「あ……っ」 前に噛み付いた跡が残る身体を上書きするように、俺は潔にいくつも噛み跡を残した。 所々血が滲み、跡が残せたことに気分が少し良くなった気がする俺は、このまま乳首を甘噛した。 「んん……んっ」 何故コイツは噛み付くたびに下半身のモノが反応するのか変態なのか疑いたくなるが、俺もコイツが声を上げながら反応する姿を見て欲情するのだから、俺も変態になるのだろう。 無理矢理犯した前から比べて反応がいいのは何故なのかは考えるのを辞めた。 「や。あぁ……っン」 裏返る声を聞くと、俺がコイツを乱している支配している、そんな気がして優越感でとても気分がいい。 「お前は俺の下で……、足掻いてる姿を見るのは気分がいい」 潔の両腕を固定し、俺は腰を揺すった。 「あっ、あっ」 最奥を突く度にオクターブ高い声を上げる奴がなんとも言えない良い顔を見せて、俺は昂ぶった。 その昂ぶったぶん何度も腰を揺すり何度も潔の最奥に欲を吐き出した。 「や、やだァ。……ン」 嫌なのはこちらの台詞だ。 お前のせいで、目障りなお前のせいで高みの見物を辞めた俺はどうなる？ どう責任を取る？ 最後の欲を絞り取られた俺も、潔の身体に覆いかぶさるように潰れた。