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第13話
ぐちゃぐちゃになっている下着の中に、僕は手を突っ込んだ。
ぬるぬるとした生あたたかい、麻生さんの精液が僕の手を包み込む。
「最高でしたよ、イッた時の麻生さんの顔。最高にいやらしくて堪らなかったです」
「っあ……ッ、お前どこ触って……あぁぁぁ……ッ……!!!」
僕はうつ伏せになっている麻生さんのお尻の割れ目に指を這わせると、その付け根にあるところに触れた。
身体の割に小さなお尻。
その孔もいきなりの侵入はキツかったみたいで、ぬるぬるした指1本を受け入れるのもすんなりとはいかなかった。
「どこって……ココですよ」
「や……あぁぁ……ッ……!!!」
なんとか挿入出来た指で内部を弄ってみる。
「麻生さん、知ってます?ココ、ちゃんと解したら男同士でもセックス出来るって……」
「うぅッ、そんな……ッ、そんなのむりに決まって……」
「ダメですよ、勝手に決めつけちゃ。今日は出来ないかもしれませんが、こうやって解していけば出来るようになりますよ、きっと……」
「んん……ッ、あぁぁ……ッ……!!」
指の出し入れを繰り返しているうちに、麻生さんの身体は僕の指の侵入を許してくれるようになっていく。
痛がっていたはずの麻生さんも、慣れてきたのか声色が違うものに変わっていった。
「だいぶ柔らかくなってきました。もう1本、入れてみます……」
「はぁ……っ、マジかよ……うぅッ……!!」
「力入れないで楽にしていて下さい」
「そんな事言われても……ッ……あぁぁ……ッ……!!!」
麻生さんから下着を奪い、手で孔を広げながら2本目の指を挿入する。
1本目よりはスムーズに入り、内部はヒクヒクと僕の指に反応してくれた。
「は……あぁ……ッ、涌井……ッ、ちょっと待って……!!」
「どうしました?麻生さん」
麻生さんは僕の動きを止めると、起き上がって僕の方に向き直り、恥ずかしそうにしながら言った。
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