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最南の島 エドナ2*〜エナ7

 あぁ、あぁ、ずっとずっと気持ちいい・・・思考がままならない。 背後から貫かれて上半身を起こされ、背面座位の体位になってからは、本当にイキっぱなしになった。僕のモノと乳首を拘束され、酷い仕打ちなのに今までで一番欲情したかもしれない。 多分ティムノンは、乳首への拘束はそれほど痛くないように加減してくれていたはずだ。けど僕はそのシュチュエーションだけでイッてしまった。精神的な愛撫も激しかったけど、それ以上に乳首を拘束されている状況に興奮した。 そんな状態で深いキスをされお互いに貪り合いどちらのものかも分からない唾液を飲み込んだ瞬間、ティムノンの意識が僕の意識を蹂躙し尽くす・・・・ ・・・・エドナ、エドナ、エドナ、エドナ、エドナ、好き、好き、好き、好きだ、好きだよ、好きすぎるんだよっ!!愛してる、オレの番、オレだけのエドナ、あぁ、愛おしい、けど虐めたい、食べてしまいたい、物理的に頭からバリバリ食ってしまいたいくらいだ・・・そんなオレを受け入れて?エドナの全部をオレで満たしたい・・・・・ ティムノンの気持ちが痛いほど流れ込んで来て、僕はイキ狂う。 僕の感情もティムノンに流れ込んでいるはずなのに、もうそんな事はどうでもいい境地にまで駆け上がっていた。 僕はひたすらイキ狂う。尻尾の付け根を揉まれながら、自重でガッツリと咥え込んだモノに背後からグリグリと奥を刺激され、僕の穴は内壁をキュウキュウと収縮させてティムノンのモノを締め付けてしまう。更に翼の根元を甘噛みされ、拘束された乳首を捏ねられ・・・重ねられた唇からなだれ込んで来るティムノンの愛情に溺れながら・・・僕はひたすらイキ狂う。 そんな中でティムノンが吐精した。内壁の最奥にビュクビュクと熱い液体がかかると同時に、僕は体中をティムノンに支配される・・・細胞の一つ一つまで犯されている感覚。決して嫌じゃない。だってこれは僕が望んだ事だから。すべてをティムノンにあげたかったんだ。あぁ、僕は今ティムノンの一部。肉体の境界線までもが曖昧だ。いつの間にか体の向きを変えられていた。僕たちは繋がったまま抱きしめ合い深い深いキスをする。僕は尻尾をティムノンの体に巻き付け、翼で二人の体を包み、更に一つになろうと試みる。 体だけでなく精神的にもより繋がりが深くなり、僕たちはもともと一つだったんだって気付いた。あぁ、これが番か。僕はティムノンの番だ。だって僕はティムノンの一部だから。 長い長い吐精が終わり完璧な一体感は薄れていくものの、僕たちの繋がりはまだまだ消えない。 少し落ち着いて来た僕の体をギュッと抱きしめ、ティムノンが言う。 「エドナ・・・気持ちいいね。オレを受け入れてくれてありがとう。」 「・・うん、ずっと一つでいたい。気持ちいいよ。ティムノン、本当に大好きだよ・・・」 ゆっくりとティムノンの腰が動き始める。中のモノはすでに硬さを取り戻しているようだ。 拘束されていた乳首も解放され、赤く腫れ上がった粒を優しく、優しく舐められる。そのとてつもなく優しい行為とともに、ゆっくりゆっくり中を掻きまわされ、僕はまたイキ続ける・・・・  僕がエナとして正気に戻ると完全憑依は解けていて、ドナとノンが重なるようにしてベッドの端で寝ていた。ティムはいないな。どうしたんだろう。 ベッドから身を起こし、立ち上がろうとした所でティムが来た。 「おはようエナ。隣の部屋に食事を用意したよ。食べられる?回復魔法はかけたけど流石に三日間はヤリ過ぎたな。」 三日間??!!! 「そ、そんなに時間が経ってるとは・・・そりゃお腹もすくよね。」 急に空腹を感じてベッドを下りる。うん、多少フラつくけど足腰は立つ。けどこれ上位の回復魔法じゃなきゃ絶対起き上がれない状態だよ・・・ そんな僕を当たり前のように抱き上げて隣の部屋に連れて行ってくれるティム。 「果汁とかは途中で飲ませてたんだけど、ちゃんとした物を食べてないからな。あぁ、口移しでのアイスクリームは喜んでペロペロ舐めてたな。白猫なエドナが可愛いかった。」 やめてっ?!一気に顔が赤くなる。いたたまれなくなってティムにしがみつき顔を伏せる。 「・・・エナ、また犯すよ?」 や、やめてください・・・ご飯食べたいです・・・ ティムの膝の上でスープを飲み、柔らかく調理された肉や卵料理を口に運ばれる。恥ずかしいけど食欲の方が勝った。一生懸命咀嚼する僕をティムが満足気に見ている。 徐々に頭も動きだし、色んな事が気になって来る。 エドナ診療所を五日間休みにしておいて本当に良かった。エリン様はどうしたんだろう?父さんと一緒に開けてくれたりしたのかな? 「心配しなくても父君は歓迎会の次の日には帰ったみたいだぞ。エリンも一緒だ。診療所はエナが来る日までは休むようだし安心しろ。」 あぁ、ちょっと安心したよ。

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