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第十六話 発情
「ん!感じちゃう~」
乳首をコリコリされて気持ちよくなってしまう
肩を押されて
おしりの中に指を入れられた
指入れられちゃうだけでイキそうになるなんて
カァーッ
「うーん、昨日三本入ったのに」
「もう、狭い」
感じすぎて怖くなって、シーツを掴む
「ん!ん!イきそうぅぅぅぅ」
「あっあっ、イグゥ〜」
ピュピュ
玲央さんに前立腺ばかり責められてイッてしまった
「はぁ〜はぁ〜」
また、指を動かされて
「もう、ダメだってぇ〜イッちゃうからぁぁ」
玲央さんの顔をちらっと見たらめっちゃ悪い顔してるし
絶対に止めてくれないやつだ
「ねぇ〜ん!ん!ダメぇ〜」
「ダメは、もっとってことだろ?」
「ち、ちがううぅ」
イキすぎて怖い
「どうしてそんなにいじわるするのぉ〜」
「ん?まだ、喋れるんだ」
「あっ、あっ」
「三本入ったから、入れるな」
「待ってぇ〜こわい〜」
「大丈夫だ」
「ちゃんと優しくする」
「ほ、ほんとに?」
「ああ」
「わかった、ほ、ほんとだよ?」
「ああ、ほんとだ」
「ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
「入れただけでイッちゃうなんて、変態」
「へ、変態じゃなああい」
「怜央さんが変態なのぉぉぉぉぉぉ」
「なんて言ったかな?」
「抱き潰すって約束したからしないと」
「んあ〜激しいい」
「ゆきはすごいかわいい」
「愛してる」
「ん!ん!イグゥ」
「俺もイク」
「一緒にイこ」
「うん」
「一緒にイクぅぅぅぅ、あっあっ」
『あぁ〜イク』
はぁ〜疲れた
それから玲央さんと僕はお風呂に入って玲央さんは寝てしまった
僕は奇跡的に気絶せず、ずっと起きてる
ふぁ~眠たい
腰痛いし、でも出てかないといけないし
起き上がって玲央さんの顔を見る
やっぱり、僕の番じゃない
きっと、他の人だったんだよ
もしかしたら後ろにいた人かもしれないし
玲央さんと、僕の勘違いの恋だったのかも、、、
でも、ああ~
1週間で、玲央さんのこと好きになっちゃうなんて僕ってどんだけ惚れやすいんだよ
しかも、どれだけ身分差の恋か
わかってるのか!このボケナス!
で、でも
さ、最後にキ、キスだけさせてください神様
寝てる間にキスするなんて最低な事だと思います
神様に最初お願いしたように、この一週間一緒に玲央さんと居れて良かったです
ありがとうございます
1週間の大恋愛だったけどとってもいい経験になりました
玲央さんは僕のこと嫌いだと思うけど、出会えて良かった
玲央さんに出会ってなかったら死んでた
自分なんか消えてしまいたいぐらいだった
それだけ地獄の日々だった
玲央さんに出会う前は
でも、玲央さんと出会えて少しは僕のことを必要としてくれた
僕の生きれる力になった
それだけで良かったのに、いつの間にか恋してた
ダメだなぁ~
ぽとぽと涙が溢れてくる
泣きたいわけじゃないのに
とっても辛くて、苦しいよ
玲央さん
貴方とこれからも一緒に過ごしたかった
これからも笑いたかった
これからも愛したかった
バイバイ
玲央さん
大好きだよ
ちゅっ
とキスをして
覚悟を決めて
部屋のドアを出た
実は、玲央さんが書斎で仕事をしていた時
玲央さんにお別れの手紙を書いておいた
それを玲央さんとご飯食べたりしたテーブルに置いた
字が汚くて読めないかもしれないけど
涙でぐちゃぐちゃになって何回も書き直したからだから、読んで欲しいなぁ~
じゃあ、玄関に立って
お部屋に向かって
「ありがとうございました!さようなら」
と言ってドアを開いた
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