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第18話

ただいまと、声をかけても悠からの返事はない。電気はついているのでどこかの部屋にいるのだろう。 リビングを見るとソファに座り眠っている悠がいた。 少し口を開けて寝ているのが可愛い。今のうちにシャワーを浴びようとバスルーム行った。バスルームは濡れていたので、少し前に悠が使ったんだなと思うと、興奮してしまう。 ソファで寝ていたので気配ですぐに起きてしまうだろうかと思い、急いでシャワーを浴びて出ていくが、悠はまだ寝ていた。 キッチンで水を飲んでいたら、悠がいつも書き溜めているノートが散乱しているのに気がついた。 いつもはキチンと置いてあるのに何故だろうと近寄り、ノートを閉じようとした時、ノートから文字が飛び込んできた。 エド、好き、離れたくない、一緒にいると楽しい、好き、ベッドで一緒に寝るのが好き、つむじにキス、好き、メッセージ嬉しい、好き。 ノートに書いてある言葉に乙幡は、たまらなくなり、寝ている悠を起こしてしまった。ああ、同じ気持ちだと早く伝えたいと年甲斐にもなく焦ってしまう。 「悠…俺さ、こんなに…何て言っていいかわかんないくらい好きだって思うのないよ」 本当に何を言っているのだろうか。こんな時に上手く言葉が出てこないなんて、今まで何をやってきたんだと、自分にガッカリする。 それでも悠は笑って、ベッドに寝転んでいる。 昨日、ひとりで扱いていた時に想像した悠が目の前にいると思うと、股間はガチガチに硬くなってしまった。 「悠…」上から覆いかぶさり、キスの続きをする。悠の唇は柔らかいので、その感触でまた乙幡のペニスは大きくなる。 「んんっ…はぁっ…エド…」 悠の股間にごりごりと押し付けている。 二人のペニスがスウェット越しに擦り付けあうと刺激になり、悠は声を上げている。悠のペニスの感触も伝わり興奮する Tシャツの上から悠の乳首を弄った。ぷちっと起立しているのがわかる。横から手を入れ直接触ってみた。小さくてプクッとしている。見たくてたまらなくなり、そのまま上を脱がしていく。 悠の裸体は綺麗だった。想像した通り、恥ずかしがっているから赤みがさしている。そのまま乳首を口に含んで舌で転がした。 「ひゃっ…あああん…いやゃぁ」 「悠…気持ちいい?教えて」 気持ちいい…と素直にこっちを向いて言うので、もう乙幡の股間は収まらない。悠のスウェットとパンツを同時に脱がした。オーバーサイズのスウェットは、すんなり脱がすことができた。 透明の蜜を垂らし、ぴくっと勃起している悠のペニスを見て興奮する。 乙幡もTシャツを脱ぎ、スウェットとパンツを同時に脱いだ。ビキビキと音がしそうなくらい立ち上がり、腹に付く程、天を向いている男根を、悠が驚いた顔で見ている。そんなに見られるともっと大きくなってしまいそうだった。 二、三度巨根を扱くとダラっと透明な先走りが流れた。悠は目が離せないようで、息を飲みつつ見つめている。 「心配しないで、最後まではしないよ」 本当は今にも悠の蕾をほぐして、後ろから奥までぎゅうぎゅうと入れてしまいたいが、そんなことをしたら嫌われてしまう。 今日は一緒に気持ちよくなるだけにしようと、乙幡はギリギリの理性で決めていた。 「悠の手、貸して。握れる?そう、両手で出来る?」 悠を寝かし、両手で二本のペニスを握らせる。握ってもらうと思うだけで、先走りがダラダラと出てしまう。 「エドのおっきくて掴めない。ここも、ここも大きい…」 サワッ、サワッと血管の浮き出た乙幡のペニスを下から上に触るので、思わず悠の腰を押さえつけてグリグリと上下に腰を押し付けてしまった。二人のペニスが合わさり、乙幡が上からゴリゴリと押さえつける。 「はあぁぁあん… でちゃう…」 ちょっとした刺激で悠がイキそうになっている。目を閉じてる顔がエロい。もっと見ていたい。イク時の顔も見たみたいと思っていた。 「悠…ちょっと強くしていい?腰を押さえてもいい?」 「いい…強くして…いいよ…」 上から覆いかぶさり膝立ちになり、両手で悠の腰を押さえつけ、大きく腰を振り付ける。悠の後ろには入れてはいないが、この行為は入れることを想像させる。二人とも興奮しているのがわかるほどだった。 「やぁっ…イク…出ちゃう…」 「ああ、悠…いっていいよ」 悠の両手の中で、乙幡の男根が暴れている。恐らく人並み以上の先走りの量に、ぐちゃぐちゃと水音が部屋に響いている。乙幡の汗が悠の胸に落ちる。 「エド…いきそう?僕…もうダメ…」 「ああ、イキそうだよ。悠…握ってて」 悠のペニスから精子が流れ出たのを見て、興奮し乙幡が腰を強く振り付ける。 乙幡も遅れて精子を悠の腹まで撒き散らす。興奮しているから射精が中々止まらない。 びしゃびしゃになるくらい、悠の腹に乙幡は精子を浴びさせた。 「悠、急ぎ過ぎた。ごめん」 「大丈夫だよ」 タオルを持ってきたり、身体を拭いて綺麗にし、下着を履かせたりしたが、Tシャツとスウェットは履かせなかった。 このまま抱き合っていたい。 一度出して落ち着いてはいるが、すぐにまた覆い被さることになってしまいそうだった。心も身体も気持ちがよく満たさせる。 「悠、好きだよ」 「フフ…僕もですよ」 「お腹すきました?」 「あ、忘れてた。食べてないね。悠は?俺、なんか作るよ。リビング行く?」 リビングに行くのであれば上は着せないといけない。下は履かせないようにしようそこは譲れないしと、乙幡強く思う。 「でも…もうちょっとこのままでいたいな…」 悠が甘えている。やりたい事、得意な事も中々上手く言えなかったのに、乙幡に、このままでいたいと心を開き甘えていた。 喜怒哀楽の喜と楽は上手く言えるようになってきていると、乙幡は思っていた。 「いいよ。もちろん。俺はずっとこのままでもいい。今はご飯を食べるより、悠にキスをしていたい」 その日はベッドから出ることが出来ず、何度も肌を合わせていた。

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