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ピクニック エナ5*
もう何が何だか分からない。本当になんでこんな事になってるんだろう?
ティムに命令されると頭の芯が痺れたみたいになって、恍惚状態で従ってしまう。普通なら絶対にあんな事しないのに・・・自分でしてる所を見せるなんて・・・しかもイッちゃうなんて?!
もう、僕の体はどこもかしこもとろとろで・・・そんな状態でキスをされたら更に身体の力が抜けて・・・いつの間にかティムの指が二本、僕の尻穴に入っていた。
びっくりして声をあげようとしても、ティムの舌に絡めとられてしまう。痛くはないが圧迫感と違和感が半端なくて気持ち良くなんかない。正直気持ち悪い。だが、ティムが中で指を曲げ、僕の腹側にある箇所を擦った瞬間、身体の奥からビリっと電流が走った。
目の前がチカチカする。そして否応なく反応する僕のモノ。
それに気付いたティムが、唇を離して嬉しそうに言う。
「みぃつけた。ここがエナのいい所だよ?ほら、このしこりの部分。今は刺激が強すぎるかも知れないけど、ここはエナが気持ち良くなれる箇所だからね。覚えておいて?」
ティムの指がそのしこりを執拗に擦って来る。そして二回も出したのに、また勃ち上がって来た僕のモノをゆるゆると扱く。あぁ、扱き過ぎたからかキツい刺激は少し辛かったし、これくらいが気持ちいい・・・だが、中に入った指をバラバラにしてしこりをグリッと挟まれた瞬間、前とは逆の暴力的な快楽に見舞われ、僕はまた吐精した。
「ん、偉いね。上手にイケた。すごく優秀。エナ、覚えておいて?ここにオレのモノを挿れても痛いだけじゃない。痛くないよう、とろとろになるまで解すし、オレのモノでここを擦ったり突いたりしたらきっと気持ちいいよ?それを忘れないで?これで、ちょっとは怖くなくなるといいんだけど・・・」
「洗浄。疲れただろ?少し眠るといい。洗浄魔法はかけたし、服もちゃんと着せてあげるから。あぁ、乳首がちょっと腫れてる。回復魔法もかけておくね。」
そんな声を聞きながら・・・僕はティムの腕の中で意識を手放した・・・
気がつくとフカフカの毛布に包まれていた。そして敷物の上で胡座をかいているティムの足の上に、お尻を乗せた状態で上半身を抱っこされてる?!
「・・・えっ?僕、ずっと抱っこされてたの?ティム、手痛くない?」
「抱っこって・・・エナの可愛いがすぎる・・・おはようエナ。大丈夫だ。これくらい何ともない。ずっとオレの腕の中に閉じ込めておきたいくらいだよ。エナの寝顔も堪能出来たしな。」
ヤ、ヤメテクダサイ・・・
「エナも上手に甘えてるじゃん。良かったね。もぐもぐ・・・」
えっ?ドナ?!いつの間に?しかもちゃっかりブラウニーをノンと一緒に食べている。
「エナ、このブラウニーは美味いな。私好みだ。ほら、ドナ。」
普通にあ~んしてるよ。
「エナ、オレも。」
ティムが口を開けている。
待って?僕起きたとこなんだけど?!
ていうか抱っこから下ろしてくれなきゃ何も出来ないよ。
「ティム、下ろしてくれないと毛布から手も出せない。」
「ん?そうか。なら・・・」
毛布から僕の手を出してくれるティム・・・下ろしてはくれないんだ・・・とりあえず水を飲もう。
僕は手を伸ばして水筒を取る。
だが、蓋を開けた水筒をティムに奪われてしまった。流石にムッとして睨むと、ティムは水を自分の口に含み、僕に口移しで飲ませて来る。
「?!!」
驚きながらも水を飲み込む僕。
「じ、自分で飲めるからっ!!」
「けどオレは飲ませたい。」
何そのオレ様理論?!!
うっ!ドナとノンの視線が生暖かい。
もう一度口移しで飲まされて、やっと解放される。
そして再度口を開けて待つティム。
仕方がないからブラウニーをティムの口に入れた。
「んっ?!美味い!!弁当も最高に美味かったけど、これもめちゃくちゃ美味いな。エナはどこまでオレを惚れさせるんだ?」
し、知らないよっ!!そんな事!
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