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エイプリルフール
今日は04/01エイプリルフール!
嘘をつくのはあまり好きでは無いけど、一条様に今までされた意地悪を返さないと気が済まない!!
放課後に一条様を教室に呼び出して、嘘の告白してやる...クックック...
そして、授業が全て終わり放課後...
事前に、一条様の教室にお邪魔して手紙を入れて置いた
予定通り一条様は来てくれた
「ゆず?」
「一条様、実は...好きなんです!付き合ってください!」と嘘の告白をした
「・・・あんなに嫌がっていたゆずが?これは...夢か?」
「なんちゃって!うっそー!今日はエイプリルフールですよ!一条様!クックック...」
「ん?エイプリルフールはもう終わったぞ」
「え...」エイプリルフールが終わった!?
「いや、エイプリルフールは午前中までじゃないのか?」
た、確かに、昔そんなことを聞いたような気はするけど...
「あ、それ嘘返しですか?」
「いや、本当のことだ。」
「み、ミスったァァァ」
「ってことは?付き合えるってことでいいんだよな?…」
「はい!?ぼ、僕は嘘の告白しただけなんで...」
「嘘?じゃあ嘘ついたお仕置きしないと」
そんなぁぁぁ〜
「当たり前だ。そうだなぁ〜お仕置きは...キスでどうだ」
「き、キス!?そ、そんなことで許せるんですか!」
「あぁ、十分にな」
「もちろん、ゆずからだぞ?」
「うぅ...まぁ、嘘ついちゃった罪悪感もありますしやりますよ」
一歩づつ、一歩づつ、噛み締めて、一条様に近づいた
一条様の顔が目の前に来て、緊張しながら“唇にキス”をした
超恥ずかしい.../////
直ぐに離れて「もう行きますから!あの告白は無しでお願いします!!!」
「わかったよ。残念だがな、キスが奪えただけでも満足だ」
かぁー...///// エイプリルフールが午前までってのもミスったし、もう一条様に顔見せられないよ〜
エイプリルフール編END
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