「先に挿れていいよ」 「え、ハルトさん先でいいですよ」 「いーよ…だって、もう我慢出来ないでしょ？」 「…でも」 「……」 あーもう…どっち先でもどーでもいいから このあまりに異常な状況を早く終わらせて欲しい そんな僕の願いが届いたかどうかは分からないが… とりあえずの順番は決まったようだ。 「俺は、コレを使いたいからさ…」 言いながらハルトは、またリップブラシを取り出した。 「あ、そうでしたね…じゃあ僕は、こっちを遠慮なく責めさせてもらいます」 「うん…」 ああ… まだまだオカしいヤツが続くのか… 果てしない気持ちで目を閉じた…僕の両足を、ショウヤはグイッと開いた。 そして、今度は自分の指をペロッと舐めると…その指を、僕の秘部にそっと差し込んだ。 「んんっ…あっ…」 その隙にハルトは、僕の両方の乳首がしっかりと見えるように、生地の裂け目をズラしていった。 「カオルさん…本当にエロい…」 ハァハァと息を荒げたショウヤは、そう言いながら、指をグリグリと動かして、僕の中の気持ち良い部分を、ピンポイントで突いてきた。 「は…あっ…ああ…」 「こっちにも…大好きなヤツ、塗ってあげるね」 そう囁くハルトの持つ筆が…僕の露わな乳首に触れた。 「…んんっ…ああ…んっ…」 その感触に…僕は、身体をビクビクと反らせながら、激しく喘いだ。 「ああ…たまらない…」 見下ろすショウヤは…グチュグチュと僕の中を掻き回しながら、呟いた。 「は…あっ…んんっ…あっ…」 たまらないのは…こっち…なんだけど… 朦朧としながら、両方の刺激に突き上げられて…僕は何度も極点に達してしまった。 「もっと大きいの…挿れますね…」 言いながらショウヤは、自分の着物の裾を捲った。 そして、それはそれはパンパンにいきり勃った彼のモノが…ついに僕の中に押し込まれた。 「んあ…あっ…」 すぐに奥まで到達したそれは、ドクドクと、熱く激しく脈を打ちながら…さっきの指とは比べ物にならないくらいに、僕の中を責め立てた。 「ああ…最高に…気持ちいい…」 汗ばみながら、息を上げるショウヤは…その感触をじっくり味わうように、ゆっくりと腰を動かしていった。 「…っ…ぁ…」 ハルトに乳首を筆で愛撫されながら、そうされる事で…僕は身体中を渦巻く快感に飲み込まれ続け、声を上げる事すら覚束なくなってしまった。 「はっ…あっ…あああ…」 ほどなくショウヤは、いつものように派手に声を上げながら、腰の動きを早めた。 「…っ…っ…」 いやらしい音が、規則的に何度も響き…僕はもう、ただただ、なすがままに揺らされていた。 「んん…んっ…は…あっ」 大きく身体をふるわせたショウヤが、僕の中で吐精した。 ビクビクと僕の中で余韻に脈を打つ刺激に、ハルトの乳首への愛撫が絡まって…僕もまた、痙攣するように震えながら、静かに愛液を吐き出した。 「はぁ…はぁ…」 「……」 ショウヤは…ゆっくり僕の中からモノを引き出すと、僕の両足を更に押し広げた。 そしてまた…恍惚の表情で呟くように言った。 「カオルさんの大事なところが…溢れるくらいに僕の精液でいっぱいになった…」 「……っ」 そんなオカしい台詞に、僕の胸に寒気が走った。 目の前がチカチカと白くなってきて…僕は思わず目を閉じてしまった。 「もう少し我慢してね、カオル…」 ハルトは、朦朧とする僕の顔を両手でギュッと掴むと…強い口調で言った。 「まだ俺の番が残ってるからさ」 「…っ…はぁ…はぁ…」 僕は薄目を開けて…涙を流しながらハルトを見上げた。 …もう、勘弁して… 心の底からそう叫んだ僕にお構いなしに… ハルトは自分の着物の前をはだけると、僕の首元に腰を落とした。 「…ん…んっ」 声も出せない、その口を更に塞ぐように…彼は自分のモノを、僕の口に突っ込んできた。 「…っ…」 ハルトはそれを自分の悦いように…何度も抽挿させた。 「こっちも、キレイにしてあげますね」 言いながらショウヤは…僕のモノを掴んで、その尖から秘部にかけてのドロドロを舐め尽くすように舌を這わせていった。 「美味い？」 ハルトは息を上げながら…また訊いた。 変態ショウヤが答えた。 「…はい…僕のとカオルさんのが混ざって、スゴく美味しいです…」 それを聞いたハルトは、ショウヤの方を振り返って、自分の舌を出しながら言った。 「味見させて」 「…」 それを見たショウヤは…両者のドロドロを、口いっぱいに含ませた。 そして、まさに口移すように…ハルトに口付けた。 「…ん」 「…ん…んんっ」 「……」 ２人は僕の上で、しばらく激しく舌を絡ませ合ってから…やがてゆっくり口を離れた。 「ホントだ…」 またハルトが、ニヤッと笑って言った。 「………」 あああーもうー オカしい、オカしい、オカしいーー！