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個人的謝罪そっちの2人(3)

「…ん…んんっ…ん…」 いつも通り…いや、いつも以上に、ハルトは激しく舌を絡めて、僕の口の中をぐちゃぐちゃに掻き回していった。 ビクビクと震えながら、膝を折りそうになる僕の身体を、ショウヤがしっかりと抱き止めていた。 「…ん…は…ぁっ…」 ようやくハルトは口を離れた。 「もう…目、開けていいよ…」 「…は…あ…」 「むしろ開けらんないか…」 僕は、息を上げながら…力無く薄目を開けた。 「めっちゃエロい顔…」 言いながらハルトは、齧り付くように、再び僕のくちびるを塞いだ。 「……っ」 完全に身体の力を奪われてしまった僕は、ショウヤの腕の中に、ガクンと倒れ込んでしまった。 「しょうがないですねー」 ニヤニヤと笑いながら…ショウヤは、僕の身体を後ろから抱き抱えたままその場に座ると、しっかりと僕の両腕を羽交締めにした。 「まだメイク終わってませんよ」 「…」 ハルトは、リップブラシを握ると…僕の顎を掴んだ。 「あーあ…ビチョビチョになっちゃった…」 呟きながら彼は、その筆で…僕の濡れたくちびるをそっとなぞっていった。 「…んっ…んん…」 塗るというよりは、筆で愛撫されるその感触に…僕はまた、身体をビクビクと震わせた。 「くちびるだけで、そんなんなっちゃうんですか…」 言いながらショウヤは…いつの間にか手にしていた手拭いで、僕の両腕を後ろ手に縛りつけた。 「今日はまた、コレ使って遊ぼうと思ってるのに…」 言いながら彼は、ハサミを取り出した。 「…っ」 「何回イっちゃうんでしょうね」 縛られて、ハサミをちらつかされながら、くちびるを愛撫される僕の身体中の疼きは…その時点で既に、下半身を熱く昂らせていた。 「ズタボロに…切り刻んであげますね…」 「……っ」 そんなショウヤの台詞に… 僕のモノは、更にいきり勃っていった。 ハルトもハサミを手にしていた。 そして2人は、両側から…僕の着物を少しずつ、切り刻んでいった。 ジョキジョキと音が響き…彼らが掴んでいる着物の生地が、勝手に尖っていた乳首に、ほんのり擦れていった。 「…んっ…はあ…あっ…」 そんな微かな刺衝すら、僕の身体の疼きを、更に波立て巻き上げた。 たまらず僕は、ビクビクと大きく身体を震わせて…愛液を吐き出してしまった。 「あれ…イっちゃいました?」 「ふふ…ホントだ」 ジワッと濡れていく、僕の股間部分を見て…2人はせせら笑いながら、脱力した僕の身体をそこへ仰向けに横たえた。 もちろん…ハサミを持つ手を休める事は無かった。 ほどなく、切り刻まれた生地の隙間から…片方の乳首が露わになってしまった。 「…ヤバい…ものすごく…エロいです」 ようやくショウヤはハサミを置くと…代わりにカメラを手に取った。 カシャッ カシャカシャッ… ハルトに切り刻まれ続けながら、そんなエロい様子を何度も撮影されてるもんだから…僕の身体は、そりゃあもう留まるところを知らない勢いで、ズンズンと突き上げられてしまった。 「…ん…んっ…」 「またイっちゃいそうですね…」 そんな中…ハルトの持つハサミが、僕の乳首に触れてしまった。 「…ふぁっ…あっ…」 僕はその…冷たく、あまりに気持ち良い感触に、飛び上がるように身体を震わせた。 「コレで触られるの…そんなに気持ちいいんだ」 ニヤッと呟きながら…ハルトはそこをハサミで、面白そうにツンツンと突いた。 「…んあっ…はあっ…」 「じゃあ、こっちもそれでやってみましょうか」 言いながら、カメラを置いたショウヤが…再びハサミを手にした。 そして今度は、すっかりはだけた裾の…股間に近い部分にハサミを入れていった。 「…は…あっ…いや…」 「いや?」 「…んんっ…あ…やめ……はあっ…」 ショウヤのハサミの冷たい感触が、切り目から覗き出した僕のモノに触れた。 「…やっ…あっ…んんん…」 「ものすごく気持ち良さそうですけど?」 ショウヤは、その…再びいきり勃って濡れた尖を…そのトロトロをバターを塗るように、ハサミで撫でつけていった。 そうこうしている間も、ハルトのハサミは、僕の両方の乳首を行ったり来たりしていた。 やっぱり…この2人…オカし過ぎる… 朦朧と、そう思いながら… その、異常なプレイの嗜虐的快感に飲み込まていく僕もまた、完全にオカしくなっていくのだった。 「うあっ…んんっ…」 「あーまた出ちゃった…」 ビクビクと痙攣しながら、再び吐き出した僕の愛液で…ショウヤのハサミがドロドロになってしまった。 彼はニヤッと笑いながら、そのドロドロハサミを自分の顔の前に近付けると…まさかのそれを、ペロッと舐めた。 「…っ」 「…はぁ…はぁ…」 取り憑かれたような目で、息を荒げながら…変態ショウヤは、ハサミのドロドロを、ひと雫たりとも残さぬ勢いで、ペロペロと舐め続けた。 「美味い?」 ハルトが訊いた。 ショウヤは、うっとりしながら答えた。 「…カオルさんのと、鉄の味が混ざって…すごく美味しいです…」 「俺にもちょっと味見させて」 言いながら…ハルトは、汚れたショウヤのくちびるを、ペロッと舐めた。 「…ホントだ」 「………」 オカしいよ… ホントにヤバいよ、この人たち…

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