「うーん…でもまだ誰も抜けないなー」 「…はぁ…はぁ…」 若干ぐったりして息を上げる僕に向かって、サエゾウは更に続けた。 「もっとエロいポーズしてくんないとなー」 「…」 エロいポーズってどんなんですか… それからも、サエゾウの無茶な指示が続いた。 「四つん這いになってー」 「仰向けになってこっち見てー」 「膝立ててー」 「口開けてー」 「舌出してー」 「口に指突っ込んでー」 「…」 いったんイってしまった事で、恥じらいが決壊してしまった僕は…若干朦朧としながら、大人しくその指示に従っていた。 「シルくん、何かリクエストないー？」 「うーん…そうだな…」 シルクはしばらく考えてから…言いやがった。 「その…口に突っ込んだ指を…自分で挿れるってのは出来んのか？」 「…っ」 「いーね、それー」 サエゾウは、目を爛々と輝かせながら続けた。 「自分でビチョビチョにした指を、お前のいちばん気持ちいいとこに挿れてみてー」 「……」 シルクのバカーっ 朦朧としながらも、 僕は心の中で叫ばずにはいられなかった… それでも僕は、言われた通り…口に入れた自分の指をしっかりと舐めると…それを、自分の秘部へと滑らせた。 （自分では上手くいった事ないですけど…） 僕の頭に…いつぞやのショウヤの言葉が蘇った。 自分で…出来るんだろうか… 思いながら僕は…その指を、自分の中にグリグリと差し込んでいった。 「…ん…んんっ…」 いつも他の誰かにそうされるのと同じ感覚が、僕の内側から湧き上がった。 あ…ここら辺か… 思いながら僕は、自分で自分の気持ちいいポイントを探りながら、深く指を突っ込んでいった。 「…んんっ…あっ…」 き…気持ちいい… 僕は、ビクビクと震えながら…いつの間にか、その感触を愉しむ事に夢中になってしまった。 「もっと足開いて見せてー」 「んあっ…はぁっ…」 その快感に、すっかり飲まれてしまった僕は…言われるがままに、彼らの視線の前で足を開いて見せた。 「ヤバい…」 「エロ過ぎる…」 ３人の息が、相当に荒くなっていった。 「あああーもう我慢出来なーい！！！」 ついにサエゾウは、そう叫びながら、ガバッと僕の身体に覆い被さってきた。 「自分で抜くとか無理ー！」 「何だよな」 「発案者自らルール撤廃かよ」 「あとは好きにするー」 言いながらサエゾウは、僕の手を引き抜くと…既に開いていた僕の足を、更にグイッと押さえ付けた。 そして、ガチガチにいきり勃った自分のモノを、僕の中に勢いよく押し込んできた。 「はあっ…あっ…」 さっきまで自分の指で気持ち良くなっていた所へ、そんな大物が突っ込まれる事で…そこはいつも以上に煽られ、荒波のような快感が、僕の身体中を駆け巡っていった。 「あ…はぁ…んん…あっ…」 容赦ないサエゾウの抽挿に…僕はあっという間に突き上げられた。 「…やっぱエロカオルん中…めっちゃ気持ちいいー」 息を荒げながら、そう呟きながら…サエゾウはほどなく、ビクビクと大きく身体を震わせた。 「はぁっ…あっ…出る…」 「…ん…んっ」 次の瞬間…僕の中に、生温かいサエゾウの愛液の感触が広がった。 サエゾウは、僕の中から引き抜くと…僕の手を取って、その手をまた、僕の秘部に押し付けながら言った。 「俺のでいっぱいになったー」 「…っ」 僕の指に、そこから流れ出るドロドロが触れた。 「もっと…カイに出してもらわなきゃねー」 「…」 「…完全にルール撤廃だな」 「シルクもー」 「俺はまた、口にするかな…」 「じゃあアレだー」 サエゾウは嬉々として、僕の身体を四つん這いにさせた。 「しっかり上下のお口をドロドロにしてもらえー」 「…っ」 四つん這った僕の元へ、既にそこそこ息の上がった２人がにじり寄ってきた。 「すぐ終わるからね」 言いながら、シルクは僕の頭を持ち上げた。 ガッツリいきり勃って、尖の濡れたシルクのモノが、顔の前に突きつけられた。 「…っ…んっ…」 僕は自分から大きく口を開けて…それをしっかりと、咥え込んだ。 「こっちもすぐだな…」 言いながらカイは、僕の腰を持ち上げて…そちらもパンパンにいきり勃ったモノを、グリグリと…既にドロドロな僕の中にねじ込んでいった。 「…んっ…んっ…んんっ…」 まさに上下の口を、キツく塞がれた僕の身体には…更なる快感の渦が巻き上がった。 激しく両方が抽挿される度に、その両方からの荒波が相まって…その快感の渦を更に大きく波立るのだった。 「…んん…ん…ん…」 声を上げられないまま、僕は恍惚の表情で、痙攣するようにビクビクと震えながら、再び愛液を吐き出した。 「ん…んっ…」 吐き出したところで、カイに責められるポイントの快感は、全く留まる事を知らなかったのだが… 「…はっ…あっ」 ほどなく、シルクのモノから、僕の口いっぱいに液が吐き出された。 ほぼ同時に、カイのモノも吐精した。 「…んん…ん…」 「逝っちゃダメだよー」 容赦なくサエゾウが言った。 「ちゃんと触って確認してー」 「…」 上下の２人は、そっと自分のモノを引き抜いた。 僕はその場にバタッと崩れ落ちた。 そして…ドロドロになった口に指を入れながら、もう片方の手を、自分秘部に這わせて…そっちのドロドロも確認した。 「…っ」 「エロい」 「ヤバい」 そんな僕の様相を見て… ３人様は、再びゴクンと唾を飲み込んだ。