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ジャック×マーカス 2
マーカスとトトが完全憑依したマーカスト視点。
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クルーはウロボロス。ウロボロスと言えば尻尾を口に咥えた姿がスタンダードだが、普段は普通のドラゴンと同じ姿をしている。黄龍、青龍らと同じく長い龍タイプだ。ただ、尻尾を咥えると自己回復が出来、回復魔法より効果が高いらしい。
そして、クルーと完全憑依したジャックルーは、ウロボロスと同じ姿にも人型に寄せた姿にもなれる。
今はジャックと同じルックスの人型に、龍の下半身が尻尾となって生えている姿。頭にはドラゴンの角、背中にドラゴンの羽根。瞳もドラゴンのそれで、瞳孔は縦長に伸びている。
流石に龍のままだと肉体的には繋がりにくいからな。
「ジャックルーも綺麗だよ。その龍の瞳も尻尾の鱗も・・・」
俺たちは見つめ合い、極自然に唇を重ねる。どちらからともなく空中に浮かび上がり、ふわふわと辺りを漂いながら二人の舌が絡み、貪り合うようにお互いの唾液を啜る。
口の端から溢れるほど大量の唾液をゴクリと飲み込むと、体中の毛がブワリと逆立つ感覚とともにジャックルーの意識が俺の中になだれ込んで来る。
・・・あぁ、愛しいオレの番。オレのマーカスト、いくら愛しても愛されても足らないよ。オレはお前を食ってしまいたい・・・
・・・いいよ?俺はジャックルーのものだから。むしろ捕食されたいくらいだ。俺を食ってよ・・・
龍の瞳がギラリと獰猛に光り、精神的な愛撫が続く。圧倒的な強者から支配される快感と、そこに混じる俺への愛の深さに溺れそうになっていく・・・ジャックルーという人格にマーカストの精神が犯され侵略されながら、いつの間にか俺のモノは完全に勃ち上がり涎をタラタラと垂れ流していた。
木の上にあるスペースに降り、着ていた服を脱ぎ捨てる。精神的な繋がりだけでは満足出来なくなった俺は、肉体的な繋がりを求めて四つん這いの姿勢で尻尾を揺らし、ジャックルーに懇願した。
・・・早く、早く俺を食えよ・・・
・・・あぁ、すぐに食ってやる・・・
唇を離し、頸や翼の付け根を甘噛みされ、手では乳首を捏ねられる。
「甘い、甘いな。マーカストの体はどこも甘い。この真っ赤な小さい果実も食べ頃だな・・・」
乳首に軽く歯を立てられ、ドラゴンの牙で突くように両乳首を虐められ、俺は堪らず声を漏らす。
「ひぃぃやぁぁぁぁぁぁぁっっん!!」
更に尻尾を持たれ、付け根を揉むように摘まれ、それだけでイキそうになる。
「まだだろ?ここにオレを受け入れるまで我慢出来ないのか?洗浄。」
俺の尻穴に洗浄魔法をかけ、香油を塗した指で解していくジャックルー。
その間も牙の生えた口で尻尾の付け根や翼の付け根をやや強めに噛まれ、乳首を龍の尻尾で嬲られた俺はジャックルーの指を締め付けてしまう。
「すぐに挿れられるようマーカスの尻穴にプラグを挿れておけば良かったな。」
・・・やめてくれ・・・普段なら絶対そう思うジャックのセリフに、そうしておけばすぐにジャックルーのモノを挿れてもらえたのに・・・なんて思ってしまい、精神的に繋がっているジャックルーにそれがバレた。
荒々しく解された尻穴から指が抜かれ、血管を浮かせビッキビキに勃ち上がった剛直へ香油をぶっかけたジャックルーに、先端をあてがわれる。そして、切羽詰まった様子でジャックルーは俺の背後から一気に貫いてきた。
「ぐっっ!!あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」
その瞬間、ずっとイクのを我慢していた俺のモノから白濁が漏れる。
それを指で掬い、ペロリと舐めながらジャックルーが言う。
「あぁ、マーカスト、マーカスト、嬉しいよ。オレも本当に愛してるから・・・」
どうやら白濁から俺の意識を読み取ったようだ。そして激しい抽挿が始まった。
バチュンバチュンと木の上から、肌がぶつかる音が広い屋内にこだまする。
しこりを擦られ、奥の壁を突きまくられ、翼を震わせながらただただ喘ぐ俺。
ジャックルーのモノから先走りが溢れ、その体液からまたジャックルーの意識がなだれ込む・・・
・・・堪らないな。このまま突き上げて腹の内臓まで犯したい・・・この綺麗な漆黒の翼も噛みちぎりたい・・・あぁ、マーカスト・・・愛してる・・・
物騒な事を思われているのに、ジャックルーにならそうされてもいいと思える俺。
精神的にも蹂躙されながら奥の壁をこじ開けられ、ジャックルーの先端で結腸を犯された。ズポッと最奥の窄まりに先端が嵌まり、そのままそこを突かれるとあり得ない快感に気が狂いそうになる。
更に尻尾の先で乳首を嬲り、手ではおれのモノを扱くジャックルー。
俺のモノの先端からは勢いよく白濁が吐き出され、そのままうねる内壁をひくつかせながらドライでも思いっきりイッた。
「ひぃぃあっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!やら、やら、奥グポグポやめてぇぇ・・・全部いっしょは無理ぃぃぃじぬ、死゛んじゃうよぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」
「マーカスト、上を見上げて?」
四つん這いで頭を布団に付けたままチカチカする視界に耐えていた俺だが、言われた通りに頭を上げて上を見てみると・・・そこには満天の星・・・・
「この部屋の屋根は魔法で開閉する事が出来るんだ。今日は晴れて良かった・・・うっ、マーカスト・・・もう出すよ。最奥で受け止めてね・・・」
俺は落ちてきそうな星空を眺めながら、ジャックルーの熱い熱い体液を受け止める。最奥の窄まりに放出される感覚だけで更にドライでイキ狂っている俺に、ジャックルーの強烈な意識がなだれ込み、完全にジャックルーに俺自身が支配されていく・・・
・・・マーカスト、マーカスト、オレの番、あぁ、好きすぎて食らいつくしたい・・・マーカスト、マーカストはオレのものだ・・・そしてオレもマーカストだけのものだよ・・・・
二人の意識と境界線が曖昧になっていく・・俺たちは一つの存在となって星空に包まれながら・・・ひたすら繋がり、交わり続けた・・・・・
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