86 / 88
※こどもの日
⚠️注意⚠️
一次創作ですが、幼児化するのが苦手な人は本文に関係ないお話ですので飛ばしてください
※昨日、こどもの日なんですけど、今日思いついてしまったので今日投稿させてください。本編は明日以降投稿します🙇♀️
***
ピピピピ…ピピピピ…今日も同じ時間帯に目覚まし時計がなった
パチッと目を開ける。今日も学校か… 何事もなく過ごせれば1番嬉しいんだけど…と思いながらベットを降りた時、違和感があった
身長は低い方だけど、こんなに低かったけ?
ベットを降りて立ち上がると、目線とか全然違うし、パジャマがぶかぶか
「???」
手も小さくて、足も小さい。これってまさか、こどもになっちゃった!?
赤ちゃん返り?的な感じ?
翼くんに聞いてみるか…
寝ている翼くんの顔をぺちぺち叩くと「ん?ゆずたん?おはよぉ~」と言って起きてくれた
翼くんがベットから降りて、ん~と背伸びをして辺りを見渡す
「あれ?ゆずたんがいない」
身長低いから見えてないんだ…「こっち!翼くん!」と少し大きな声を出すと「どっち!?」と聞き返された
下なんて言いたくなかったけど、相談したいから「下だよ!下!」と言うとやっと気がついてくれた
「ん?パラレルワールド?なんでゆずたん小さくなってるの?」
「それが、わかんないんだよ…僕にも」
「ふーん、というか!抱っこしていい!?超可愛い!!!」と興奮した感じで近づいてくる
「これじゃあ、まともに歩けないからいいよ」と言うとすぐに抱っこされた
「ん~可愛い!大人なゆずたんも可愛いけど、ちびゆずたんは、もっと可愛い。天使だね」
「ちびゆずたん…言わないで」
元々チビだからいいけど、いじめられてた時にちびちびめっちゃくちゃ言われたことがあって、それからチビってのが嫌いになったから…あまり言わないで欲しい
「で、ちびゆずたん、学校どうするの?ここにいる?」
もし、一条様にバレたら大変なことになるから…学校行くのやめとこう
「休む!」
「ちびゆずたん、学校行くことも大事でちゅけど、いいんでちゅか?」と頬をぷにぷにしてくる
「いいの!!!今日は、例外!!」
「えぇ~でも、この可愛さを一条様に見せたいからやっぱり行こ!今のちびゆずたんだったら絶対に、僕の力に勝てないしね」と勝ち誇ったように言う
「・・・そうだけど、絶対に一条様に見られたくないんだよ!」
「はいはい。今のちびゆずたんに言われてもなんにも響かないから!じゃあ、準備するから」と言って僕をベットに置いて着替え始めた
「ちびゆずたんは、小さいから上だけで十分だね!」
「うん…」
何とか、一条様にバレない方法ないかな…
「よし!速攻で着替えれました!ちびゆずたん、ズボン脱いで」と言われたけど、元々脱いでるし…
そして、翼くんに抱っこされて「しゅっぱーつしんこう!」と部屋を出た
校舎に入って、教室に置かれても誰もなんにも言ってこないと思ったら唯くんが来た
「ん?ゆずくん?」と不思議そうに顔を覗き込んでくる
「うん、唯くんおはよぉ~」
「ええっと、どうしてそんな感じに?」
「なんかわかんない。この世界のバグ?」
「大変そうだね~」と同情する
「大変だよ。ここまで運んできてもらってるし…」
「ねぇ、抱っこしてもいい?高い高ーいとか!」
ダメって言っても多分するだろうから「いいよ!だけど、危険なことはしないでね」とだけ忠告しといて、抱っこされた
高さとかに驚かないし、ただ抱っこされてるな~ぐらいしか思わない
数分ぐらいで満足したのか「ありがと、ちびゆずくん」と言って降ろされた
ちびゆずくん…どこでそれを…
そして、唯くんは、自分の席に戻って行った
次に来たのはかおりくん
「おっはよぉーゆず!!っていない」
「ここだよ!下…下」と言うと伝わり顔を覗き込んできた
「おぉ?ゆずなのか?ちびだな!略してちびゆず!」
なんで、略してちびゆずになるのか…
「ふぇ~」と言って急に抱っこさせられて、上に持ち上げられる
「ちょ、かおりくん!?そ、そんな…危険なこと…」と言ったけど、少し投げられる
「ちょ!ダメだって!」
「ちびゆず、かわよ~」と言いながら落ちることはなかったけど、だいぶ疲れた
そして、何とか一限から四限まで終わった
問題はお昼タイム
もちろん、ちゃんと一条様が来てしまった
「ゆず、小さくなったな」
「うるさいです。この世界のバグを僕が背よってるだけなんで!」
「そうなのか…」と言って僕を持ち上げた
「んぎゃぁ!持ち上げないで!」
かおりくんと翼くん、唯くんは同じぐらいの背丈だったから良かったけど、だいぶ高いところまで来てしまった
「怖い…」と泣きそうになる
景色を見ないように、一条様の胸に頭を埋める
「何だこの天使は」
「天使じゃないでしゅ…怖い…」
「怖いことはさせたくないが、しがみついているゆずを見るとどうしてもしたくなるな」
「やめてください…」と半泣き状態
子供になったからなのか泣き虫ぽくなる
「・・・わかったよ」と了承してくれた
そして、一条様のお膝に座らされて、ご飯を食べさせられる
無理やり手を繋がされたり、どこからかスマホが出てきて、色んな角度から撮られて、ご飯中も撮影された
「ゆずの手は小さいな…赤子みたいだ」
「うるしゃい!もぐもぐ…大きくなったら…殴る」と言うけど「今殴ってもいいんだぞ?」と逆に煽られる
もうこんな体嫌だ『早く治って欲しい』そう思ったのだが、ご飯を食べ終えた時に一条様に「ん?さっきより、ゆず縮んでるな」と言われてしまった
「縮んれる?しょうれしゅか?」
「呂律だって回ってない」
確かに、さっきより服がぶかぶかしてるし、呂律も回ってない
縮んでるね…確かに…幼くなってる?
「やはり、経過観察したいな…」と言い僕は一条様に持ってかれることになった
授業は出席にしてくれるみたい
一条様専用ルームに到着した
ストローの着いたリンゴジュースのパックを渡されてちゅぱちゅぱ飲む
「ちゅぱちゅぱ…これおいちぃ!」
リンゴジュース久しぶりに飲んだけど、格別ですなぁ~なんて浸っていると、いつの間にやら用意してあった、コスプレに着替えされられるところだった
全力で否定した。「ゆずちゃんは!やりたくない!ゆずちゃんは、いやらの!だめっ!」と駄々をこねる
昔、第一人称がゆずちゃんだったからなのか、よく分からないけど、僕って言おうとしてもゆずちゃんになっちゃう
「さぁ、ゆず着替えるんだ」
「やらなぃもん!ゆずちゃんもっとかちょいいヤツ!ほちぃ!」と言ったけど、無理やり着替えさせられた
写真を撮る前に「ゆずちゃん、ムッってかおちゅるから!」
「それでも、可愛いからいいよ」と言いながらどんどん撮っていく
「ねぇ~まら~もう、終わりたいの!ゆずちゃんわ」
「もう少しだけだ」と言ってなかなか終わらせてくれない
着替えさせられてるうちに、だんだん頭も回らなくなってきて、意識が遠のいていった
***
一条side
ゆずがこどもになって半日が過ぎた
今は指をちゅぱちゅぱ舐めている
この世で1番可愛い生物だ
「ゆずちゃ!ぱぁぱ!まんま!ちゅち!」なんて恥ずかしげもなく言う
そして、俺の事をパパだと認識し始めたので、ゆずの写真をママだと思い込ませることに成功した
実質、俺の子供だ
「ぱぁぱ!ぱっぱ!あい!あい!」
「ゆずちゃ!ぱぁぱ…ちゅ…ち!えへへ~」と言ってくれる
何度も思うが、この子は天使か…いや、ゆず自体が天使だから必然的に天使になるな
「ぱぁぱ!ぱぁぱ!」と言いながらはいはいしていく所も完璧だ
「だー!だー!」と言って、すがってくる
多分、抱っこだな…持ち上げて抱っこすると「キャッ!キャッ!」と笑う
色んなことで遊んで、疲れきって寝てしまった
寝る時にも「ぱぁ…ちゅっ」と言って寝てしまった
そのまま、同室のやつに返すなんて、言語道断だ
最後におでこにキスをして一緒に寝た
***
ゆずside
朝目覚めると一条様が横にいた
「これは…夢!?」
服きてないし…もしかして、やった!?と思ったけど、そうだった昨日、幼児化したんだったけ?
いや…幼児化で、そんなことするわけ…一条様ならワンチャン…?
いやいや〜とりあえず、気づかれないように出よ
1発だけペシッと殴っておいて、布団を奪って一条様の部屋をでた
ともだちにシェアしよう!