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番外編 湖畔の城 シグ×ユイ編 ユイ視点 2*
そして、大変豪華なディナーを頂いたけど堪能出来るはずもなく・・・何とか食べ終え部屋に戻る。
ロム先生とランさんにちょっと心配されたけど、「憧れの城に居る事に興奮してるだけ」って言ったら納得してくれた・・・のかな?まぁ、自分たちの事で精一杯みたいだし(特にロム先生)大丈夫だろう。
部屋はリビングスペースと寝室がある豪華な作りだ。部屋のデザインにも見入ってしまう。ロム先生とランさんはスイートルームに宿泊。もう付き合ってるみたいだしね。すごくお似合いだと思うんだ。幸せになって欲しい。
スイートルームも見せてもらったけど、細部に至るまで細やかなデザインが施されていて素晴らしかった。
「ユイ?また私を忘れていましたね?上半身だけでは足りませんでしたか?」
「へっ?忘れてない!忘れてないからっ!!上半身だけで充分だよっ!」
「そうですか?とりあえず寝室に行きましょう。確か姿見もありましたし、今のユイを確認しましょうね?」
何の確認??!
俺は寝室に連行された。
ルーとローはリビングでイチャイチャ、ペロペロしてる。あれはもう精神的に繋がってるな。
姿見の前で服を脱がされ、上半身に着けられたレザーのハーネスだけになる。本来ならシルバーの金具と合わさった物が多いんだろうけど、シグの魔法で作られるのは革だけ。それでも充分カッコいいデザイン。うん、服の上からだと普通にファッションとして有りかも知れない。今は裸で下半身も丸出しだけど・・・・
「・・・・拘束。」
上半身のハーネスの左右の脇下から繋がり、腰と両太ももに革のベルトが追加された・・・確かにバランスはいい。
「本当は体の中心も繋いでコックリングを付けたいんですがね。大好きな城でそこまでされるのはいくら淫乱なユイでも・・・おや?想像して勃ちましたか?流石私だけの淫乱な奥さんだ。乳首もピンピンに尖らせて。昼からずっとハーネスに刺激されて、そんなに気持ち良かったんですか?」
ハーネスごと持ち上げるようにされると、乳首を突き出す格好になる。
シグはいきなり乳首をカリッと噛んだ。
「はぁんっ?!!」
そして、その後噛んだ所を優しく舐めてきた。しばらく舐め続けられ、俺のモノが完全に勃ち上がる。もう片方の乳首が放置されて辛い。ピンピンに尖って痛いくらいだ。
「んんっ!シグ・・・お願い、こっちも触って・・・ひっあぁっ?!!!」
突然、放置されていた方の乳首を指で弾かれ体に電流が走る。
「おや、乳首だけでイケそうですね?こんなに蜜を溢れさせて。どうしましょう?イカないようにここも拘束しましょうか?それとも乳首だけでイキますか?」
「い、イキたい!!お願いイカせてっ!!!」
「イクのなら乳首だけでですよ?他は一切触りませんが?」
昼からずっと服に擦れ、赤く色付き尖りきった乳首をコリコリと指の腹で強く扱かれる。それだけで俺のモノはガチガチに硬くなり、イヤラシイ蜜を垂れ流す。
姿見には、ハーネスに拘束され乳首への刺激に腰を揺らす俺の痴態が映っていた。黒いレザーのハーネスに俺のモノも繋がれるのを想像したら、イキそうになった。
「おや、本当に乳首だけでイクんですか?流石私の淫乱な奥さんだ。チンコにもハーネスを繋ぐ想像でもしましたかね?いっその事、乳首とチンコを繋いであげましょうか?」
そう言ってシグに乳首を強く引っ張られた俺は・・・呆気なく吐精してしまった。
「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「あぁ、最高ですね。堪りません。洗浄!」
飛び散った精液と俺の穴に洗浄魔法をかけ、香油を取り出しほぐしにかかるシグ。
毎日のようにシグを受け入れている俺の穴は、シグの指ですぐにトロトロに蕩けてしまう。
あぁ、シグのモノが欲しい・・・
「シグ・・・挿れて?」
「くっ?!本当にこの淫乱な奥さんは・・・お望み通りに挿れて差し上げましょう!!」
正面から、香油塗れのシグのモノが入って来る。途中でしこりを擦り上げ、そこからは一気に貫かれた。
「はっあんっ!!!」
悲鳴を防ぐかのように激しくキスをされた。俺も必死でシグの口内を貪る。徐々に馴染んできた穴にシグの腰が揺れ始めた。ずりゅんと何度もしこりを擦られた俺は、シグの背中にしがみつき、足を腰に絡める。
「あぁ、腰に足を絡ませられるのも最高ですが、折角ハーネスを着けているので今日は足を開いて頂きましょう。拘束。」
俺の足が折り曲げられ、足首と太ももを革のベルトでくっつけて拘束される。いわゆるM字開脚の形だ。
「いいですね。ユイの白い肌に黒のレザーがよく似合う。」
そう言って激しく腰を振り、奥まで突かれまくった。パンパンと肌がぶつかる音と、ズッチャズッチャとモノが抜き差しされる湿った音が部屋に鳴り響く。
不意に乳首を摘まれ、引っ張って上下左右に動かされると堪らなくなって穴をキュンキュン締め付けてしまう。
「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!やだ、ダメ、またイッちゃうよっ?!!」
「何度でもイキなさい。私だけの淫乱な奥さん。」
再度吐精した俺を解放する事なく揺さぶり続けるシグ。そりゃそうだよな、シグはまだ一回もイッてないもん。
「あっあっあぁぁぁぁっ!!イッたから、あぁ、やだ、そんなに・・・んっ、激しっ・・・」
「充分余裕があるじゃないですか?ほら、ユイのいい所をいっぱい擦りながら突いてあげましょうね?」
そう言ってちょうどしこりの辺りまでモノを引き抜き奥まで突いて来るシグ、イッたところなのに、またイキそうになる。
「くっ!!中がヒクついて絡みついて来る・・・堪りませんね。私も一度イキますよ?あぁ、ユイ、私の唯一・・・」
シグの腰の動きが速くなり、俺の中で先端が膨らむのが分かる。シグの熱が放出され、ビュクビュクと俺の内壁にかかるのを感じながら、俺もまたイッてしまった。
朦朧としている俺に軽い回復魔法をかけ、体の表面と周りの寝具に洗浄魔法をかけるシグ。俺の中はシグのモノと精液で満たされたままだ。
「解放。」
足首と太ももを拘束していた革が外された。そしてシグはベッドに寝転び、俺を上に乗せる。
「拘束。」
今度は両手首を体の後ろで拘束された。
シグの上で自然と胸を突き出す格好になる。俺の中のシグのモノが再び硬くなった。
「いいですね。イヤラしい乳首が触ってくださいと言ってるみたいです。存分に可愛がってあげましょうね?ユイは中に刺激が欲しかったら自分で動いてください。精液塗れのユイの穴は滑りが良くて動きやすいはずですよ?」
あらためて言葉にされると羞恥で体が赤くなり、俺のモノも反応する。
そこから本当に乳首だけを弄り倒され、堪らなくなった俺はシグの上で腰を振りまくり、モノを腹に擦り付けた。
「・・・もうやだぁ・・・足りないよぉ・・お願い、シグも動いて・・・?!」
そんな懇願に、シグは俺の体をモノが入ったまま一回転させ、自分は起き上がり俺の体を前に倒す。両手首を拘束されている俺は、顔を布団につけて尻を突き出すしかない。
一度ギリギリまで引き抜かれ、思いっきり奥まで貫かれた。
「あっっ!!ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!あぁ、やだ、きちゃうぅぅぅっ!!」
そして、俺の尻が赤くなるほど激しく腰を打ち付けられ、ドライでイッても構わず突きまくられる。
「あぁ、ユイ、ユイ、私にだけ淫乱なこの体・・・最高ですね。愛しています・・・私の唯一。」
「シグ、シグ、きもちいいよぉぉ・・・ん、ん、すきぃぃぃぃ・・・」
もう何がなんだか分からない。イキっぱなしになってひたすらシグを受け入れた・・・
次の日は、昼まで起き上がれなかった。朝ご飯を食べに行けなかったので気まずかったけど、ランさんとロム先生も昼まで部屋から出て来ず一安心??気まずいのは変わらないけどねっ!!
あの日以来、シグはハーネスが気に入り、普段から俺に着けさせようとする。完全に女性のブラジャー扱いだよね??
流石に毎日は無理だけど、休みの日なんかには着ける俺も俺・・・
だってデザイン的にもカッコいいし、正直、シグに拘束されるのは嫌いじゃない。
うん、そんな感じで俺とシグも幸せです。
「番外編 湖畔の城 シグ×ユイ編」 完
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アルファポリス様ではあまり人気がない気がしますが、シグ×ユイのえちえちは一番力を入れて書いてますw
だってドS大好きなんだものっ!!
共感してくださる方がいらっしゃれば嬉しいのでですが…
ルコ
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