボロでドロドロで動かない、可哀想な僕を見下ろしながら… 若干噛み合わない感じで、妄想し合っていた。