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プリンの個数
パーティーって誕生日とかだよね?確か…
パーティーってなんだけ?
田舎暮らしだから、誕生日パーティーなんかしたこともないし…。
けど、嫌な予感がする…。断ろ
「そういう、パーティーみたいなことはしたことないし、遠慮してきます。では、失礼します」と言いかおりくんと一緒に帰ろうとした時
「そうか…ゆずの大好物をパーティーで用意したんだが…残念だ…。プリンも俺が食べるとするか…」と聞こえた
うぐぅぅ~プリンに、大好物…
いやぁ~だけど…これはプリンの個数で行くか決めよう!
最低3は欲しい!というか、想像しただけでヨダレが…ジュルリ
「一条様、プリンはいくつあるんですか?」
「5個だ。しかも、この前あげたお店と同じやつだ」
この前は1個しかくれなかった、あのスペシャルプリンが5個も!
ん~迷う…。パーティーって何するかもわかんないし…。ん~と考えていたら「おまけに、パーティーの食事にもプリンが入ってる!どうだ!?」と圧がすごい
ん~でもなぁ~
「行ってくれたら、プリン3個追加する!」
プリン3個!
ゴクリっ…プリン8個…。
あっ!でも、最近太り気味だからなぁ~
プリン8個ぐらいいいか!じゃあ…
「プリン8個でいきます!しかも、豪華なお食事が貰えるんですよね!?ジュルリ…。今考えただけでも…お腹が空いてきちゃう」
あっ…つい本音が…
恥ずかしくなって「なんでもないです!なんでも…」と言うと、かおりくんが「え?僕は?僕って行かせてくれないの?」
ん~、僕はいた方がいいし、ついてきて欲しい!けど、一条様、断るよね。多分…
「それは…一条様、どうなんですか?」
「ん?ゆずが連れていきたいなら連れて行ってもいいぞ」
「やった!かおりくん!行けるよ!」
「ほんと!?嬉しいぃ~」と抱きつく
「おい!ゆず!抱きつくのは禁止!」と言う声を無視して抱き合った
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