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第3話

ベータは可愛かった。 オメガと違って抱かれる本能がない。 全部教えてやらないといけなかった。 三日しかないから、慣らしのためのディルドから使った。 小さいモノだったし、指で慣らしもしてからだったが、挿れるだけで痛がる姿に興奮した。 本来ここでしない場所を犯している、その実感が良かった。 「痛い・・・」 泣きながら、でも抜いて欲しいと言わない姿が堪らない。 自分に惚れきっているというのがいい。 この支配感はオメガ相手ではない。 オメガ相手だと、へたするとこちらが振り回される。 「息を吐いて、そう、上手。可愛いね」 優しくキスしてやりながらディルド深く収めた。 泣きながら懸命に言われた通り、息を吐き出し、小さいとは言え、ディルドを受け入れる姿に股間が疼く。 「頑張ったね。ここから気持ち良くしてあげるからね」 ゴチゴチの自分のペニスが痛いくらいだが、こうやって支配していく楽しさがベータとのセックスの醍醐味なので我慢できる。 番相手なら我慢できるわけがない。 あのあまい穴を喰らい尽くすだけだ。 ベータを抱いてる時に、淫らで可愛いオメガを思い出して、またペニスが疼く。 だが、アルファのベニス、射精が終わるまで根元のコブのせいで抜けなくなるような巨大なペニスをオメガ以外にいきなり突っ込むのは暴力なのはわかっいるのて、せっかく手に入れたおもちゃを壊すつもりもなかった。 「俺も辛いんだよ?」 ガチガチのそれをベータに触らせて笑う。 アルファ独自の形状とその大きさに、痛みを忘れてた目を丸くしたのが可愛かった。 「とりあえず一緒に気持ち良くなろうね」 ディルドを収めたままで、いたくてガチガチになってるのベータの身体を優しくひっくり返し、尻を抱えた。 精一杯ディルド咥えこんでいる穴が可愛い。 快感を知らない身体でこれに耐えているのは、自分に惚れ込んでいるからだと思うと自尊心が満足する。 これがいい これがベータを抱く醍醐味だ。 自分に惚れきって言いなりで、支配してる感覚。 可愛かった。 ギチギチに広がったそこを思わず舐めてしまう。 「何・・・いや、いやぁ」 舐められてると知って、恥ずかしさに取り乱して痛みを忘れるのが可愛い。 「俺のために頑張ってくれてありがとう。本当に可愛い」 心から言った。 こういう健気な可愛さは、セックスが気持ち良く無くても頑張る可愛さは、ベータにしかない。 オメガはどんなに嫌がっていても、感じてしまうあのいやらしさか可愛いが、感じて無くても頑張るベータの健気さはこれはこれでいいものだ。 だが最後には、ベータもトロトロになって、もうアルファ以外ではダメだと泣くようになる。 まあ、アルファにしてみれば、そうなってもベータはとてもオメガにな及ばないのだけど。 でも、それもまた、いい。 恥ずかしさに真っ赤に染まったベータの身体を優しく抱きしめると、項に甘く歯を当てながら、ベータの太ももの間に巨大なペニスを挟みこみ、アルファはゆっくり動きだした。 巨大なペニスでペータの可哀想に縮こまったペニスを擦り上げながら。 ベータのスベスベした太ももは気持ち良かったし、まだふにゃふにゃのペニスをゴリゴリと擦りあげるのも良かった。 項もオメガと違って甘さやあの匂いもなかったけれど、アルファが好きで真っ赤に染まっているのが可愛かったし、軽く噛む度に震えるのが楽しかった。 ああっ はぁっ 腕の中でおずおずと鳴き始めるベータ。 だんだん硬さを持ち、濡れて勃起していくそのペニス、柔らかい睾丸、滑らかな太もも、その感触を、アルファは自分のペニスで楽しんだ。 優しく乳首を指で転がしてもやる。 尖ることを覚えていくそこが可愛かった。 ベータのここも。 ちゃんと性器になる。 広げられた穴に銜えたままのディルドが震えてて、まだ痛みが強いだろうが、微かな快感がおこり始めていて、何かがかわりつつあることを教えてくれる。 「気持ち良くなってきたね?」 優しく言った。 そしてまた項を噛む。 アルファはここを噛むのが好きなのだ。 それがベータでも。 ひくっ ひくっ ベータは身体を痙攣させた。 もうゴチゴチになってるペータのペニスは爆発寸前だった。 ほら、もう、痛いだけじゃない。 「イっていいよ」 優しく許可した。 ベータとのセックスの何がいいかって? それはアルファが支配するセックスだということだ。 ベータは、アルファのペニスに擦られて、項を噛まれ、乳首を弄られ、ディルドを咥え込みながら、命じられたまま射精した。 まあ、これで第一段階。 でも、出したばかりの、いやまだ出している途中のベータのペニスを、アルファはまだ擦りあげるのを止めなかった。 無理ぃ ダメぇ そう泣くのに。 「ごめんね、でも、俺がまだだから」 優しく頬や耳にキスして、自分が出すために激しく擦り上げた そう。 ここも大切。 ベータとのセックスはあくまでも、アルファ上位のセックスでなければならないのだ。 泣いてるベータが可愛かった。 コントロールできるからこそ、可愛かった。

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