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あっちの2人再び(2)
「…ん…んんっ…」
「…で、どんな風にされたんだ?」
しっかり完食して…片付けも終えたカイとサエゾウは…部屋の電気も点けっ放しで、お互いのくちびるを求め合っていた。
「こんなチューも…いっぱいした?」
「…ちょっと…したー…んんっ…」
「で、こーんな風に…気持ち良くなっちゃったんだ」
カイは、サエゾウの濡れたくちびるを指でなぞりながら、いやらしい口調で言った。
「…ん」
サエゾウは、ポーっとした表情で頷いた。
「カオルみたいに美味そうな顔んなってる…」
それを聞いたサエゾウは、ハッと目を見開いて、カイを見上げた。
「…それって…カオルも下手したらユウマさんに食われちゃうかもしれないって事ー?」
「あーそうだな…」
「絶対ダメー!」
「あはははっ…」
カイは、サエゾウの頬を撫でながら続けた。
「もし、そんな状況になったら…またお前が生贄になるしか無いな…」
「なるなる、絶対なるー」
「ふふふっ…」
それからカイは…座ったまま、サエゾウのシャツを脱がせると…自分もシャツを脱ぎ捨てた。
上半身裸の状態で…2人はまた、何度もくちびるを重ね合いながら…お互いの素肌を弄りあった。
「…ん…んっ…」
そうこうしているうちに、2人の息は上がり…ほどなくお互いの手は、お互いのモノに落ち着いた。
「すげー勃ってるけど?」
「…めっちゃ気持ちいいー」
お互いにズボンの上から擦り合いながら…彼らは段々と息を上げていった。
「…もう、我慢出来ないかもー」
それを聞いたカイは…サエゾウのズボンを、ゆっくりと脱がせた。
それから彼は…サエゾウの股間に頭を向けて、ゴロンと仰向けに寝転がると…露わになった彼のモノの尖を、そっと握った。
「ビチョビチョだな…」
「はあ…あっ…」
ビクビクッと震えながら、サエゾウは…上から、カイのズボンをズリズリと下ろして…彼のモノを引っ張り出した。
「カイも、ビチョビチョー」
言いながら彼は、四つん這いになって…それを自分の口に咥え込んだ。
「んん…んっ…」
「…ん…はぁっ…」
そうして彼らは、お互いのモノを舐め合った。
そのうちにカイは…サエゾウのモノを舐めながら、彼の秘部に指を這わせていった。
「んんんっ…」
サエゾウが、大きく身体を捩らせた。
彼は、思わずカイのモノから口を離してしまった。
「…ヤバ…出…ちゃう…」
それを聞いたカイは、更に強く彼のモノに吸い付きながら、その尖に激しく舌を絡めた。
「はあっ…ああ…あーっ」
サエゾウは…ビクビクと震えながら、声を上げた。
次の瞬間…その尖から、カイの口の中へと…サエゾウの愛液が吐き出された。
「は…ぁ…はぁ…ごめんー」
「…」
カイは黙って、ニヤッと笑いながら…それを舐め上げると、自分の口を拭った。
やがて、むっくり起き上がったカイは…自分のズボンを脱ぎ捨てると…若干グッタリしたサエゾウの身体を、仰向けに押し倒した。
そして彼の両足を、グイッと広げた。
「…カイさん…激しくてエロいー」
サエゾウは…恍惚の表情でカイを見上げながら…甘えるように言った。
「ふっ…またカオルかよ…」
鼻で笑うようにそう言い捨てると…カイは、自分のいきり勃ったモノを、サエゾウの中に、押し込んだ。
「…んんっ…はぁ…あっ…」
サエゾウは、痙攣するように、身体を震わせた。
それを、しっかり奥まで到達させると…カイは息を上げながら言った。
「昨夜も…こんな風に挿れられたんだろ?」
「…ん…んんー…」
サエゾウは震えながら、小さく頷いた。
「カオル相手んときは、野獣みたいにドSになるくせにな…」
「…っ」
「俺に挿れられてるときは…別人みたいに、すげーエロい顔んなんのな…」
囁くように言いながら…カイは、ゆっくりと腰を動かした。
「…はぁっ…はっ…あっ…」
何度も抽挿され、何度も奥へと突かれるたびに…サエゾウは、喘ぎ声を漏らした。
動きながらカイは…片手でサエゾウのモノをそっと握り…もう片方の手を、彼の乳首に這わせた。
「んあっ…はあ…あっ…」
サエゾウは、更に大きく震えた。
彼のモノは、再びにいきり勃っていた。
そのままカイは、サエゾウの身体を弄りながら…自分の悦いように、激しく腰を揺らした。
そしてほどなく…カイは身体をビクビクと硬直させて、サエゾウの中に吐精させた。
サエゾウも、ほぼ同時に…
カイの手の中で、絶頂に達した。
「はぁ…はぁ…」
「…はぁ…はぁ…」
肩で息をしながら…
繋がったまま、2人は余韻に浸り合った。
「やっぱ俺…挿れられんのは…カイがいちばん好きかもしんないー」
サエゾウは…小さい声で、呟くように言った。
カイは、それを聞いて…安心したように、むしろとても嬉しそうに…微笑んだ。
「でもカイは…やっぱカオルに挿れんのが、いちばんなんでしょー」
サエゾウは…少しだけ拗ねたような表情で続けた。
カイは、ニヤッと笑いながら答えた。
「ああ…」
「…っ」
それを聞いたサエゾウは…また、ハッとしたように、力強い口調で続けた。
「絶対…負けねー」
そんなサエゾウの表情を見て…カイは少し残念そうに、ふふっと笑いながら溜息をついた。
「全然、美味そうな顔じゃ無くなっちゃった…」
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