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第54話※
冷蔵庫に入っているゼリー飲料を乙幡は取り出し、悠をキッチン台の前に立たせる。後ろから乙幡に抱きしめられ頬と首にキスをされた。
「あっちに行って取ってくる余裕ないよ。後で怒ってもいいから、今は許してくれ」
冷蔵庫から出したアルミパック入りゼリー飲料の蓋を開け、乙幡は手のひらにゼリーを垂らしている
「ちょっと冷たいかも…お尻突き出して」
悠の後ろの蕾にゼリーを塗りつけている。
指を使い中にゼリーを入れられた。冷たいゼリーが入ってくる。
「ひゃっ…冷たい。ああ…いやぁん…」
「よかった。昨日の余韻があるみたいだ。ここが柔らかくなってる」
ゼリーが蕾の中に入ってくる。乙幡の指の動きと一緒にぐちゃぐちゃと音を立てている。キッチン台に置いてあったゼリーをグチュっと絞り出し、乙幡自身の起立にも塗りつけていた。
「ここに手を置いて、捕まってて」
キッチン台に手を置き、お尻を突き出した格好となる。悠と名前を呼び後ろから挿入された。固い男根がグリグリと奥まで入ってきて、冷たいゼリーがぐちゃぐちゃと、中で音を立てている。
「俺のを口に含むのを想像して、ひとりでやってたの?」
今日の乙幡はしつこい。ちゃんと答えるまで何度も聞いてくる。奥まで挿入されたが、答えるまで動かないでいるらしい。ゼリーも二人の体温で温かくなっていた。
「んんっ、もう…そうだって」
「なあ、ちゃんと教えろよ…何が好きなのか知りたいんだよ。どうされたいとかある?」
中々動いてくれないから仕方がない。悠は、恥ずかしさを堪えて告白する。
「エディの…口の中に出されて飲んでみたい。後は…中の奥に出されると気持ちいい」
何が好きなのかしつこく聞くから告白した。その途端、勢いよく抜き差しが始まる。悠の尻を鷲掴みにして激しく引き寄せている。乙幡の荒々しい腰使いに、キッチン台を掴んでいる手が離れてしまいそうだった。
「や、や、エディ…溢れる。ゼリーが出てきちゃう。やんっ、激しい…」
あまりの激しさに中に入れたゼリーが、お尻から足につたわる。
「俺はキッチンで後ろから悠にこうしたかったよ…エロいな…なあ、ここに俺のを出されるの好き?」
悠のお腹を乙幡が撫で回す。この奥に出されるのを想像して、蕾がキュッと絞り上げてしまう。
「ああん、好き、出されたい」
「ヤベえ…キツイ。悠、ダメだよいっちゃうから緩めて」
「できない…ああ、いきそう」
じゃあベッドに行くかと男根を引き抜かれ、身体を反転させれた。キッチン台に座らされ抱っこされる形になった。エプロンのポケットに残ったゼリー飲料をパッケージのまま入れられる。
「腕は首に回して、絶対落とさないから抱っこしてて。そう、ギュッとしがみついてて、大丈夫だから」
変な格好だけど、抱っこしてベッドルームまで連れて行ってもらうことになる。
抱き上げられたと思ったら、グジュっと下から乙幡はペニスを挿入してきた。深くグッと差し込まれ、その場で二、三度上下に腰を強く突き上げられた。
「やぁぁっ…」
「入った…このまま行くか…気持ちいい?大丈夫?捕まってろよ」
歩く度に悠のペニスはエプロンに擦れ、蕾の中のシコリも乙幡の男根によって擦られる。
不安定な格好のまま動かれると、悠は快感が貫くようになる。
「ひゃっああん…だめぇ…」
乙幡が抱き抱えてくれているが、首に回してる手も離れそうなくらい快感が走り、のけ反ってしまう。
キッチンからベッドルームまでの間、廊下に出たところで、壁に押し付けられ下から腰を大きく振られ叩きつけられた。
ベッドルームまで待てないと、乙幡に強引に壁に押さえつけられる。グジュグジュと廊下に音を響かせて、ゼリーをも床に撒き散らす。
「くっ…たまんない」
「んんっ、やっ、はぁ…」
キスをしながら、下から激しい突き上げを繰り返され、射精しそうになった時、玄関のチャイムが鳴り、二人は驚いて動きを止めた。
「あ、多分俺だ。コンシェルジュに頼んでたんだ」
「えっ、でも出られないよね?」
「うん、無理。つうか、後で連絡するよ」
玄関までかなりあるから聞こえるわけはないとは思うが、人の気配に話声はヒソヒソとなる。どうしたらいいんだろうと悠が慌てている時に、下からズクリと剛直が動き出した。
「えっ?」
「しーっ。声出したら聞こえるだろ?」
耳元で意地悪に囁く。廊下の壁に押し付けられながら抜き差しが始まった。悠は声を上げられず、ずっと堪えることになった。
声は上げていないが、ぐちゃぐちゃという音は廊下に響く。聞こえてしまうのではないかと思うほどだ。
激しい腰の振りに、振り落とされそうだ。下からの突き上げで奥のシコリまで届いて快感が全身を貫く。
「声出せないの興奮する?ここでこんなことやってるなんて知られちゃうよな。ぐちゃぐちゃの音を、聞かれちゃうかも知れないだろ?」
乙幡は悠の耳元でずっと意地悪なことを囁いてる。
「いじわる…ベッド行って…」
「ダメ…このままいけよ、悠…」
不安定な格好のまま、壁に押し付けられ、激しい突き上げをされた。声を出すことも出来ず、それが興奮材料にもなり悠はすぐにピュクッと射精した。
エプロンにシミが大きく広がっていく。
乙幡はそれを見て嬉しそうにしている。
ベッドルームのドアを足で蹴って開けた乙幡は、そのまま悠をベッドに寝かせる。
「ゆーう…かわいい。けど、もうちょっと俺に付き合って」
「もう、エプロン外して、恥ずかしい」
乙幡は、うーんと曖昧な返事をしているが、外してはくれず、エプロンポケットからゼリーを取り出した。
エプロンをペロッとめくると濡れている悠のペニスが見えた。一度イッているからプルプルと滴が垂れているだけだ。そのペニスの上にゼリーの残りをグチャっと絞り出された。
「やっ、なに?なにしてんの?」
「後で俺が掃除するから、ちょっと付き合って。こうやって、ゼリー付けて擦ると気持ちいいだろ?ほら、手を貸して」
ゼリーを付けて自分でしろと言う。恥ずかしいが、擦るとゼリーがクチュクチュと動き、気持ちがよくなる。また悠は勃起してしまった。乙幡の男根も悠の中で大きくなったのがわかる。
両足を持たれ、大きく足を開かされた。腰を回しながら奥まで入れているのがわかる。さっきみたいに激しいのもいいが、ゆっくり強く腰を叩きつけられるのも好きだとわかる。
「悠、俺の方見ながらやって。ほら、両手で擦って。もう声出して大丈夫だよ。誰もいないから…いやらしくて興奮する」
「は、は、ああん、いや、あう…」
気持ちが良くて高い声が出てしまう。乙幡の方を見ながら悠は自身のペニスを扱いている。乙幡の息づかいが荒くなるのがわかる。
「ひとりでする時も声出ちゃう?かなりエロいな…今度出張行った時、悠の姿思い出してひとりで扱くから。だからイクところ見せて」
「や、や、恥ずかしい…エディ…イキそう。お願い…強くして、奥にかけて」
悠のペニスを擦る手が速くなる。後ろからは乙幡の大きなペニスで擦り上げられてるからすぐに、イキそうだった。
乙幡は悠の腰を押さえつけ、激しく叩きつける。肌がぶつかる音がベッドルームに響く。力強く腰を振り続ける乙幡を見て興奮してしまう。
「ああ…俺もイキそう。奥に出させて。
くっ…ヤバイ」
「ああん、エディ…」
悠の精子はゼリーに混じっている。二回目だから多分量は少ないはずだ。
乙幡は一度奥に大量の精子を撒き散らした後、数回腰を振り続け残りも出し続けた。
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