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前魔王ジュン×レン 1
おれの名前はジュン。前魔王をやっていた魔族だ。契約精霊はライオンのキル。
別におれは魔王なんかになりたかったわけじゃない。当時おれより魔力があって契約精霊の格も高い魔族が他にいなかったから、頼み込まれて仕方なく魔王になっただけだ。魔王は世襲制ではなく、契約精霊の格と魔力の多さで決まるからな。
おれ的には魔王なんかより、城のデザインをしたり魔族配信で歌ったりする方がよっぽどいいんだが。
おれは昔から好きに生きて来た。言い寄って来る魔族や人族は山ほどいたし、その中に好みのタイプがいれば一度は抱いた。そして初めて本気で好きになった人族のカコと結婚し、キョウとカグヤを授かった。
だが、おれは何も変わらなかった。結婚しても寄って来るヤツは減らなかったし、おれもスタンスを変えなかった。本気じゃないし一度しか抱かないから別にいいと思っていた。それがカコには浮気と認識される事さえ分かっていなかったんだ。
結果、カコは人族の国に帰った。キョウとカグヤがすでに契約精霊と膨大な魔力を持ち、自分の判断で魔族の国に残ってくれたのは本当に僥倖だった。
おれはカコの気持ちも考えず自由奔放に生き過ぎた事を猛省し、それ以降は簡単に魔族も人族も抱かなくなった。そしてレンに惚れてからは浮気は一切していない。
レン一筋に生きると決めたんだ。
なのに、レンと結婚してからも「一度でいいから抱いて欲しい」と魔族、人族、男女関係なく湧いて来やがる。自業自得とはいえ、そんな状況に完全に嫌気がさしたおれは、キョウが成人するなり魔王の座を押し付け早々と隠居した。元々魔王になりたいわけじゃなかったからな。
今ではレンと二人で静かに暮らしてるいる。幾つになってもレンは可愛い。
マジでレンさえ抱ければいい。
おれたち魔族は二十歳を超えると五年で一歳分しか成長しないから、五十六歳のおれは人族の二十代後半と変わらない。四十六歳のレンも二十代半ばと同じだ。
ヤリ盛りだろ?
さて、おれとレンは今、最南の島に来ている。数年前、ドラゴン族の王子のティムがアキの息子のエナにベタ惚れし、連れて帰った。
そしてそのエナのために建てた城が面白い事になってるんだ。
二階がティムとエナの新居で、一階は魔族用のホテルとして営業しているんだが、なぜかシグが考案した部屋がある。
SMルームと浴室ルーム。
シグが考案し、シグに似た性癖の持ち主のティムが本気で作ったというヤルための部屋。ティムが魔族の国に留学していた時にシグの下で学んだらしく、意気投合したんだと。
最初にこの島に来た時にはまだSMルームか普通の部屋しかなかったから、もちろんSMルームに泊まった。
いや~楽しかったね。おれはそこまでドSではないが、拘束されたレンのエロいこと!!あの姿のレンになら何発でも出せる自信がある。
そして今日は、浴室ルームにお泊りってわけだ。
おれ、風呂が好きなんだよ。いや、正確にはレンと一緒に入る風呂が、だな。長い髪をアップにして、ほんのりと肌が赤く色付いたレンは最高にエロい。
ウチの城にも二人で入れる大きな風呂があるが、この部屋のローション風呂がヤバいと聞いてどうしても来たくなったんだ。
部屋に入って正直驚いた。一応手前に豪華な部屋があるんだが、その奥の扉を開けると最初の部屋の何倍もの広さの浴室になっており、さまざまな風呂がある。
ローション風呂はもちろん、泡風呂、薬草風呂、ミルク風呂、ジェットバス・・・そして風呂と風呂の間には、二人で充分寝転ぶ事が出来る大きなバスマットがいくつもあるんだ。
いいね~どの風呂から上がってもすぐにヤレるってわけだ。風呂にも手すりや背もたれ、座れる階段など、風呂の中でもヤルための工夫がいっぱいだ。
「レン、何してんだよ?早く来い。風呂に入ろうぜ?」
入口でタオルを胸から下に垂らしたまま突っ立っているレンを呼ぶ。おれしかいないのに体を隠しているレン。逆に欲情するってぇの。剥ぎ取って犯したくなる。煽ってるのか?
「えっ?いや、何か広すぎて圧倒されちゃって・・・」
「ほら、まずは泡風呂で体を洗ってやるから。」
おれはレンの手を引いて泡風呂に入る。
キメが細かい泡に包まれたレンが半端なくエロい。
「・・・レン、そのまま立ってみろ。」
不思議そうな顔をして立ち上がるレン。思った通り泡が体にところどころ張り付いて毛皮のようだ。あぁ、いい・・・最高だ。泡の隙間から見える胸の尖りの美味そうな事!
「完全憑依してたら本物の白銀猫みたいだったろうな。」
おれはレンの体に手を這わし、全身を洗ってやる。
「あっんん・・・ジュンさん手つきがヤラシぃ・・・」
「そりゃそうだろ。こんなエロいレンを見て滾らないはずがない・・・」
レンの唇を貪る。お互いに知り尽くしたいい場所を舐め合い舌を絡め唾液を交換する。レンの口の端から垂れたどちらの物かも分からない唾液を舌で掬い取り、上唇、下唇、舌と順番に甘噛みして吸い付いてやる。
いつもよりぽってりと腫れぼったくなった唇を更に吸いながら、手でレンの胸の尖りや首筋、背中を洗って行く。
堪らずに声を上げるレンがエロ可愛いすぎる・・・
「あっ、ひゃうっ!くすぐったい・・・んんん、もうっ!乳首ばっかり洗わないでよ・・・」
「んん?じゃあこっちを洗って欲しいのか?おっ、もう勃ってるじゃねぇか。」
レンの硬くなったモノを軽く扱いてやる。泡を持ち上げるレンのモノ・・・最高にそそるな・・・
「はうっん!んん、ジュンさんも勃ってるじゃない・・・俺もジュンさんを洗ってあげる。」
そう言って泡だらけの体を擦り付けて来るレン。首に手を回し耳を喰み、ピンピンに尖った小さな二つの突起をおれの胸筋に擦り付け、硬くなったモノも太ももに押し付けて来る。
あぁ、もうっ!!!
くっそエロいんだよっ!!!!
普段のレンは見た目はクールビューティーで清楚、話すと優しいお兄さんだ。それがおれとのSEXの時にだけ別人のようにエロくなりやがる。
つまり最高なんだおれの嫁はっ!!!
「ねぇ、ジュンさんの舐めたい・・・泡流していい?」
「ああ。その泡の毛皮はレンによく似合ってるからもったいねぇがな。」
「ふふ、また後で泡風呂に入ればいいじゃない。」
泡風呂から出てレンが二人にシャワーをかける。白い泡が流れ、ほんのり赤く色付いたレンの肌があらわになる。これはこれでいつもの大好物。
レンが跪いておれのモノに舌を這わしてきた。根元を掴み先端を舐めまわしてからかぷりと咥え、鈴口を舌先で刺激して先走りを促される。コプコプと溢れ出て来たおれの蜜の上に唾液を垂らし、親指でクルクルと先端を撫でまわされると思わず声が出そうになる。
それを竿にも塗り込めながら裏筋に沿って舌を這わすレン。そのまま袋まで丁寧に舐めてから喉奥までグッポリと咥えこまれ、たっぷり溜められた唾液とともにジュポジュポと上下に頭を動かされた。もちろん根元は指で扱きながらだ。
しかも時々動きを止め、上目遣いでこっちをチラチラと見て来やがる。
「うっ!!・・・レン、ヤバいわそれ・・・一回出すぞ・・・」
おれの言葉に喉奥をキュッと締めるレン。無理強いはしたくないが我慢出来ず、最低限に腰を振って更に咥え込ませてしまう。レンが口から漏れる唾液を啜り上げ、おれのモノも一緒に吸い上げられた瞬間、おれはレンの喉奥へと吐精した・・・
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