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第18話
潔の鎖骨に噛み吸い付くとくっきりと跡がついた。
「んん、……痛っ」
奴が感じているのは痛みだけではないのだろう、モノが反応している。
もしも痛みのみで反応する身体ならば、変態だ。
乳首を甘噛し、弄ぶ。
「あ、ん……。や、やめっ」
声が裏返りオクターブ高い声が俺に連動しているようで、身体に震えが走るのを感じた。
期待して揺れる腰を眺めて俺は心の中で言ってやった、何が『やめろ』だ。
一応慣らしてやった穴に俺は反勃つ欲望を押し込んだ。
「あああっ」
潔の身体を犯し続けて数日、奴が挿入れて直ぐに欲望を放つのは今回が初めてのことだった。
「……っは、はは」
俺に犯されて快感を覚えた奴の身体が哀れで可笑しくて。
溜息を付きながら嘲笑った。
俺に支配される潔は顔を歪めて啼く姿が滑稽で気分が良い。
そのまま腰を上下に揺らすと、堪らない快感が俺にも襲ってき。
「やっ、やらぁ。……あ、りんっ」
惨めに啼く潔は目障りだが、嫌いじゃない。
奴の両腕を持って、俺は狂ったように腰を揺らし続け、最奥に欲望を放った。
「っは……」
荒い息を整えながら、横たわる潔の身体の見て俺はまた嘲笑いが込み上げてきた。
「……は、はは」
目障りな奴を支配することが楽しい。
俺はサッカーでもセックスでも潔を喰うことに快感を感じていた。
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