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第22話

そして、迎えた当日。 健夫さんは夜勤の最終日という事で夜勤班のみんなにとお菓子や缶コーヒーの差し入れを持って出勤してきた。 「麻生さんが辞めたらめっちゃ寂しいっすよ〜」 岡江をはじめ、何人もの職員がそんな言葉をかけていた。 建夫さんはそれに時折笑顔を見せながら応えていて、僕には相変わらず無防備だな、と思えた。 もうすぐこんな日々も終わる。 その最後に、何度も思い描いた夢を現実にするんだ。 僕はワクワクしながら仮眠時間までの勤務をこなしていた。 「仮眠入ります」 待ちに待った、その時。 僕は建夫さんを先に仮眠室に入らせ、自分は少しだけ遅れて入った。 仮眠室は離れた場所にあり、部屋に鍵をかけられる為、大声さえ出さなければ見つかる可能性は低い。 「建夫さん……」 中に入ると薄明かりがついていて、建夫さんは寝息を立てていた。 僕は内鍵を締めると、健夫さんの布団に入って背後からその身体に悪戯をし始める。 「んん……ッ……」 耳朶と首筋を甘噛みしながら制服越しに両胸に触れると、それだけで健夫さんの乳首は堅くなっていった。 一緒にくぐもった可愛らしい声が聞こえてきて、嬉しくなった僕はそこを重点的に触る事にした。 「ぁ……あぁ……っ、とおる……ッ……」 しばらくすると、建夫さんが目を覚ましたのか振り向いて僕を見る。 潤んだ瞳が可愛らしくて、乳首を弄りながらキスをしてしまっていた。 「うぅ……んふ……っ……」 僕の舌に応えながら、けれど感じている声を聞かせてくれる建夫さん。

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